相場雑感と注目銘柄

4連休明けの相場予想!注目銘柄、国土強靭化関連銘柄【5290】ベルテクス

4連休明けの相場予想!

4連休も終わり明日から相場スタートとなりますね。オリンピックは体操の内村航平選手が、まさかの失敗!

あれだけのベテランでもこういった事が起こる。結果だけを求められる世界ですので、アスリートは本当過酷ですね。

ニュースは東京オリンピック一色という感じですが、株式市場も週明けの相場は、先週末の米国市場が上昇となりNYダウの23日の終値は前日比+238ドル高の3万5061ドル、S&P500、ナスダック総合指数と主要3指標が揃って過去最高値を更新しています。

本格化した4~6月期の米企業決算が市場予想を上回るものが多い事を素直に好感しての上昇となっていますが、来週はアップルやマイクロソフトなど主力株の決算を控えていますが、現時点では良いのは当たり前!と見られていますので、市場予想通りか市場予想以上でないと売りがでやすいのは注意ですね。

日本株も日経平均CFDは28,220円とこの連休中に上昇していますので大きく窓を開けてのスタートになると見ています。

心配事としては毎回窓を開けて飛び出したときに寄り天となり下落するという部分はありますが、仮想通過から何から何までオリンピック開催を皮切りに急騰しているんですよね。

日本株は長く上値が抑えられる展開が続き、売買代金も2兆円前後と閑散相場が続いていましたがオリンピックで世界から注目を集めていますので、外国人投資家も入り明日の売買代金が2兆5000億円以上、2万8000円をキープできれば合格点といえますね。

来週の注目するポイントですが

米連邦準備理事会(FRB)は27~28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入の減額の議論を進める見通し、インフレの加速が及ぼすリスクも点検をします。

量的緩和(テーパリング)に対しては、緩和縮小に着手可能な状況には新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)は米国でも感染が急増していますので、踏み込んだ発言はしないと見ていますが、「米国のインフレ率はFRBが目標とする2%を大幅に上回り、約13年ぶりの高水準」となっていますので、景気過熱のリスクに警戒感を示すFRB高官もいるのも事実です。

「将来に向けて緩和縮小の開始時期が明言されますと相場の勢いは減退していく可能性は高い」といえますので、FOMCは注意ポイントの一つといえますね。

そして日本だけではなく世界のリスクとなっているのは、当然新型コロナウイルスの変異種の流行ですが、米国、英国の新規感染者もですがオーストラリアでもデルタ型変異株の感染拡大を受けて、15日から実施している州内全域の5日間のロックダウンを延長する発表をしていますが、お隣の韓国も感染拡大に歯止めがかからない状況です。

日本も22日に1979人と爆発的な感染者となりましたが、月曜はさらに増える可能性もあります。ただワクチン普及も進んでおり、ワクチン接種した人は感染しにくく、そして重症化になりにくいというのは証明されています。来週も新型コロナウイルスのニュースで相場は一喜一憂しそうな感じではありますが、日本株は悪材料が織り込まれてきていますので、上昇していく見込みは高いと思っています。

市場のテーマは勿論、オリンピック関連もありますが、毎年到来する台風ですが、大型の台風8号が関東甲信や東北に接近しています。

どれくらいの規模なのかはわかっていませんが、かなりの大雨となる恐れは高いようです。最近は梅雨時期で地面も弱くなっていますの熱海の土石流の様な事にならないか心配ですね。

短期的なテーマとして台風接近していますので、国土強靭化、水害、橋梁、防災などのテーマ株はチェックしておくといいと思います。大型株が吹っ飛ぶというよりも小型株に投機的な買いが入ってすぐに萎むイメージですので、小型株狙いでいくべきですね。

去年ですと電線地中化関連の【5287】イトーヨーギョーがインパクトある上昇していますが、防護柵やマンホールなどコンクリート2次製品が主力の【5290】ベルテクスも小型株ならではの毎年急騰する傾向が高いので注目してみるのが良いと思います。

週明けの注目銘柄

週明けからの動きに期待している銘柄を記載します。

・ベルテクスコーポレーション(5290)

東証2部上場、時価総額324億円、PER7.3倍、PBR1.06倍、東日本を基盤とするゼニス羽田と西日本を基盤とするホクコンが共同株式移転の方式で株式会社ベルテクスコーポレーションを設立。国土強靭化関連、台風関連の注目銘柄です。

事業内容は、主にコンクリート二次製品の製造及び販売並びに据付工事、コンクリートパイル製品の製造・販売並びに杭打工事、防災製品の製造・販売並びに設置工事等の事業を展開しています。

災害時では同社の株価は個人投資家の注目を集めて急伸しやすい傾向にありますが、短期的なテーマというものを除いてもPER、PBRの低さは魅力が高く、5月13日の決算では、21年3月期の連結経常利益は前の期比42.3%増の56.3億円に拡大。

22年3月期も前期比1.2%増の57億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新と業績面はしっかりですね。

チャートも4連休前に売られた事で25日線まで下落してからの反発と引き締まったチャートとなっています。再び高値をとれば勢いそのままに…という感じしています。

株式投資はリスクが伴いますので、投資は自己判断でお願い致します

 

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