株プロサラリーマンの注目銘柄
昨晩の米国市場は、FOMC前ですが、午前に発表された9月の雇用動態調査（JOLTS）で非農業部門の求人件数が前月比で2カ月ぶりに増え、市場予想を大幅に上回る内容となった事からFRBのタカ派姿勢が続くとの観測が広がり利益確定売りが入る展開となりNYダウは終値32,653.20ドル、前日比−79.75ドル
NYダウは月間で+14%上昇、1976年1月以来の高い上昇率とかなり買いが入っていましたので、さすがに利益確定売りが出る位置ですが、企業決算も良好ですので下値の買い意欲は強いですね。
ナスダック総合指数は、FOMCで追加大幅利上げを織り込み長期金利が上昇、アップル、アマゾン、アルファベットなどの主力株が売られる展開、終値10,890.85ポイント、前日比−97.30
さてさてFOMCですがどうなる事やら、市場では、今回のFOMCで12月会合では利上げペースが減速するとの期待が高まり株価は上昇という動きが続いています。
政策金利を最終的にどこまで引き上げるのかは不透明感が強く、FRBパウエル議長はインフレ退治するまでは利上げを続けるという発言を続けていましたからね。
世界の株価はパウエル議長が命運を握っていると言っても過言じゃないです。12月利上げペースを緩めるのかどうなのか…発言一つで乱高下する相場ですので、本日のFOMCは世界の投資家注目のビックイベントとなりそうです。
日本株はFOMC前で様子見姿勢！香港株の上昇が下支え！
日本株は、FOMC前で明日は文化の日で休場と上を買うにも買えない、どちらかと言えば売られる要素が多い中でしたが下値は堅い動きとなっていましたね。
好決算は発表した【6758】ソニーグループなど好決算銘柄が買われ、中国市場が寄付き後に上昇となった事も相場を支え、日経平均株価は終値27,663.39円、前日比-15.53円、TOPIXは終値1,940.46円、前日比+1.96ポイントとなりました。
新興市場はさすがにFOMC前ですので個人投資家のポジション整理の動きが入っていましたスタンダード、グロース市場共に値下がり優勢、流石に今日は利益確定はしますよねという感じです。
祝日前、FOMCと売り要素が揃っていましたので最近強い上昇を続けていた【6920】レーザーテックを前日に空売りを入れていましたのでこれが結構上手く利益をだせましたが、売り一巡後の戻し方の強いのなんの！20600円まで下げて流石に環境的に今日は戻ってこないなんて思っていたら後場にプラス圏に浮上する場面もありましたからね。
ただ戻ってきた21380円で再び空売りいれましたが、FOMCを無事通過となると根固めして上抜けとなりますのでその場合は素直に損切します。
地政学リスクも高まっていますが、イランがサウジアラビアの油田施設を攻撃するとの懸念が広がっています。原油価格が需給ひっ迫を懸念して買われていましたが、こういう報道が流れるという事は近いうちに攻撃があると思っていますので【2038】原油ブルを少し購入予定です。
投資家人気【4393】バンクオブイノベーションの人気ゲーム「メメントモリ」は10月課金額35億円！でもこれがピークか？
最近連日で【4393】バンクオブイノベーションの事を記載していますが、同社の大人気ゲーム「メメントモリ」ですが、2022年10月度(10月10月18日～31日)の課金高について35億円(31日時点の1ドル=148円で円換算。返金反映済み)だったと発表しました。
ダウンロード数は125万件となっていますが、サーバー費用など諸経費併せて20億円程度の利益の様です。時価総額から考えて凄い売上ではあるのですが、ただ最近はセルランも12位と下落していますので、今の売上がピークという可能性があります。
株価も短期的にぶっ飛んで15,000円超えと吹っ飛んでいましたので、売上速報で出尽くしと見られてPTSは暴落しています。
正直ios、アンドロイドのセールスランキングがこのまま落ちる様でしたら手を出すべきではないと思います。
とは言っても、まだ広告費を全然かけていないので広告費をかければセルラン上位となる可能性がありますし、安いところは拾いたいと思っている投資家も多い銘柄です。
とにかく下手に手を出すべきではないというのは間違いないですが、セルランが今の位置ならば12000円割り込んだ辺りは一旦強い反発する位置と現時点では見ています。
【4534】キャンバスは膵臓がん3次治療対象の臨床第2相試験で主要評価項目を達成！
昨日引け後に、すい臓がん治療薬CBP501の進捗で「抗がん剤候補化合物の免疫着火剤CBP501が膵臓がん3次治療対象の臨床第2相試験で主要評価項目を達成した」と発表して【4534】キャンバスがPTS922円まで買われる急騰となりましたが、本日は寄付き844円スタート、その後は上値の重さから引けにかけて売られ終値780円と小幅高…
上で掴んだ投資家が多いというのもですが、「第2相試験ステージ2の要否は未だ決定」していない。臨床試験の人数も少ないので、一発で状況が覆るという可能性があります。
まあバイオ株の超絶ギャンブル要素の高い銘柄ではありますが、同社の社長は「本臨床試験の主要評価項⽬としている3ヶ⽉の無増悪⽣存のみならず、今後の第3相試験で最も重要な指標となるOSに関しても、今回の4つの投与群は私たちの事前の予想どおりの結果を⽰しつつあります。
私たちの3剤併⽤投与の有効性をさらに強く⽰唆していると考えています。今後さらに本臨床試験結果の解析を進めつつ、CBP501を含む3剤併⽤投与の有効性および安全性を証明する最適な臨床第3相試験の設計に取り掛かります。」
とコメントをしています。
膵臓がん3次治療で3ヶ月のPFSという水準は、これまでの多くの試験の中央値45日を大きく上回っていますし、統計的に定めた厳しいラインを通過しています。
すい臓がんは世界的に治療薬がありませんので期待のバイオ株と思っていますし、株価2倍、3倍となる可能性も十分です。チャート的にも材料の思惑がありますし、下値を切り上げて推移しています。思惑はまだまだ続いていますしワラントも無くなれば、もう一発大きく上昇する場面もあると見ています。
何にしても本日のFOMC…これの結果を楽しみに待ちましょう！注目銘柄などありましたらまた記載させて頂きます。
それでは本日もお疲れ様でした。
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