
こんにちは、億トレサラリーマンです。
引き続き荒い相場が続いていますね。
3月10日の取引終了後、ベルテクスコーポレーション(5290)は26年3月期の期末配当予想を32円50銭から35円へ増額修正すると発表した。翌日の株価は大幅続伸。コンクリート2次製品を主力とする企業が、売上高460億円、営業利益68億円と、どちらも過去最高を更新する見通しを出している。
防護柵やマンホールといった製品群を手がける企業が、これほどはっきりした好業績となる背景には、インフラ整備や国土強靱化対策に伴う需要の本格化があると言えるだろう。
ベルテクスの好調ぶりを見れば同セクターの周辺環境が良好だということは火を見るより明らかだろう。そして、そういった銘柄が、まだまだ割高でない場合は積極的に狙うべき対象と考える必要がありそうだ。
ベルテクス好調の陰で出遅れる「ヤマックス」
▼ヤマックス(5285)

東証スタンダード|PER7.5倍|PBR1.67倍|利回り3.95%|時価総額194億円
今回、私がピックアップして紹介したい銘柄は、ヤマックス(5285)だ。
同社は、熊本の会社で土木用・建築用のコンクリート2次製品を軸に九州を中心とした事業エリアを持つ。
直近の3Q決算では売上高194億円超と前年同期比で17.5%増収を記録している。営業利益の増加幅は3.3%にとどまっており、これが一部の投資家にとっては「想定より弱かった」と捉えられたのかもしれない。株価は52週高値2,280円から足元1,600円近辺まで調整が入っている。ただ、この水準は売られすぎでは?と思ってしまう。
ヤマックスは売られすぎかもしれない
理由を簡単に説明していく。
ヤマックスの売上構成を見ると、土木用セメント製品事業の3Q累計売上高は119億円超、建築用は70億円超だ。前者は前年比で2.6%増、後者は61.5%増と非常に好調で、特に建築用の伸びが目を引く。プレキャストコンクリートと呼ばれる工場製造のコンクリート製品は、現場で型枠を組んで流し込む従来工法と比べて、品質が安定しやすく工期も短縮できるという利点がある。建設現場で人手不足が深刻化している今、この製品特性に対する需要は構造的に増えている局面にある。
防衛・半導体分野にも材料が控える
また、決算短信には「防衛省関連に対応するための専門チームを社内に組成している」ことが記載されている。防衛省の2025年度予算は前年比で9.7%増と年々増加傾向にある。九州・沖縄エリアでの防衛インフラ整備は今後も拡大が見込まれており、同社の事業エリアと見事に重なることには注目しておきたい。
さらに、熊本県へのTSMC進出に伴う道路・産業用地整備の需要も、同社が明示的に取り込む姿勢を示している案件だ。国土強靱化、防衛インフラ、半導体関連インフラというテーマ性の豊富さは、ヤマックスを対象として精査する上では欠かせない要素となるだろう。
株価下落懸念は小さい

これは単純に、3Q単体の損益を前年同期と比較すると、数字の伸びが鈍化して見えるためだろう。土木用のセグメントは下半期に売上が集中する季節性があると会社自身が説明している。つまり4-12月の3Q累計がイマイチだったとしても、1月-3月の4Qに向けて売上が積み上がる構造になっている。通期予想の売上高245億円に対し、3Q累計では194億円を達成しているから、残り50億円を4Qで稼ぐ計算だ。これは例年の季節パターンと一致しており、特別に懸念すべき話ではないと見える。
26年3月期の配当予想は1株当たり66円、前期実績の58円から増配予定だ。現在の株価水準では配当利回り3.95%と高水準である。期末一括配当の権利付最終日は2026年3月27日で、配当取りを意識した資金が動く可能性もある。
ヤマックスへの評価はまだまだこれから
日本工業規格の認定を受けた自社工場で製品管理を行っている同社は、競合との価格勝負を避ける要因につながっていると私は考えている。どういうことかというと、公共インフラ向けの製品は発注側が品質を重視する傾向があり、実績と信頼性を積み上げてきた既存メーカーへの発注が継続されやすい構造がある。ヤマックスの九州エリアにおける立ち位置はその観点で安定していると判断できそうだ。
また、26年3月期を通じて、ヤマックスは売上高・利益ともに過去最高を更新する見通しだ。増配も発表済みだ。それでも株価が1年前より高い水準にとどまりつつも直近では調整している現状は、いわゆる情報の遅れではなく、季節性と短期的な数字の読み方の問題から来ていると私は解釈している。
市場が目を離している仕込み時の銘柄というのは、経験上、こういうチャートになっていることが多い気がしている。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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