ペロブスカイト型太陽電池 ペロブスカイト太陽電池関連銘柄

【厳選テーマ株】いよいよ大相場の序章か - 経産省が推進する再エネ本命の「ペロブスカイト太陽電池」関連の注目出遅れ銘柄

工場の画像

こんにちは、億トレサラリーマンです。

億トレがかなり推しているテーマで、とくに中長期目線で見ておきたいテーマとして「ペロブスカイト太陽電池」が挙げられます。というのも、6月30日付けの日本経済新聞朝刊で、経済産業省が2026年度から化石燃料の利用が多い全国約1万2000の事業者に対し、屋根置き太陽光パネルの導入目標の策定を義務づける方針を固めたと報じられたからです。

記事内では、導入拡大を後押しする技術として「薄くて軽いペロブスカイト太陽電池」が明記されており、これが投資家の関心を再度集めています。従来型のシリコン太陽電池に比べて、ペロブスカイト太陽電池は曲げられるほど柔軟で、屋根の形状や構造に縛られず設置できるため、古い建物や軽量構造の工場に向いています。しかも軽量で取り付けも簡単、発電効率も向上してきていることから、これからの太陽光発電の主役候補として一気に注目が高まってきている状況です。

これまで企業施設への太陽光パネル設置は、コストや施工の難しさから進みにくい分野でしたが、政府が「目標策定の義務化」に踏み切ることで状況が大きく変わりそうです。つまり、導入を“努力義務”から“実質的な義務”へと一段階進めたことで、需要の底上げが確実視されます。この流れを受けて、株式市場ではペロブスカイト太陽電池関連銘柄、いわゆる関連株に思惑買いが入り始めており、出遅れていた日本市場の中でもこの分野は今後の成長が見込まれるとして投資妙味が増してきています。

ペロブスカイト太陽電池はまだ普及期の技術であり、量産体制やコスト面での課題はあるものの、技術開発の進展と政府の後押しがそろえば、一気に市場が広がるポテンシャルを秘めています。とくに日本では、再エネ比率を引き上げる国策の中核を担う技術として政策的な支援も厚く、今後の新規受注や補助金適用のニュースなどが株価を押し上げる材料になることも考えられます。

今回は、そうしたペロブスカイト太陽電池関連銘柄の中から、長期にわたって株価が低迷していたものの、ここにきて事業環境が大きく変化し、今後は大相場を形成する可能性が高いと見られる注目の出遅れ株を1銘柄厳選してご紹介します。技術革新と政策支援、そして投資テーマとしての鮮度。この3つがそろいつつある今だからこそ、先回りしてチェックしておきたい銘柄です。

※2025年6月30日のデータを参照しています

倉元製作所(5216)の株価チャートの画像

東証スタンダード|PER225倍|PBR3.04倍|利回り-%|時価総額113億円

倉元製作所は、ガラス基板の精密加工を手掛けるメーカーです。宮城県栗原市に本社を置き、フラットパネルディスプレイ(FPD)用ガラス基板加工を主力事業としています。液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、タッチパネルなどに使われるガラス基板の切断、研磨、成膜まで一貫して加工できる高い技術力を強みとしています。

◆量産体制の構築と製造拠点

  • 2025年2月から岩手県花泉工場でペロブスカイト太陽電池の量産を開始
    ガラス型とフィルム型のペロブスカイト太陽電池を生産。
    初期生産能力は年間約1MW、将来的には宮城県栗原市の若柳工場で年間100MW規模への拡大を計画。
  • 自動製造ラインの導入
    岩手県花泉工場に約10億円を投入し自動製造ラインを整備

技術開発と既存技術の応用

  • 液晶ガラス加工やITO成膜技術を応用
    長年培ってきたガラス基板加工や成膜技術をペロブスカイト太陽電池の製造に活用
  • 10年以上の有機薄膜太陽電池の研究実績をもつ

外部連携と技術顧問の招聘

  • 中国企業との連携
    最先端の量産設備と技術を持つ中国企業と提携して早期量産化を目指す
  • 技術顧問として桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授を招聘
    ペロブスカイト太陽電池の第一人者が技術面をサポート

実証活動

  • 社会実装を見据えた実証活動
    雪国や建物の屋根など、従来設置困難であった箇所への展開を想定して実証活動を行う

長期下落トレンドから横ばいに転じたあと、直近で陽線が連続しており、徐々に底打ち感が出てきています。13週・26週移動平均線を上回って終えた点は好感でき、短期的には買い意欲の高まりが感じられる局面です。特に過去に急騰実績がある銘柄であり、物色されやすい地合いでは一気に動意づく展開も想定されます。ペロブスカイト太陽電池関連の需要拡大で業績伸長が見込まれる段階において、上値余地としては300円台前半がまずは意識されやすく、そこを突破すれば中期的には500円付近までの回復、また700円以上の大相場も視野に入るでしょう。下値は200円近辺にしっかりとした下支えが見られ、リスク限定のエントリーポイントとして妙味がある状況です。

短期的な調整があったとしても中長期的な投資価値は高いと判断しています。ポートフォリオへの組み入れを強くおすすめしたいイチオシ銘柄です。相場の流れを見極めながら、ぜひ検討してみてください。

※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。


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