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【厳選テーマ株】欧州とサプライチェーン強化で協力!注目度高まる「蓄電池」関連の株価上昇期待1銘柄

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※2025年9月22日のデータを参照しています

こんにちは、億トレサラリーマンです。

社会のあり方を変えるテクノロジーというのは、日々研究開発が進み、みなさんの生活の周りにどんどんと実装されていっています。

今から30年以上も前のこと。1991年にソニーは電力を蓄えて持ち運びできるリチウムイオン電池の量産化に世界で初めて成功しました。それまで、電源は持ち運べないものであった社会から、電源が持ち運べるものに変わり、さまざまなものが小型化して持ち運んで使用できる社会に変わっていきました。

かつては、日本が技術開発をリードしていたリチウムイオン電池分野も、いまでは中国や韓国が世界的に大きなシェアを占めており、日本は大きな遅れをとってしまっているのが現状です。

ある調査(2023年時点)によると、メーカー別の世界シェアは以下のようになっています。

1位:CATL(中国)
2位:LG Energy Solution(韓国)
3位:Samsung SDI(韓国)
4位:TDK(日本)
5位:BYD(中国)

このデータからも分かるとおり、中国と韓国が市場の大部分を占めています。

しかし、最近報じられたニュースで、日本と欧州連合(EU)が蓄電池分野で中国依存から脱却を目指すべく、サプライチェーンの強化やリサイクル促進などで協力するとの報道がありました。

脱炭素社会の実現に欠かせない蓄電池分野だけに、日本政府も安定供給に向けた各種支援策を打ち出しており、国策テーマとしても注目しておきたいテーマです。

今回の記事では、こういった背景から絶対に押さえておきたい蓄電池関連の株価上昇期待1銘柄をご紹介します。リチウムイオン電池だけでなくさらなる進化が期待されている全固体電池など、蓄電池分野は今後の社会において重要な役割を担うものであるだけに、投資家からの注目はまだまだ集まるでしょう。

◆GSユアサコーポレーション(6674)

GSユアサコーポレーション(6674)の株価チャートの画像

東証プライム|PER10.0倍|PBR0.95倍|利回り2.44%|時価総額3,298億円

※2025年9月19日のデータを参照しています

◆GSユアサの事業内容

GSユアサは、国内外で有数のシェアを誇る総合電池メーカーです。
知らない人の方が少ない有名な企業で、蓄電池関連というテーマにおいては中核を担う銘柄です。

主力は、自動車用や産業用電池(鉛蓄電池やリチウムイオン電池)および電源システムの製造・販売です。

分野別の売上比率は以下の通り
(2024年3月期実績)

自動車電池(国内):約17%
自動車電池(海外):約45%
産業用電池・電源:約19%
車載用リチウムイオン電池:約15%
特殊電池およびその他:約4%

日本国内50%、海外50%とちょうど半分くらいが海外からの売上になっています。

◆注目ポイント

自動車用や二輪車用の鉛蓄電池では、国内やアジアではシェア1位、世界でもトップクラスのシェアを誇ります。

また、全固体電池の研究開発にも積極的に取り組んでいます。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業」にも採択されていて、大阪公立大学と共同で「先進固体電池開発」を進めています

共同研究の開発項目は以下の通りです。

・高いイオン伝導度と耐水性を両立した固体電解質の開発
・コバルト含有量が少ない高容量正極の開発
・長寿命かつ高容量の負極開発
・大量生産を可能にするセル設計および製造プロセスの開発

また、同社は全固体電池の実用化に向け欠かせない「窒素含有硫化物固体電解質」の開発に成功しています。これにより、イオン伝導度と耐水性を高め、全固体電池の実用化を前進。体積エネルギー密度が従来の1.5倍となるプロトタイプも発表しています。

◆株価推移

株価は、直近で力強い戻りを見せており、足元では3,000円台を固めつつ上昇基調に入ってきています。

下値は3,000円近辺でのサポートが意識されやすく、リスクは限定的でしょう。一方、上値余地としてはまず3,500円が節目となり、さらに投資資金の流入や新しい材料が出れば4,000円を狙う展開も視野に入ります。

特に、電気自動車やカーボンニュートラルという長期テーマに直結している分野であることから、中長期的に注目度が高まりやすく、海外展開や新技術の進展次第では一段の評価見直しもありそうです。もし、業績拡大と株価のモメンタムが重なれば、再び大相場に発展する可能性も十分に考えられます。中長期投資の観点では、押し目を拾いながらじっくり育てていきたい銘柄だと思います。

※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。


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