こんにちは、億トレサラリーマンです。
億トレが注目している話題株をピックアップしてご紹介します。
今回の記事では、旬な話題株をピックアップ！高い実績を背景に業績好調が続くデータセンター関連の狙い目銘柄 朝日工業社(1975)に注目ということでマーケットの話題を集めている朝日工業社(1975)について解説していきたいと思います。話題の株で利益を狙いたいという方は是非チェックしてみてください！
※2025年4月28日のデータを参照しています
高い実績を背景に業績好調が続くデータセンター関連の狙い目銘柄 朝日工業社(1975)に注目
朝日工業社とはどんな企業？
朝日工業社は、総合設備工事会社であり、空調設備、給排水衛生設備、電気設備、防災設備など、建物のライフラインに関わる設備全般の設計・施工・メンテナンスを手掛けています。1925年の創業以来、オフィスビル、商業施設、病院、工場、学校など、多様な建築物に対して高度な技術力と豊富な経験に基づいた設備を提供しています。
主力事業は、新築工事における設備工事の設計・施工であり、省エネルギーや環境負荷低減に配慮した技術提案力と、品質の高い施工管理体制を強みとしています。高い技術力を背景に半導体工場のクリーンルームやデータセンターなどハイテク環境制御の案件などで多くの実績を持っています。近年では、既存建物の改修工事やメンテナンス事業の強化、ZEB（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）関連技術の開発にも注力しています。
データセンター向けの空調設備においても、高度な技術を提供しています。サーバーの高性能化・高密度化に伴い、能力向上・高効率化が求められるデータセンターの空調設備において、省エネ性能に優れた技術で貢献しています。外気導入による冷房、発展型フリークーリング、大温度差空調システムなどの技術を有しており、イニシャルコストとランニングコストの削減を可能にするシステムを提供しています。近年では、大型データセンターの建設にも携わっており、今後も中長期的に受注が見込まれる状況です。
朝日工業社の注目ポイント
業績については、前期から繰り越された設備工事案件の進捗が計画を上回るペースで順調に推移しており、この工事消化による増収効果が収益に直結しています。特に、完成工事高の増加に伴う粗利益の拡大と、効率的な工程管理による原価率の改善が寄与し、営業利益・経常利益ともに会社側が期初に発表した業績予想値を上回るトレンドとなっています。この好調な収益構造から、25年3月期業績予想の上方修正を発表しています。また、好業績を背景に株主還元策も強化し、年間配当を従来計画の110円から10円上乗せし120円にすると発表しています。
| 項目 | 金額 | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 900億円→918億円 上方修正 | +0.1% |
| 営業利益 | 64億円→72億円 上方修正 | +57.6% |
| 経常利益 | 67億円→75億円 上方修正 | +53.2% |
| 最終利益 | 55億円→62億円 上方修正 | +67.0% |
| 1株当たり配当金 | 110円→120円 増額修正 | +100% |
朝日工業社(1975)の株価は今後どうなる？
東証プライム｜PER8.7倍｜PBR1.36倍｜利回り5.76％｜時価総額567億円
朝日工業社(1975)は、データセンター・半導体関連というテーマ性を持ち、足もとの業績が好調かつ高配当で時価総額も小さめと株価変貌の期待が大きく期待できる億トレ注目の銘柄です。
中長期的に右肩上がりのトレンドを形成し、市場からの評価も高く、心理的節目となる2,000円台を安定して維持してきました。この堅調な株価推移の背景には、四半期ごとの業績が市場予想を上回る実績を重ねてきたことが挙げられます。
直近のトランプ関税ショックでは一時的に2,000円を割り込む局面も見られましたが、典型的な「V字回復」を形成し、短期間で2,000円台を回復する強い買い圧力が確認されました。これは投資家による押し目買いの動きが顕著だったことを示唆しています。
現在は75日移動平均線など主要な下値サポートとなるトレンドラインからの乖離がやや拡大しており、短期的には戻り待ちの売りや利益確定の動きも想定されます。しかし、PERからは割高感が見られず、複数の株価上昇要因が残されています。
今後は短期的な調整局面があったとしても、それは新規参入の好機と捉えられ、中期的には年初来高値を更新するポテンシャルを秘めていると判断できます。業績モメンタムと需給環境の良好さを考慮すると、2,500円台への上昇も視野に入れた投資判断が妥当だとみることができます。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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