国土強靭化関連銘柄 親子上場関連銘柄

「親子上場解消」の期待も膨らむ業績好調上方修正銘柄 - ピーエス・コンストラクションは要チェック!

コンクリート 橋梁 景色

こんにちは、億トレサラリーマンです。

億トレが監視を続けてきたある企業の業績が計画を大きく上回った。それだけでも十分なのに、配当まで増やしてきた。

今回の記事では、この企業が業績好調な理由やなぜ注目しておくべきなのか、こういったところを分かりやすく億トレ目線で解説していこうと思う。

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▼ピーエス・コンストラクション(1871)

ピーエス・コンストラクション(1871)の株価チャートの画像

東証プライム|PER18.8倍|PBR2.55倍|利回り3.19%|時価総額1,624億円

ピーエス・コンストラクションという会社を知っているだろうか。東証プライムに上場する中堅ゼネコンで、大成建設グループの一員だ。同社は、橋梁やトンネル、インフラ構造物を手がける土木・建築の専門会社である。

派手な知名度こそないが、2月27日に発表した業績の上方修正を見たとき、すごくポジティブな印象を受けた。単なる小幅な修正ではなく、減益予想から一転して増益予想へと変わったからだ。

今この会社を取り上げたいと思ったのは、もちろん業績だけが理由ではない。国土強靭化という政策テーマ親子上場解消という日本株市場のトレンド、そして半導体・防衛関連という景気に左右されにくい受注基盤。これらが一つの銘柄に重なっているという事実が、個人的にはかなり興味深いと思った。

同社の事業を理解するうえで欠かせないのが、プレストレスト・コンクリート、通称PC技術だ。コンクリートにあらかじめ圧縮力を加えておくことで、通常のコンクリートより強度を高め、より大きなスパンの橋梁やトンネルを建設できるようにする技術である。この技術を日本で初めて商業化したのが同社の前身にあたる会社で、その蓄積は業界トップクラスと評価されている。

さらに注目したいのが、プレキャストセグメント工法という製造・施工方式だ。構造物の部材をあらかじめ工場で製造してから現地で組み立てることで、現場での作業量を大幅に減らし、工期を短縮できるというメリットは非常に大きい。なおかつ、品質のばらつきも抑えられる。人手不足が深刻な建設業界において、この省力化技術は競合他社との差別化に直結していると言えそうだ。

高速道路の老朽化補修、半導体工場の建設、データセンターの増加、防衛関連施設の整備と、受注先の広がりも目立つ。特に防衛関連は発注量が大幅に増加しており、空港・港湾の拡充プロジェクトも含めれば、政府予算の恩恵を複数経路から受け取れる構造になっている。

第3四半期で通期計画を超えた。この事実を冷静に考えてみてほしい。

2026年2月6日に発表された第3四半期の決算数値を見ると、4月から12月までの9カ月間で経常利益は122億円に達した。通期計画は115億円だったから、すでに計画を6.7%上回って終わっている。残り1四半期を残した段階での出来事だ。

これを受けて2月27日に発表された通期業績の上方修正は、ある意味で既定路線だったとも言える。売上高は1460億円から1482億円へ、営業利益は117億円から125億円へ、純利益は79億円から85億円へとそれぞれ引き上げられた。前期比で見れば、売上高は9.3%増、純利益は3.4%増の増益予想への転換だ。

修正の要因として会社が挙げているのは、手持ち工事の進捗が順調だったこと、販管費の減少、そして関係会社の原価改善の三点だ。特に販管費の削減は、景気や受注環境に左右されにくいコスト管理の成果であり、利益率の改善としても評価できる。

配当金計算書 電卓 グラフ

前期の年間配当は72円だった。それが今期は109円になる見通しだ。このギャップは正直大きい。期末配当の予想を62円から69円へ引き上げたことで、配当利回りは3月3日時点の株価3425円に対して約3.11%に達している。

株価は2025年1月の安値1125円から、1年余りで3000円台前半まで上昇してきた。2月27日の上方修正発表後は年初来高値の3535円を更新する場面もあった。急騰という表現が近い値動きではある。それでも、この配当水準と業績の確度を考えれば、割高感を一方的に強調するのも違う気がしている。

個人的に最も注目しているのが、親子上場解消と完全子会社化を目的としたTOBの可能性だ。大成建設が同社の株式を約50%保有している。この親子上場の構造は、建設業界に限らず日本市場全体で問題視されており、解消の動きが相次いでいる。東証も親子上場に対して厳しい視線を向け続けている。

完全子会社化のTOBが実施されれば、一般的にはプレミアムを乗せた買収価格が提示される。現時点では具体的なアナウンスは何もない。ただ、業界全体の流れと大成建設グループ内の文脈を考えたとき、この可能性をゼロと見切るのは早計であるし、十分に可能性を秘めていると感じている。

日本のインフラの老朽化は数字で見ると深刻だ。建設後50年を超える橋梁の割合は増加し続けており、政府は国土強靭化計画を通じて更新・補修への予算配分を継続している。この流れのなかで、橋梁に強みを持つPC技術特化のゼネコンが恩恵を受けるのは自然な流れだ。

加えて、半導体工場やデータセンターの建設需要は旺盛で、誘致政策による受注も続いている。防衛予算の増額に連動した施設整備も、当面は続くとみるのが現実的だ。これらの受注環境が重なることで、手持ち工事の消化が順調に進んでいる状況が今の決算に表れている。

短期で株価3倍4倍みたいな大化け株を探している人には、地味に見えるかもしれない。ただ、業績の確度が高く、複数のテーマと重なり、配当が厚く、かつTOBの潜在的な可能性を内包している銘柄は、探してみると意外に少ない。目立たないからこそ、見落とされているうちに仕込める余地がある。そう考えるべきなのかもしれない。

※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。

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