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大阪「副首都構想」から再注目の有望銘柄ピックアップ - インフラ関連

大阪 道頓堀 夕景

※2025年10月17日のデータを参照しています

こんにちは、億トレサラリーマンです。

2025年10月、自民党と日本維新の会が連立協議を進めるなかで、日本維新の会は複数の条件を提示し、その条件で合致するならば連立参加することを約束するとの報道がされています。時期首相が誰になるのかと政局が混沌としているなかで、自民党と日本維新の会が連立を組めば自民党の高市氏が時期首相になることは確実となりそうですね。

日本維新の会が提示している絶対条件のなかで、「大阪の副首都構想」というのがあります。これは、日本維新の会が主導する国家分散政策で、東京一極集中の緩和と災害リスク低減を大きな目的としたものとなります。大阪を政治・経済の補完拠点として位置付け、行政や経済機能の一部を移転・強化することで、分権型国家の実現を狙った構想となります。

大阪副首都構想の4つの役割

1.西日本の首都機能
西日本の政治中枢拠点として整備する

2.首都機能のバックアップ
災害などの非常時に首都東京の機能を代替できる体制を整える

3.アジア主要都市化
国際会議や経済交流の拠点とする

4.分権社会の推進
大阪府・市・堺市の統合行政で効率性と予算連携を向上させる

といったものになります。

法案に対しては「大阪中心は利益相反ではないか」との懸念も他政党などから出ていて、政策協議の焦点とはなりそうですね。仮に、自民党の高市総裁が条件を飲むとするならば、どのような形で大阪副首都構想が実現に向かうのかに注目が集まりそうです。

この流れを受けて、大阪に関連する銘柄にも注目が集まっています。

今回の記事では、大阪「副首都構想」から再注目の有望銘柄ピックアップ - 下水道インフラ関連をご紹介します。大阪副首都構想が実現しなかったとしても株価有望な銘柄となりますので、投資先判断の参考にしていただければと思います。

◆イトーヨーギョー(5287)

東証スタンダード|PER17.4倍|PBR1.10倍|利回り1.32%|時価総額48.6億円

※2025年10月17日のデータを参照しています

◆企業概要

イトーヨーギョーは、大阪市に本社を構える老舗建設資材メーカーです。

独自の技術を用いた高強度なコンクリート製品を軸に、老朽化したインフラの再整備や防災・減災などの国土強靭化が政策上の重要分野となるなかで、同社は自社開発技術による付加価値型製品を供給することで着実な収益改善を進めています。

事業の中核となるので「コンクリート関連事業」で、売上全体の約6割を占めています。この分野では、耐久性と環境性能を両立する「バイコン製法」による製品開発が特徴といえます。バイコン製法とは、必要最小限の水で緻密に締め固めるため、コンクリートが中性化しにくく丈夫で長持ちするという特徴があります。

他にも体表的な製品として「ライン導水ブロックシリーズ」があり、これは縁石と側溝を一体化した構造で、施工性・排水性が高く道路整備現場で高い採用実績を誇ります。また、「ヒュームセプター」という製品は、高速道路や大型商業施設の環境対策に広く使われ、NEXCO設計要領準拠製品として市場で独自の地位を築いています

さらに、国土交通省の無電柱化政策を背景に、地中配線設備「S.D.BOX」などの需要もかなり拡大していて、近年では同社の成長を支える大きな柱となっています

大阪副首都構想が実現するとなれば、さまざまなインフラ分野で同社製品の需要拡大が見込まれますし、業績への恩恵はかなり大きいものになるだろうと予想されます。

◆業績推移

直近の業績では、インフラ整備需要拡大により回復基調となっています。

2025年3月期3Qは、売上高25億円(+29.2%)、純利益2.2億円(黒字転換)を達成しており、通期見通しは売上高34億円(+8.5%)営業利益1.6億円(+46.8%)純利益2.4億円(+136.3%)として、期末配当を17円に引き上げています

しっかりと上向きになっていることも投資家心理的に評価が高いですよね。

◆株価動向

イトーヨーギョーの株価は、短期的な調整を経て再び上昇の兆しを見せています。直近では急騰後の利益確定売りをこなしつつ、出来高を伴った反発が見られ、次の波に向けたエネルギーを溜めている印象です。

同社はインフラや建設関連の需要に支えられており、国土強靭化や防災関連のテーマでも注目されやすい銘柄です。業績面でも堅調で、地味ながら確実に成長している点が評価できます。

中長期で見れば、1000円台前半での下値は強く意識されそうです。押し目があれば拾っていきたい水準ですね。上値余地としては直近高値の1600円台突破が視野に入り、勢い次第では2000円台までの大相場もあり得ます。短期的には値動きが荒くなりやすいですが、テーマ性と需給の良さから中長期で狙う価値は十分です。

今後、材料がひとつでも出れば再び急伸する可能性もあり、面白い位置にある銘柄と言えるでしょう。

※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。


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