昨晩の米国市場は、アップルがiPhoneにグーグルの生成AI(Gemini)を搭載する方向で交渉していると米ブルームバーグ通信が報じました。
これを受けてグーグルの親会社、アルファベットやアップルのほか、ダウの構成銘柄ではセールスフォースやマイクロソフトといったハイテク株に買いが波及となりNYダウは終値38,790.43ドル、先週末比+75ドルとなりました。ナスダック総合指数はアナリストによる目標株価の引き上げを受け、エヌビディアがしっかりの動き、その他半導体株、ハイテク株がしっかりの流れとなり終値16,103.45ポイント、先週末比+130.27ポイントとなりました。
筆者は米国株をこう見る。
全体をメジャーSQも通過しましたので悪いという流れはなく、あるとすれば大統領選挙が近づくことでトランプ大統領の過激な発言、後はロシア、ウクライナの地政学リスクといったところでしょう。
個人的には先週末は株式先物取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の3つの取引期限満了日が重なる「トリプルウィッチング」がありましたから、この辺りは…と思っていました。ですがそこまで大きな動きとなりませんでしたし、その後しっかりと上げてきていますし、米長期金利の上昇も指標一巡で落ち着いています。
エヌビディアも旗艦AI半導体「B200」発表するなど、半導体、生成AIは引き続き注目が集まりやすそうです。
注意ポイントではFOMC(米連邦準備理事会)のパウエル議長が記者会見に臨む。金融引き締めをいつ、どのように転換するかという部分は注目されています。問題ないとは思いますが、どうしてもボラはでやすい相場ですので、急変動も視野に入れて冷静に対応していきましょう。
日銀はマイナス金利解除も大規模金融緩和は継続!日経平均株価は再び4万円突破!!
先日の日経平均株価は凄まじいという上昇をみせたわけですが、先週末比+1,032.80円の39,740.44円ですからね~、日銀が18〜19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除する見通しと伝わり、金融政策を巡る不透明感が後退したことを切っ掛けに先物主導の買いが入ってきたわけですが、ファーストリテイだけで日経平均を181.82円押し上げていましたからね。
そして本日、注目の日銀金融政策決定会合ですが、融政策決定会合で金融機関の日銀当座預金の一部にマイナス0.1%を適用している政策を廃止、政策金利として無担保コール翌日物レートを0-0.1%に誘導する。同時に4-6月はこれまでとおおむね同程度額で長期国債の買い入れ継続するとしました。
日経平均株価は終値36,065.86円、前日比+38.92円、TOPIXは終値2,526.93ポイント、前日比+2.55ポイントとなりました。東証スタンダード市場は値上がり616銘柄、値下がり832銘柄、東証グロース市場は値上がり285銘柄、値下がり228銘柄となりました。
日本株に対して筆者はこう見る。
注目されていた日銀金融政策決定会合も事前の折り込み通りの内容を発表しましたし、日経平均株価は約2週間ぶりに40,000円台を回復となりました。売られていた半導体株も戻して、今日の動き見ても投資家心理が改善されて個人投資家の意欲が回復しています。
これなら月末まで強い動きとなる予想ができます。ドル円も150円台に乗せていますが、ブレると投げが来るという動きにもなりますので、為替動向は注意しながらが宜しいですね。
そして3月配当の銘柄が月末にかけて上昇していくと言えます。後はやっぱエヌビディアが18日開幕した年次開発者会議「GTC2024」で、人工知能(AI)向け旗艦チップ「ブラックウェルB200」を発表した。従来製品より最大30倍高速という。ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、エヌビディア製品を使用する企業に対し開発者がAIモデルを販売しやすいよう設計された新たなソフトウエアツールも発表しています。
生成AIはフェイク動画や色々と問題は出ていますが、需要の高さもありますからね。それでは本日は投資家人気の高いAI関連で注目銘柄を記載致します。
それでは億トレの注目銘柄を記載します。
億トレ注目銘柄 VRAIN Solution(135A)
VRAIN Solutionは東証グロースに2024年2月22日に上場、人工知能(AI)を用いた製造業向け外観検査システムを提供する企業です。同社は自社開発のAIプロダクトを活用して顧客の課題をシステムとして解決するソリューションを提供するAIプロダクト事業と、顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)実現に向けてワンストップで支援するDXコンサル事業の2つとしています。
製造業は年間GDP100兆円!製造業でのAI関連銘柄!それがVRAIN Solution!
AIブームもあり、初値は公開価格を73.5%上回る5,190円で、週明けの26日もストップ高(1,000円高の6,810円)と高騰してのスタートとなりました。その後は全体相場が崩れ売り物もでましたが再び上昇して上場来高値更新!!
同社の創業者の南塲勇佑氏は1992年生まれ。2016年にキーエンスに入社したのち、エムスリーを経て2019年に「ゼットウィル」を設立。2020年にVRAIN社を立ち上げてから業績は堅調、南場勇佑社長は「今後は半導体業界向けが伸びる」と見込んでおりますが、売り上げ、純利益ともに右肩上がり、第3四半期時点での売上高は10億円を突破し、経常利益も4億円に迫っております。
特定の業界だけに使えるAIソリューションを提供ではなく、全製造業がターゲットとしており150社以上の顧客があり、自動車、食品業界中心に電子デバイス、半導体、医薬品など幅広いことを考えても大化けの期待がある銘柄と言えるのではないでしょうか。
※投資は自己判断でお願い致します。
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