株プロサラリーマンの相場雑感
昨晩の米国市場は、7月の米住宅着工件数は年率換算で前月比9.6％減の144万6000戸となり市場予想を下回りましたが、7月の米鉱工業生産指数は前月比0.6％上昇し市場予想を上回る内容となりましたが、前回の決算で派手にやらかした米小売り大手ウォルマートの朝方発表した5-7月期決算が売上高、1株当たりの利益とも市場予想を上回り、ホームセンター大手のホーム・デポも増収増益の好決算を発表。
これにより消費関連株に買いが入り一時マイナス圏の沈んだNYダウは切り返しプラス圏に浮上、その後は堅調推移となりNYダウは終値34,152.01ドル、前日比+239.57円と5日続伸となりました。
ナスダック総合指数は、景気後退への懸念が和らぎ、投資家心理が改善されてはおりますが、直近で上昇していた反動や、本日FOMC議事録の公表を控えている事から主力ハイテク株が売られ終値13,102.55ポイント、前日比-25.55ポイントと反落となりました。
まだ上がるか！という感じですが、7月FOMC議事録前で売り物もでないでこの強さは圧巻ですね。とにかく弱い経済指標がでても関係ないという動きは若干疑問視はありますが、市場はとにかく利上げに対してのみに過剰に反応する感じです。
とりあえず本日の指標では米7月小売売上高があり、その後には7月FOMC議事録が公表されます。インフレに対して、利上げに前向きなタカ派的な内容となるとの観測もありますので、要注意と言えます。
日経平均株価は7ヵ月ぶりに29,000円を突破！上昇トレンド待ったなし！！
本日の日本株は抜群の動きでしたね！
米小売り大手のウォールマートの決算などから米国経済への警戒も薄れた事や、為替相場で円安が進行したこと等から自動車や機械などが買われる展開、日経平均先物にも断続的な買いが入ったこともあり上げ幅を拡大。日経平均株価は1月6日以来、7ヶ月ぶりに29,000円台を回復。
節目の29,000円を超えた事から売り方の買戻しが入り、終日堅調な推移となり日経平均株価は終値29,222.77円、前日比+353.86円。TOPIXは終値2,006.99ポイント、前日比+25.03ポイントと揃って上昇となりました。
1月5日につけた29,332.16円を超えていきそうな勢いとなっていますが、ここを抜けたら本当に3万円いっちゃうんじゃないの？という感じですね！！
新興市場も堅調推移となりスタンダード市場は値上がり銘柄数785、値下がり銘柄数439、東証グロース市場は値上がり銘柄数318、値下がり銘柄数139と値上がりが優勢となりました。
ただやっぱ急ピッチな上昇となっているのは否めません。正直言えば、押し目という押し目をつけずに一本調子での上昇というのは、やはり怖いところですね。下がれば買いたいという動きもありますので、個人的には下げを待ちたいところです。
投資家人気の【6619】ダブルスコープは下落！注目銘柄【3656】ベクターはここから本格上昇となるか！
個別銘柄ですが、【6619】ダブルスコープはさすがに連騰が続いていましたので、本日は下落となりました。ただ全然この銘柄自体は期待値高いと見ていますので5日移動平均線で買いを入れる予定です。
【9101】日本郵船、【9104】商船三井など海運株も本日は値を戻しましたね！昨日の下落は天与の買い場なんて思って拾いましたが、昨日の下落で買った分は利益確定させました。残りは引き続き保有します。
バイオ株の本命の【4575】キャンバスは被験者登録達成から昨日はSTOP高！月初めに必ず公表していましたが、今回は先出しとなりましたね。これはラッキーという感じで一部利確しましたが、バイオ株の本命という目線には変わりはありません。安いところは拾っていきます。
【4777】ガーラが7月にフリフユニバースの登録者が100万人を突破から急騰していましたが、本日は利益確定売りが出て後場に急落。もう一発ドスンがあればそこをガサッと拾いたいところです。
【2998】クリアルは決算後に値を戻してきましたが、1200円での揉み合いとなっていますね。大体3日で売り物も落ち着きますが、改めて攻めるにしても全体が下げないと～という感じです。
【5020】ENEOSは原油価格の下落の中ですが、悪くないですね。チャートも問題ありません。【8508】Jトラストも一段高！これはチャート的に見ても一旦下げそうですが、これも5日線まで落ちたらですかね。
アマゾン及び【8031】三井物産と資本業務提携契約を締結すると発表から値付かずのSTOP高を続けている【3660】アイスタイルは、あれだけの小型が世界大手のアマゾンですからね～。どこまでいくのか、ホルダーが羨ましい限りです。
このアイスタイル関連とも言える銘柄の注目銘柄がありましたので記載しますね！
【4376】くふうカンパニーは毎日のくらしに係る日常生活関連や住まい・結婚関連事業を展開、オウチーノ、エニマリ、ロコガイド、ハイアスアンドカンパニーなどを傘下にもつ持株会社です。
同社のテーマは「コンサルティング」 「不動産情報サイト」 「専門サイト」 「インターネット広告関連」 「営業・販売支援」 「モバイルコンテンツ」 「広告」 「生活防衛」 「婚活」 「スーパーマーケット」 「ドラッグストア」 「情報配信」 「ネット広告」 「不動産ネット取引」 「コンテンツ」 「ウェブサービス」 「結婚関連」 「デジタルトランスフォーメーション」「こども庁」、「子育て」などに該当します。
同社の子会社の株式会社キッズスターが提供する子ども向け 社会体験アプリ『ごっこランド』は日本子育て支援協会が選定する「第3回 日本子育て支援大賞2022」を受賞となるなど、子育て支援やこども庁といった国策テーマの要素もあります。
業績面をみますと、直近の決算は22年9月期第3四半期累計(21年10月-22年6月)の連結経常利益は9.2億円と問題ない推移となっています。
同社が直近でぶっ飛んでいる背景ですが、子会社のロコガイドを通じてアイスタイルの株を7.25％保有しています。これにより業績への期待や今後の材料への思惑の買いが入っていますが、同社は100万株を上限とする自社株買いも発表しています。
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それでは本日もお疲れ様でした。
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