
こんにちは、億トレサラリーマンです。
高市首相が圧勝した選挙ですが、ここまでの圧勝は驚きですね!
今回の衆院選周辺で一番マーケットに影響を与えそうな政策として、防衛3文書の改定や、太平洋地域における防衛体制の強化、そして43兆円規模の防衛費整備計画が考えられると思います。これらは単なる政治の公約ではなく、今後の日本経済を牽引する巨大な国策としての側面を持っています。こうした背景から、防衛装備品やサイバー、宇宙関連セクターへの追い風は、これまで以上に強まると見て間違いありません。
実をいうと、数年前まで私はこの「宇宙」というテーマについてはちょっと避けていた部分もありました。なぜかというと、あまり身近に感じられなかったというのと、日本の宇宙セクターへの期待感があまり感じられなかったというのが理由になります。ただ、高市政権になってからは、より現実的な利益を生む巨大産業へと変貌を遂げようとしている感覚を覚えています。
最近でいうと、1月16日に行われた高市首相とイタリアのメローニ首相による首脳会談でも宇宙関連について触れていましたね。この席で両首脳は、宇宙領域における協業を明確に表明しました。国際的な連携が加速することで、日本の宇宙産業はより強固な地盤を築くことになるでしょう。
1兆ドルの宇宙市場
モルガン・スタンレーなどの予測によれば、世界の宇宙産業は2040年までに1兆ドル、日本円にして約150兆円を超える規模に達するとされています。世界経済フォーラムの予測では、2035年には1.8兆ドル(約286兆円)にまで膨らむという見方もあり、もはや一過性のブームとは呼べない巨大産業になっています。
これに呼応するように、日本政府も野心的な目標を掲げています。国内の宇宙産業市場を、2020年の約4兆円から、2030年代の早期に8兆円へと倍増させる計画です。このことからも、政府が宇宙開発にかなり力を入れていくという方針が分かります。この内訳を見ると、ロケットや人工衛星などの宇宙機器で6000億円、それらを活用した宇宙ソリューション分野で7.4兆円を目指すとされています。
政府は内閣府の宇宙組織を2026年度から拡充し、JAXAを通じた民間支援も強化する方針です。民間企業の参入が加速し、衛星コンステレーションの構築や月面探査が当たり前のように語られる時代が、すぐそこまで来ています。
今回の記事では、衆院選周辺で防衛・宇宙予算の膨張が追い風!炭素繊維で世界を制する「東レ」を再評価というタイトルで、注目しておきたい世界トップシェアを誇る炭素繊維複合材料の化学素材メーカーである東レについて解説していきます。
世界シェア1位の炭素繊維が宇宙を支える
▼東レ(3402)

東証プライム|PER20.5倍|PBR0.98倍|利回り1.77%|時価総額1兆7016億円
こうした巨大市場である「宇宙開発」という分野の中で、私が注目している銘柄のひとつが【東レ】です。東レといえば、世界トップシェアを誇る炭素繊維複合材料の化学素材メーカーです。
宇宙空間という過酷な環境において、素材に求められる性能は極めてシビアです。激しい温度変化による熱サイクルへの安定性や、微小な亀裂に対する耐久性が不可欠となります。東レの炭素繊維「TORAYCA(トレカ)」は、ロケットの部材や人工衛星の構造体に採用されており、30年を超える「宇宙飛行遺産(スペースフライトヘリテージ)」という圧倒的な実績を持っています。
具体的な活用例を挙げれば、JAXAのH3ロケットにおけるモータケースやフェアリング、さらにはSpaceXへの材料供給など、数えればキリがないほどの活用場面があります。
また、JAXAと共同開発した「MOON-TECH」は、吸汗速乾性やムレ軽減といった機能を備えた宇宙服素材として、将来の月面活動を支える技術です。2025年11月には月面開発向けの新素材開発も報じられています。
正直なところ、東レの技術力がこれほど多岐にわたって宇宙産業を支えているということを詳しくは知りませんでした。単なる素材供給にとどまらず、次世代航空宇宙用の炭素繊維を次々と開発していく東レの宇宙関連事業は今後も続いていくでしょう。
2025年は出遅れ気味、2026年は上値余地大きい
2025年の東レの株価は、全体相場が活況を呈する中で、もみ合いが続き、膠着感の強い値動きに終始していました。他のハイテク株や半導体関連が盛り上がるのを横目に、東レは完全に出遅れている銘柄のひとつと言えそうです。
しかし、2026年に入ってから明確に上抜ける動きが見られています。長らく続いたレンジを上に抜けてきています。2025年膠着感が強く、アク抜けに時間がかかっていた分、今後の値動きには期待感を持たざるを得ません。
業績面を見ても、ポジティブな変化が起きつつあります。2026年3月期の第2四半期実績では、世界経済の不透明感やアパレル需要の低迷により、売上収益1兆2343億円(前年比4.6%減)、営業利益679億円(同14.2%減)と苦戦を強いられました。しかし、会社側は通期の営業利益を1500億円と予想しており、下期からの急激な回復を見込んでいます。
さらに、自社株買いや増配といった株主還元策の強化も打ち出しており、経営陣の株価意識が高まっているのが分かります。
宇宙開発関連銘柄を探すと、中核を担う重工企業であったり、ベンチャー企業に目を向けてしまいますよね。しかし、実際に宇宙へ飛び立つロケットや衛星を物理的に支えている東レのような素材メーカーにも大きな恩恵が期待できます。
世界を制する炭素繊維という武器を持ち、国策としての防衛・宇宙予算の恩恵を直接的に受けるポジションにありながら、株価はまだ本格的な上昇を始めたばかり。こういう銘柄こそしっかり狙っておくべき銘柄なのかなと思います。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
「億トレサラリーマンのここではかけない特別銘柄をLINEで配信しています。宜しかったらLINE登録お願いします。」

億トレサラリーマンの「無料銘柄でも高いパフォーマンス!期待のテーマ株を多数配信する」注目するべき投資顧問一覧はコチラ↓
株情報サイト&メルマガ情報
橋本罫線考案者の故・橋本明男さんの意思を引き継ぐ稲垣社長や、グローバルな見地からコラムを執筆する王さんなどバラエティに富んだサイト。無料登録で「テンバガー候補銘柄」などプレゼント中。
高山緑星こと前池英樹さんが社長を務めるサイト。「2036年までの未来予測」を完了しているとしており、本当に株価の動きを読むのが上手い人と感じています。無料銘柄でも大きく勝てる可能性あり。
グラーツ投資顧問は、相場の福の神 藤本さんのコラムやカブ知恵代表取締役の藤井英敏さんのコラム「投資の方程式」などを無料掲載しているサイト。アドレス登録で「大本命3銘柄」を無料提供。