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内需系シフトで脚光!億トレ厳選の外食関連の本命株【3選】

レストランの画像

こんにちは、億トレサラリーマンです。

株式市場を俯瞰すると、米トランプ政権の積極的な関税政策による貿易摩擦の懸念や為替相場のボラティリティの高まりなど、先行きの不透明感が拭えない状況が続いています。このような環境下で、多くの投資家がより地政学リスクの影響を受けにくい安定感を求めて内需系銘柄へと資金をシフトする動きが顕著だと言えます。その中でも億トレが特に注目しているのが「外食」セクターです。

日本サービスフード協会が公表した2025年2月度の外食産業市場動向調査によれば、外食全体の売上高は前年同月比で6.0%増を記録し、驚くべきことに39ヶ月連続でプラス成長を継続しています。これは単なる一時的なブームではなく、堅固な成長トレンドが形成されていることを示唆しています。この外食産業市場の伸長を支える要因としては、インフレ対策としての価格改定(いわゆる値上げ)が挙げられますが、それだけではありません。コロナ禍からの完全回復に伴う国内消費者の外食意欲の高まりや、日本を訪れる外国人観光客によるインバウンド需要の復活も大きく寄与しています。

街中を歩いていると、特にリーズナブルな価格帯を中心に多くの飲食店で入店までの待ち時間が常態化している光景を目にします。これは消費者の「外食マインド」が依然として高水準であることがうかがえます。

昨今の世界情勢を鑑みると、半導体や自動車など輸出依存度の高いセクターは今後の関税政策次第では大きな業績変動リスクを抱えています。一方で、外食産業は基本的に国内消費者向けビジネスであり、海外情勢の影響を直接受けにくいという特性があります。また、物価上昇に合わせた適切な価格改定が消費者に受け入れられつつあることも、外食企業にとって追い風となっています。投資家としては、こうした環境下で収益拡大が見込める外食関連銘柄に資金をシフトすることで、市場全体の乱高下に左右されにくいポートフォリオ構築が可能となるでしょう。

このような背景を踏まえ、今回の記事では、内需系シフトで脚光!億トレ厳選の外食関連の本命株【3選】をご紹介したいと思います。トランプ関税ショックで資産が目減りしてしまったという方も、これから株式投資で資産形成をしていきたい方も是非チェックしてみてください!

※2025年4月23日のデータを参照しています

内需系シフトで脚光!億トレ厳選の外食関連の本命株【3選】

すかいらーくホールディングス(3197)の株価チャートの画像

東証プライム|PER46.3倍|PBR3.95倍|利回り0.66%|時価総額6,850億円

すかいらーくホールディングスは、億トレが注目している外食関連銘柄の本命株です。

すかいらーくホールディングスは、1962年創業の日本最大手のレストランチェーンであり、「ガスト」をはじめとする多様な外食ブランドを国内外に約3,000店舗展開しています。食を通じて豊かな生活と社会の発展に貢献することを目指し、食材調達から店舗運営まで一貫したサプライチェーンを強みとしています。

運営ブランドは多岐にわたり、ファミリーレストランのガストやジョナサン、夢庵、中華料理のバーミヤン、しゃぶしゃぶ食べ放題のしゃぶ葉、ステーキ・ハンバーグのステーキガスト、カフェのむさしの森珈琲、その他にから好し、藍屋、魚屋路、グラッチェガーデンズ、昨年M&Aした大人気うどんチェーンの「資さんうどん」などがあります。注目ブランドとしては、食べ放題業態がファミリー層や若者に多く支持されている「しゃぶ葉」や、幅広い客層に安定した集客力を持つ主力ブランドの「ガスト」リーズナブルな価格で幅広い層に支持されている「資さんうどん」などが挙げられます。両ブランドともに宅配サービスも積極的に展開し、業績に大きく貢献しています。

その他特筆すべき点として、市場の変化に対応するための業態転換や店舗リモデルの推進、配膳ロボットやセルフレジ導入による店舗運営の効率化、環境に配慮した食材調達や食品ロス削減といったサステナビリティへの取り組みの強化などに注力しており、企業としての成長を継続しています。

ゼンショーホールディングス(7550)の株価チャートの画像

東証プライム|PER37.9倍|PBR5.66倍|利回り0.78%|時価総額1兆4,389億円

ゼンショーホールディングスは、億トレが注目している外食関連銘柄の本命株です。

ゼンショーホールディングスは、牛丼チェーン「すき家」を中核とする外食企業グループです。1982年に創業し、低価格かつ安全な食の提供を目指しています。食材の調達から製造、物流、店舗運営までを一貫して自社グループで行う「MMD(マス・マーチャンダイジング・ドミナント)システム」を強みとしており、効率的な店舗運営とコスト管理を実現しています。

ゼンショーホールディングスは、多様な食のニーズに対応するため、幅広い外食ブランドを展開しています。主なブランドとしては、牛丼の「すき家」の他に、ファミリーレストランの「ココス」、ハンバーグ・ステーキの「ビッグボーイ」や「ヴィクトリアステーション」、回転寿司の「はま寿司」、丼ぶり・定食の「なか卯」、パスタの「ジョリーパスタ」、ラーメンの「壱角家」などがあります。また、近年では、から揚げ専門店「からやま」や焼肉の「焼肉きんぐ」なども成長を見せています。

特に注目の外食ブランドとしては、国内店舗数、売上高ともにグループの主力である「すき家」が挙げられます。手頃な価格と豊富なメニューで幅広い層の支持を得ており、深夜営業やテイクアウト、ドライブスルーなど多様なニーズに対応しています。また、近年では、郊外を中心に展開している「焼肉きんぐ」も、ファミリー層やグループ客からの人気が高く、業績を牽引するブランドの一つとなっています。低価格帯回転寿司チェーンの「はま寿司」も、連日待ちが途切れないほどの人気点で、首都圏だけでなく地方や郊外への出店ペースも加速しており、業績に大きく寄与しているブランドと言えるでしょう。

徹底したローコストオペレーションを追求しており、自社グループでの食材調達や物流網の構築により、低価格での商品提供を実現しています。直近すき家で起きた害虫混入事件で一時的に大きく売られる格好となりましたが、その後全国のすき家を一斉閉店して店舗クリーニングや害虫駆除を徹底したことがポジティブに受け入れられ、株価が大きく反騰する展開になっています。

力の源ホールディングス(3561)の株価チャートの画像

東証プライム|PER16.3倍|PBR3.89倍|利回り1.38%|時価総額394億円

力の源ホールディングスも、億トレ注目の外食関連銘柄の本命株です。

福岡県福岡市に本社を置き、博多ラーメン専門店「一風堂」を主力とする外食企業グループです。1986年に設立され、ラーメン事業を中心に、うどん専門店「因幡うどん」など、複数の飲食ブランドを展開しています。

運営する主な外食ブランドとしては、看板ブランドである「一風堂」の他に、フードコート向けの「RAMEN EXPRESS」、海外展開を意識した「IPPUDO」の派生ブランドなどが挙げられます。また、2025年4月には味噌ラーメン専門店「楓」と「奏」を運営するライズを子会社化し、新たなラーメンブランドを傘下に加えています。かつてはアメリカ発の中華レストラン「PANDA EXPRESS」の日本での運営も手掛けていましたが、現在は撤退しています。

世界的に展開している「一風堂」が挙げられます。豚骨ラーメンを軸に、多様なメニュー展開や店舗デザインで国内外の幅広い層に支持されています。海外展開にも積極的であり、「RAMENを世界共通語にする」という目標を掲げ、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど多くの国と地域に出店しています。

創業者の河原成美氏が「TVチャンピオン」のラーメン職人選手権で3連覇を達成し殿堂入りするなど、高い知名度とブランド力を有しています。また、海外展開に積極的であり、各国の食文化やニーズに合わせた店舗運営を行っています。近年では、麺の製造工程で発生する端材を利用したクラフトビール「KAEDAMA ALE」を開発するなど、新たな取り組みも行っています。さらに、人材育成にも力を入れており、「一風堂グローバルインターンシッププログラム」が「学生が選ぶインターンシップアワード」で優秀賞を受賞するなど、その取り組みが評価されています。

以上が、内需系シフトで脚光!億トレ厳選の外食関連の本命株【3選】でした!

※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。


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