
※2025年12月11日のデータとなります。
こんにちは、億トレサラリーマンです。
「国策に売りなし」
政権が力を入れ、予算を投じる分野には、必然的にヒト・モノ・カネが集まります。投資家として資産を大きく増やしたいと願うなら、この巨大なトレンドに逆らわず、むしろその波を捉えることこそが王道だといえます。
現在、日本経済の舵取りを担う高市政権において、もっとも色濃く映し出されているテーマ、それが「R&D(研究開発)」です。
11月28日、政府の総合科学技術・イノベーション会議において、高市首相から関係閣僚に対し、基礎研究への投資を大幅に拡充するよう指示があったとの報道があります。海外勢に押され、低迷が叫ばれて久しい「日本の研究開発力」を抜本的に立て直し、再び世界と渡り合える「科学技術立国」を再興しようという並々ならぬ決意の表れといえます。
この方針は、2026年度から30年度までの5カ年を対象とする第7期「科学技術・イノベーション基本計画」の策定に色濃く反映される見通しです。つまり、今後数年にわたり、国からの巨額の予算投下や支援策が約束されたということを意味します。
さらに経団連は12月8日、科学技術立国の実現に向けた緊急提言を公表しました。そこでは、新たな価値を生み出す「価値創造人材」の育成や、研究開発投資の拡大に必要な具体的な改革案が提示されています。
「経済成長」を最優先事項に掲げる高市政権にとって、イノベーションの源泉であるR&D支援は、いわば一丁目一番地。これを材料に、株式市場でもR&D関連銘柄への資金流入は、一過性のものではなく、中長期的なトレンドとして継続していくでしょう。この大きな波に乗れるかどうかが、今後のパフォーマンスを分ける鍵となります。
今回の記事では、国策・高市政権の肝入り「R&D銘柄」大化け期待の宇宙・防衛関連銘柄をご紹介します。国策ど真ん中の大化け候補株として億トレ注目の銘柄をピックアップしましたので、参考になれば幸いです。
国策・高市政権の肝入り「R&D銘柄」大化け期待の宇宙・防衛関連銘柄
▼共和電業(6853)

東証スタンダード|PER17.0倍|PBR1.07倍|利回り2.72%|時価総額204億円
※2025年12月11日のデータとなります。
同社は、電気機器業界において「計測分野のニッチリーダー」として確固たる地位を築いている企業です。主力製品は「ひずみゲージ」。一般の方には馴染みが薄いかもしれませんが、これは物体に力が加わったごくわずかな変形(ひずみ)を電気信号に変えて測定するセンサーのことを指します。
共和電業の強みは、創業から75年にわたり磨き上げられた高品質な技術力であり、単にセンサーや計測器を売るだけの企業ではありません。顧客のニーズに合わせて機器を最適化する「カスタム製品の提供」や、校正・メンテナンス、さらには熟練の技が必要な「ひずみゲージ貼り作業」まで請け負うコンサルティング・サポート事業も展開。ハードとソフト、そしてサービスを融合させたトータルソリューションを提供できる点が、他社にはない大きな武器となっています。
国内におけるひずみゲージ関連事業のシェアはNo.1。海外製品との競争環境下にありながらも、その独自技術とブランド力で差別化を図り、ニッチ分野のリーディングカンパニーとしてのポジションを築いています。
宇宙・防衛分野で開花する技術力
共和電業を推奨する最大の理由は、その技術が活用されている「領域」の将来性にあります。同社の取引先は自動車、官公庁、インフラ、そして今もっとも熱い「宇宙・防衛」分野です。
特に注目したいのが、航空宇宙分野での実績です。民間ロケット開発で知られるインターステラテクノロジズのプロジェクトにも、同社の技術が深く関わっています。ロケットエンジンの燃焼試験における短時間の歪み測定や、胴体構造の圧力試験など、極限環境下でのデータ収集において、共和電業のひずみゲージや計測システムが必要不可欠です。
また、防衛分野においてもジェットエンジンの評価試験に採用されているほか、インフラ分野では橋梁やダムの監視システムを提供。日本の安全保障や、老朽化するインフラの保全という、まさに「国策」そのものの領域を、その技術力で支えています。
車両試験データのモニタリングや構造物監視など、今後はクラウドサービスの拡大にも注力する予定で、ハードウェア売り切り型から、継続的な収益が見込めるビジネスモデルへの転換も進んでいます。
「冴えない割安株」からの覚醒
25年12月期の通期予想は、売上高158億円(前期比+2.9%)、最終利益11億円(同+3.1%)と、着実な増収増益を見込んでいます。第一四半期の実績も順調で、会社側の計画通りに推移している点に安心感があります。
そして何より今回注目しておきたいのが株価の位置です。長年、共和電業の株価は300円から500円という狭いレンジ内を行ったり来たりする、いわゆる「冴えない動き」を続けていました。しかし、2025年に入り、その様相が一変しています。
業績成長への期待から徐々に下値を切り上げ、5月8日には長年の抵抗線であった500円の壁をブレイク。さらに株主優待制度の導入というポジティブサプライズもあり、株価は一気に跳ね上がりました。
現在は、28年9ヶ月ぶりという歴史的な高値水準にあります。その後は高値圏でのもみ合いが続いていますが、これは更なる上昇に向けたエネルギーの蓄積と捉えるべきでしょう。
心理的な節目であり、次なるターゲットである800円台を試す展開は、時間の問題だと見ています。これだけ上昇しても指標面に割高感はなく、ここからの「大化け」も十分に期待できる水準です。
政府が本腰を入れる科学技術・イノベーション政策と、それを現場レベルで支える共和電業の確かな技術力。同社は投資対象として極めて魅力的なフェーズにあると考えます。
- 国策の後押し(R&D投資拡大)
- ニッチトップのシェアと技術的優位性
- 宇宙・防衛という成長テーマへの関与
- 株価のアク抜けと勢い
これだけの好材料が揃っている投資妙味豊富な銘柄だといえます。共和電業をご自身のウォッチリストに加えることを強くお勧めしたいです。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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