週明け相場…生きているうちに見れるなんて…という感じですが、日経平均株価が33年ぶりに32000円を突破となりましたね!
先週末の米国市場は「前回のブログ」にも記載していますので簡単に記載させていただきますが、5月の雇用統計では、非農業部門の就業者数が前月から33万9,000人増加、伸びは前月の29万4,000人から加速。市場予想(19万人)を大幅に上回り、くすぶっていた景気後退懸念の払拭に繋がりました。
そして今回の雇用統計では、平均時給の上昇率が重要視されており、平均時給が下回ったことが好感されたと言えます。雇用統計の結果からも6月利上げは見送られる可能性が高まりました。
そして米上院が1日夜に米債務上限の効力を2025年1月まで停止する「財政責任法案」を可決となり、米国のデフォルトが土壇場で回避されたことも投資家心理を好転させリスクオン姿勢となり大幅高となりました。
日本株は33年ぶり32000円突破!そしてグロース市場も+2.59%の上昇!!
週明けの日本株は、米主要3指標が上昇した流れから買い優勢のスタートとなりました。週末の日経平均先物が32000円にタッチする上昇となっていましたので、強烈に買いが入るのは分かっていたことですが、ディフェンシブ株が売られはしましたがもうどれもこれもイケイケという動きでした。
為替市場でドル円が140円台と再び円安進行となってきたのも安心感を誘ったと言えますが、メジャーSQで下方向とみての売り方を完全に焼きにくる動き、終日買い優勢の展開となり日経平均株価は終値32,217.43円、先週末比+693.21円、TOPIXは終値2,219.79ポイント、前日比+37.09ポイントとなりました。
新興市場はスタンダード市場は、値上がり927銘柄、値下がり352銘柄、東証グロース市場は、値上がり408銘柄、値下がり98銘柄と全面高となりました。
日本株の動きを筆者はこう見る!
強いというかエグイ!もはやそんな一言しかでません。
空売り比率は引け後40.8と警戒ラインですが、25日騰落レシオは115.52と過熱感はそこまでという感じです。
今の状況を改めて見ましても海外投資家は先々週、5月22~26日、日本株を約5,800億円買い越ししており、現物と先物の合計で4月以来の買い越し額は7兆円を超えとなっています。
株価いつ下がるんだろう…?と考えている投資家は多いかと思いますが、確かに現状はスピード違反の上昇ですが、海外投資家が現物での保有がかなり多い!
これは中長期で日本株の魅力が高いという判断をしている一つの要因ですし、何よりも植田日銀総裁は大規模金融緩和を当面は継続するとしており、黒田総裁からバトンタッチを上手く引き継いでいる状態です。
そして経済の出遅れでまだまだ投資妙味が高く、政治、経済共に安定しているというのも海外投資家の高いポイントとなったと言えます。
勿論切っ掛けを作ったのは、米著名投資家のウォーレンバフェットさんの「日本株買い宣言」からではありますが、日本株でPBR(株価純資産倍率)1倍割れ企業が半数を超えているというのも非常に魅力的なポイントだったと言えます。
メジャーSQまでに加速的に上がっているとその後に大きな売りがという懸念はありますが、早く下がれ!ゴリゴリに買い入れてやる!という姿勢の投資家が多い以上はそう簡単には下がらないのでは?と思うところです。
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日本株の見ておくべき注目ニュース!
★政府が水素基本戦略の内容が明らかに!!
次世代のエネルギーとして注目される水素の開発や普及に向けて、政府が6年ぶりに改定する「水素基本戦略」の内容が明らかになりました。
今後15年間で官民で15兆円を超える投資を行う予定で、水を電気分解して水素を作る「水電解装置」や、自動車やデータセンターでの活用が期待される「燃料電池」など9つの技術を戦略分野と位置付け重点支援するとしています。
関連銘柄では日揮HD(1963)、山王(3441)、荏原(6361)、加地テック(6391)
★政府が花粉症対策としてスギ花粉の発生量を約30年後に半減させる方針!
政府は、花粉症対策としてスギ花粉の発生量を約30年後に半減させる等抜本的な花粉症対策をまとめた模様です。岸田文雄首相は「一朝一夕で解決するものではなく、しっかりと将来を見据えて取り組みを着実に実行する事が必要」と話しています。
関連銘柄では住友林業(1911)、タマホーム(1419)、日本製紙(3863)
少子化対策、半導体といった国策関連の本命テーマもですが上記テーマ関連も目をつけておくのが宜しいでしょう。
大型株は勿論ですが、グロース株も本日は活況となっており、いよいよ個別銘柄が盛り上がってきそうな雰囲気となっています。
そこで本日の注目銘柄ですがグロース市場の今後の急騰期待の高い注目しておくべき銘柄を記載致します。
億トレサラリーマンの注目銘柄 デルタフライ(4598)
デルタフライは東証グロース上場、徳島市が拠点の抗がん剤に特化した2010年設立、独自の「モジュール創薬」に基づく抗がん剤の研究開発を進める創薬系ベンチャー企業です。
既存の抗がん剤などをモジュール(構成単位)として利用し、創意工夫を加えアセンブリ(組み立てる)することで臨床上の有効性と安全性のバランスを向上させた新規抗がん剤を創薬する。前臨床試験および臨床試験を実施し、製薬会社に医薬品の開発権および販売権などを許諾して提携関係を構築し事業を推進しています。
12年、抗がん剤候補化合物DFP-10917の米国での第I相試験を開始。15年、DFP-10917の米国での第II相試験を開始。17年、日本新薬とDFP-10917の日本における独占的ライセンス契約を締結。22年、日本ケミファと抗がん剤候補化合物DFP-14323の日本における独占的ライセンス契約を締結。
同社のテーマですが、「バイオテクノロジー関連」 「医薬品関連」 「創薬」 「抗がん剤」 「バイオ抗がん剤」に該当します。
依存先はケミファ (100.0%)となります。
デルタフライが大化けとなる要素は?年間700億の売上見込みの「DFP-10917」3相のイベドリ狙い!
同社のパイプラインDFP-10917(がん細胞周期調節剤)は、再発・難治性の急性骨髄性白血病に適用する抗がん剤で、2019年4月に米国で臨床第3相試験が開始されていますが2024年3月期に米国FDAの承認を取得し、上市を目指すとしています。
そのDFP-10917ですが、昨年まで新型コロナウィルス感染症の影響を大きく受けた他、対象の R/R AML の患者の多くは、 全身状態が極めて悪く、症例登録に時間を要していましたが、米国の38施設の治験 責任医師と関係者の協力のもと、目標の 150 症例の登録が完了しています。
難治性または再発の急性骨髄性白血病の患者を対象に実施中のDFP-10917の臨床第3相比較試験について、来年1月頃を目途にデータカットオフを行い、来年2月頃に中間解析データの確定を予定していると発表しています。
対照群との間で有意差が確認でき次第、米食品医薬品局(FDA)と新薬承認(NDA)申請のための一連の作業を並行して行う計画とのことですが、全登録患者の約2ヶ月間のフォローアップ(完全寛解率の確認のため)、更に約 5 ヶ月間のフォローアップ(延命効果の確認のため)を経て、来年1月頃を目途にデータカットオフを行い、来年2月頃に中間解析データの確定を予定しております。
ライセンス導出契約交渉は継続して行っておりますが、5月15日付の国内外でのニュースリリース後に高い関心を示した複数のグローバル大手製薬企業との間で、バイオ・インターナショナル(米国・ボストン6月5日~8日開催予定)においても、ライセンス導出契約交渉を進める予定です。
6月5日から8日の間で大手製薬とのライセンス導出契約交渉が上手くまとまれば…非常に魅力的と言えますので億トレ注目銘柄として記載致します。
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※あくまで上昇の見込みがありそう…というだけですのでチラシの裏感覚で見てもらえたらと思います。投資は自己判断でお願いします。
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