
こんにちは、億トレサラリーマンです。
日経平均株価が再び4万円台を回復し、マーケット全体に明るさが戻ってきた中、色々な投資テーマに投資家の注目が集まっている状況です。半導体や生成AI関連といった注目分野への資金流入が続くなか、個人的にここ最近とくに気になっているのが「データセンター関連銘柄」です。生成AIという技術革新の波を支える“土台”となる存在であり、今後の相場の中核テーマになり得ると感じています。
というのも、生成AIの進化によって必要とされるデータ量は桁違いに増加しており、その処理を担うデータセンターの新設・拡張が世界中で加速しているというのは報道されている通りです。日本国内でも同様の動きが加速しており、読売新聞が6月1日に報じた「東京電力ホールディングスのデータセンター事業参入」というのも見逃せない材料といえるでしょう。報道によれば、東電は2027年度にも本格参入を予定しており、自社開発の省エネ技術を用いて、空調などの電力消費を従来比で4分の1まで抑えるとのこと。柏崎刈羽原発の再稼働が見通せない中、新たな収益源としてこの分野に本腰を入れていく構えのようです。
このように、大手電力会社すらも動き出すほど、データセンター関連は今まさに“次の主役”になろうとしています。実際、AI処理には大量の電力が必要とされるため、データセンターの増加とともにインフラ整備、冷却設備、電源供給体制の強化といった分野への投資も一気に進むと予想されます。つまり、ハードそのものを手がける企業だけでなく、周辺環境を支える技術・サービスを展開する企業にも広く恩恵が及ぶ構図となっているといえます。
データセンター関連は、今のうちから仕込んでおくことで中長期的な成長をしっかりと取り込めるチャンスがあるテーマだと思います。日本でも今後も新設ラッシュが見込まれており、建設業者、電設資材、空調機器、そして消費電力を制御・監視するためのITインフラなど、広範囲な企業にビジネスチャンスが生まれる可能性があるでしょう。
今回は、そういった背景を踏まえながら、今まで当ブログではまだご紹介していなかったデータセンター関連の注目銘柄を1つ、厳選してご紹介したいと思います。表面的な話題性だけではなく、確かな成長性とテーマ性を兼ね備えた企業こそ、これからの相場で息の長い上昇を狙えるはずです。AIが社会のインフラになっていく時代、その根幹を支える企業を、いまのうちからじっくりとチェックしておきましょう!
※2025年7月2日のデータを参照しています
【厳選テーマ株】生成AI急速普及で需要爆増の「データセンター関連」 - 厳選注目1銘柄
東京エネシス(1945)

東証プライム|PER13.3倍|PBR0.66倍|利回り4.19%|時価総額476億円
東京エネシスは、電力・エネルギー関連施設の建設、保守、運転管理を主力とする総合エンジニアリング企業です。東京電力グループの一員として、発電所の建設・メンテナンスや送変電設備の工事など、日本の電力インフラを支える重要な役割を担っています。長年にわたり培ってきた電力設備に関する高度な技術力と、安全・品質管理体制が同社の強みです。
主力事業は、火力発電所や原子力発電所の建設・補修工事、再生可能エネルギー発電施設(太陽光、風力など)の建設、送変電設備の設計・施工、さらには電力施設の運転・保守サービスなど多岐にわたります。特に、既存電力インフラの維持更新や、カーボンニュートラル社会に向けた再生可能エネルギーへの転換が進む中で、同社の技術と経験はますます重要性を増しています。
近年、データセンター関連の事業も注目されています。これは、AIやIoTの普及に伴うデータ量の爆発的な増加により、データセンターの需要が世界的に高まっていることを背景としています。東京エネシスは、電力供給の安定性が極めて重要となるデータセンターにおいて、受変電設備や非常用発電設備など、電力供給システム全体の設計・施工・保守サービスを提供しています。電力インフラで培った信頼性の高い技術とノウハウを活かし、大規模データセンターの安定稼働を支えることで、DX推進をインフラ面からサポートしています。データセンター建設ラッシュに伴う電力需要急増を背景に同社の事業は安定した収益基盤になると考えられます。
足元の株価は、13週・26週・52週すべての移動平均線を上抜けており、テクニカル的にはトレンド転換から本格的な上昇局面入りの可能性が高まっています。直近高値の1400円台も視野に入り、そこを突破すれば1500円台へのチャレンジも期待できます。データセンター急増による電力需要を背景に、株価レベルをさらに上に押し上げるトレンドになる可能性も十分に考えられる水準でしょう。下値は1200円前後に各移動平均線が密集しており、押し目買いの意欲も強くなるポイントといえます。中期的には高値圏での強いモメンタムを維持しやすいチャート形状であり、好業績やテーマ性があれば一段高も十分見込める水準です。
短期的な調整があったとしても中長期的な投資価値は高いと判断しています。ポートフォリオへの組み入れを強くおすすめしたいイチオシ銘柄です。相場の流れを見極めながら、ぜひ検討してみてください。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
「億トレサラリーマンのここではかけない特別銘柄をLINEで配信しています。宜しかったらLINE登録お願いします。」

億トレサラリーマンの「無料銘柄でも高いパフォーマンス!期待のテーマ株を多数配信する」注目するべき投資顧問一覧はコチラ↓
株情報サイト&メルマガ情報

橋本罫線考案者の故・橋本明男さんの意思を引き継ぐ稲垣社長や、グローバルな見地からコラムを執筆する王さんなどバラエティに富んだサイト。無料登録で「テンバガー候補銘柄」などプレゼント中。

高山緑星こと前池英樹さんが社長を務めるサイト。「2036年までの未来予測」を完了しているとしており、本当に株価の動きを読むのが上手い人と感じています。無料銘柄でも大きく勝てる可能性あり。

グラーツ投資顧問は、相場の福の神 藤本さんのコラムやカブ知恵代表取締役の藤井英敏さんのコラム「投資の方程式」などを無料掲載しているサイト。アドレス登録で「大本命3銘柄」を無料提供。