
こんにちは、億トレサラリーマンです。
日本時間17日朝、ホワイトハウスにて赤沢経済再生相が相互関税を巡る日米交渉に臨みました。この交渉では、米トランプ大統領が急遽登場するという異例の展開となり、赤沢経済再生相はトランプ大統領との会談後、ベッセント財務長官らとの閣僚級会合にも出席しました。
会談後、赤沢経済再生相は相互関税に関する日米交渉について「早期の合意を目指すことで一致した」と語り、トランプ大統領もSNS上で「大きな進展があった」と投稿。外交的には一定の成果が見られた形のようです。
注目すべきは、この交渉過程で新たな焦点が浮上したことです。日本政府関係者からトランプ大統領から日本の防衛面での負担増に関する発言があったと報じられました。この報道を受け、東京株式市場では防衛関連銘柄に投資家の物色が集中。防衛予算増額に伴う受注増への期待感から、関連企業の株価が上昇しました。防衛産業は従来、国内市場の制約から成長性に疑問符が付けられてきましたが、防衛費のGDP比3%への引き上げを求められていることや防衛装備品の輸出規制緩和など、事業環境は大きく変化しつつあります。
こうした地政学的変化と政策転換を背景に、今回の記事では、まだまだお宝銘柄が眠る防衛関連銘柄のなかから億トレイチオシの銘柄をご紹介したいと思います。中長期的な視点から、業績成長が期待できる厳選銘柄に是非注目してください。
※2025年4月17日のデータを参照しています
まだまだお宝銘柄が眠る防衛関連:億トレイチオシの東京計器(7721)
東京計器(7721)とはどんな企業?
東京計器は、計測・認識・制御技術を核に、幅広い産業分野で事業を展開する精密機器メーカーです。事業内容は多岐にわたり、船舶港湾、航空宇宙、防衛、油圧制御、計測、情報通信、鉄道保線など、社会インフラを支える重要な分野をカバーしています。特に、船舶向けにはジャイロコンパスやオートパイロットで高いシェアを誇り、航空分野ではフライトコントロールシステムや各種センサーなどを提供しています。
防衛関連事業は、同社の重要な柱の一つです。航空自衛隊の戦闘機に搭載されるレーダー警戒装置や慣性航法装置、海上自衛隊の艦艇や潜水艦に搭載される航海支援システム、陸上自衛隊の車両に搭載される各種センサーなど、陸海空自衛隊の様々な装備品に同社の技術が活用されています。長年にわたり、高い信頼性と技術力が求められる防衛分野で実績を積み重ねてきました。近年では、那須工場内に防衛管理棟を新設し、増大する防衛需要に対応する体制を強化しています。
東京計器の強みは、長年にわたり培ってきた精密計測・制御技術と、多様な産業分野で培った実績です。特に、自社開発のコア技術を組み合わせ、顧客のニーズに合わせたカスタマイズ性の高い製品を提供できる点が強みです。また、研究開発から設計、製造、販売、サービスまで一貫して自社で行う体制も、高品質な製品と迅速な対応を可能にしています。グローバル展開も積極的に進めており、世界各地に拠点を持ち、製品とサービスを提供することで、社会の安全・安心に貢献しています。
東京計器の成長性と業績推移
防衛費増大に伴い受注増加が強く見込まれるという状況下において、同社の増収基調はしばらく継続するという見方ができるでしょう。
また、同社が2月7日大引け後に発表した決算では、25年3月期通期の連結経常利益を従来予想の42.8億円から47.3億円に10.5%上方修正し、従来の11期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしています。
〈2025年3月期通期決算予想〉
売上高:574億円/前期比21.7%増
営業利益:45億7000万円/前期比65.1%増
経常利益:47億3000万円/前期比58.2%増
最終利益:34億円/前期比49.3%増
今期連結経常利益が11期ぶりに過去最高益予想の47億3000万円となる見通しです。この堅調な業績に加え、防衛費増大方針という恩恵を考慮すると今後も連続増収増益となる可能性が高いとみることができ、マーケットにおける評価がさらに変わりそうな感じがしますよね。
億トレイチオシ:東京計器(7721)の株価は今後どうなる?

東証プライム|PER16.0倍|PBR1.47倍|利回り1.06%|時価総額564億円
東京計器(7721)は、防衛関連銘柄のお宝銘柄として株価変貌の可能性を大いに感じる銘柄です。
中長期的に市場から高い評価を受け、着実な右肩上がりのトレンドを形成してきました。2024年7月には節目となる4,000円にタッチする場面もありましたが、その後は利益確定売りに押される形で一旦調整局面に入りました。
注目すべきは、この調整局面でも52週移動平均線が強固な下値サポートとして機能した点です。この重要な技術指標を割り込むことなく反発した展開は、投資家の同銘柄に対する信頼感の表れといえるでしょう。
その後の値動きを細かく分析すると、52週移動平均線と心理的節目となる4,000円のレンジ内で、下値を切り上げる形での三角持ち合いパターンを形成しています。このチャートパターンは一般的に、方向感が定まるまでのエネルギー蓄積期間と解釈されることが多く、上方ブレイク時には大きな上昇につながる可能性を秘めています。
直近では、トランプ関税ショックによる市場全体の悪地合いを受けて一旦下方に抜けたものの、すぐに値を戻す強い動きが見られました。このレジリエンスの高さは、機関投資家による下支え買いの存在を示唆しています。
テクニカル的な観点からは、このまま下値をサポートされながら4,000円の節目をブレイクすれば、再度力強い上昇トレンドに突入する可能性は十分に考えられます。
東京計器は単なるチャート形状の良さだけでなく、防衛関連のテーマ性の強さ、堅調な業績推移、そして株価指標面での割高感のなさという、投資対象として求められる要素を高いレベルで満たしています。総合的に判断して「お宝銘柄」と言っても過言ではないでしょう。
業績面での裏付けがある上昇であることから、短期的な調整はあるものの、中長期投資家にとっては投資妙味のある銘柄なので、ポートフォリオへの組み入れの検討を是非おすすめしたいイチオシ銘柄です。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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