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【高市トレード特集】国策「核融合発電」関連の大化け筆頭候補か!?億トレ注目の木村化工機

原子力発電の画像 夕方

※2025年データとなります。

こんにちは、億トレサラリーマンです。

現代社会において、エネルギーの安定供給は国家の存立を左右する最優先事項となりました。特に資源に乏しい日本にとって、エネルギー安全保障の強化は一刻の猶予も許されない重要課題といえます。こうした背景の中、次世代のクリーンエネルギーとして圧倒的な期待を寄せられているのが「核融合発電」です。

核融合は、太陽がエネルギーを生み出す反応を地球上で再現する技術であり、理論上はわずかな燃料から膨大な電力を、二酸化炭素を排出せずに生み出すことができます。これまで「夢の技術」とされてきたこの分野が、今、社会実装に向けて大きく動き出しています。

12月上旬、日本独自のヘリカル型核融合炉を開発するスタートアップ「Helical Fusion」が、愛知県で食品スーパーを展開するアオキスーパーと電力売買契約を締結したというニュースがありました。核融合発電による電力を民間企業が買い取るという国内初の試みは、この技術が本格的にビジネスの舞台に活用されようとしていることを意味しています。

実用化は2030年代を見込んでおり、もちろん即座に電力網が入れ替わるわけではありません。しかし、時代の変化が確実に目の前に訪れていることにはほかなりません。

高市首相も所信表明演説で「次世代革新炉やフュージョンエネルギーの早期の社会実装を目指す」と明言し、政府の「重点投資対象17分野」にも核融合がしっかりと組み込まれています。

一方で、これまで再生可能エネルギーの旗振り役だったメガソーラーについては、政府が2027年度から新規事業への支援を廃止する方針を固めたと報じられました。土地確保の限界や環境負荷、不安定な出力といった課題に直面する中、日本のエネルギー政策は、より高効率で持続可能な核融合へと大きく舵を切ろうとしています。

こういった背景から、今回の記事では、個人投資家が注目しておくべき「核融合発電」関連の大化け筆頭候補株をご紹介します。エネルギー産業の根底から全てを覆すだけのインパクトを持つ核融合発電市場には大きな資金の流れが向かうため、今のうちからしっかりと追っていきましょう。

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木村化工機(6378)

木村化工機(6378)の週足チャートの画像

東証スタンダード|PER13.3倍|PBR1.25倍|利回り3.36%|時価総額251億円

※2025年データとなります。

同社は化学プラント向けの蒸発・蒸留装置や熱交換器を得意とするエンジニアリング企業であり、設計から製作、施工までを一貫して手掛けるプラントメーカーとしての顔を持ちます。特筆すべきは「化学プラント」と「原子力」という、極めて高度な専門性と安全性が求められる二つの領域で強固なポジションを築いている点です。

事業は主に3つのセグメントで構成されています。

エンジニアリング事業
化学プロセスの設計・施工。

化工機事業
各種圧力容器や熱交換器の製作。

エネルギー・環境事業
原子力関連機器の設計・製作。

木村化工機の強みは、徹底した「省エネ技術」にあります。例えば、蒸発・蒸留装置においてヒートポンプや機械式蒸気再圧縮(MVR)を活用した技術は業界トップクラスと評されています。特に、電力を主体としてアンモニアを回収する「MVR式アンモニア回収装置」は、加熱源の蒸気や冷却水をほとんど必要とせず、大幅なエネルギー削減を実現しています。この技術は環境省の事業にも採択されるなど、脱炭素時代の要求に合致した強力な武器となっています。

また、原子力分野での実績も見逃せません。核燃料の輸送容器や放射性廃棄物の処理装置、さらには放射線を遮るための遮蔽設備など、特殊な環境下で機能する装置を製造できる企業は国内でも限られています。この「特殊なモノづくり」への対応力こそが、同社の差別化要因となっています。

核融合プロジェクト「JT-60SA」を支える技術力

木村化工機が核融合関連銘柄としてマーケットで注目されている理由は、日欧共同の核融合実験プロジェクト「JT-60SA」への参画実績にあります。

JT-60SAは、茨城県那珂市にある世界最大級の先進核融合実験装置であり、日本(量子科学技術研究開発機構:QST)と欧州が協力して進めている国家プロジェクトです。木村化工機は、このプロジェクトに対して関連製品を納入した実績があることで知られています。

同社の公式なIR資料において、現時点で「核融合発電」が独立したセグメントとして計上されているわけではありません。しかし、彼らが得意とする以下の技術領域は、核融合炉の建設において不可欠な要素ばかりです。

真空容器・圧力容器
超高温・超高圧の状態を維持するための堅牢な容器。

熱交換器
発生した熱を効率的に取り出し、冷却を管理するシステム。

放射線遮蔽設備
実験に伴う放射線を安全に制御する技術。

研究開発段階にある核融合プロジェクトにおいては、これら「過酷な環境に耐えうる高精度な設備」の需要が今後さらに拡大します。現在は思惑の段階かもしれませんが、政府の強力な後押しと、JT-60SAでの納入実績という事実は、将来的な大型受注に向けた有力な裏付けとなると思います。

強気トレンドとこれからの展望

足元の業績を見れば、2026年3月期は減収減益の予想となっています。直近の1Q決算では、営業利益が前年同期比で約8割減となるなど、厳しい状況が浮き彫りになりました。大型案件の反動減や採算の悪化が主な原因ですが、これはプラント業界特有の過渡期とも捉えられます。

足元の株価は、2025年4月に580円の安値をつけた株価は、12月には1,307円まで急騰しました。業績予想が芳しくない中でこれほどの買いが入る理由は、市場が現在の利益よりも、未来の「核融合」という巨大な恩恵を先取りし始めていることを意味しています。

もちろん、現在の株価水準は、まだ序章に過ぎない可能性があります。メガソーラーから次世代エネルギーへのシフトという国策の転換点は、まだまだ始まったばかりです。政府が本腰を入れて投資を開始し、核融合に関する具体的な材料が浮上するたびに、実績を持つ木村化工機は注目を集めることになりそうです。

目先の収益に一喜一憂するのではなく、日本のエネルギー政策が向かう「先」を見据える。そこにこそ、大きな利益を手にするチャンスが潜んでいるかもしれません。

※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。


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