サイバーセキュリティ関連銘柄

【注目銘柄特集】口座乗っ取り対策で急成長期待高まる厳選グロース株[サイバーセキュリティ関連]

生体認証の画像

こんにちは、億トレサラリーマンです。

2025年に入ってから、証券口座が不正に乗っ取られ、投資家本人の知らない間に株式などが勝手に売買されるという被害が急激に増加しており、その規模は過去に例を見ないほど深刻な状況となっています。金融庁や警察当局も事態の重大性を受けて警戒レベルを引き上げており、投資家保護に向けた対策強化に乗り出している状況です。

その被害規模の深刻さがうかがえます。2025年1月から5月末までの5か月間だけで確認された不正売買の総額は約5,000億円にも上り、被害件数は5,958件に達しています。特に注目すべきは4月以降の急激な増加傾向で、これまでの被害パターンとは明らかに異なる勢いで被害が拡大していることが確認されています。

当初は大手ネット証券を中心とした被害でしたが、現在では中堅証券会社にまで被害が拡大しており、実際に不正アクセス被害が確認された証券会社は16社にまで増加しています。これは証券業界全体がサイバー攻撃の標的となっていることを示しており、投資家にとってはどの証券会社を利用していても安全ではないという極めて憂慮すべき状況です。

犯行手口についても巧妙化が進んでいます。主な手法として、犯罪グループは証券会社を装った偽メールやSMSを大量に送信し、受信者を本物と見分けがつかないほど精巧に作られた偽サイト、いわゆるフィッシングサイトへと誘導します。これらの偽サイトは正規のサイトのデザインやレイアウトを完全に模倣しており、一般の利用者が見分けることは非常に困難です。そこでIDやパスワードなどの認証情報を入力させて盗み取り、その後、盗んだ情報を使って正規の口座に不正アクセスを行います。

不正アクセス後の手口も多様化しています。保有している株式を勝手に売却して現金化する手法に加え、流動性の低い特定銘柄を大量に買い付けることで人為的に株価を操作し、その後高値で売り抜けるという市場操縦的な手法も確認されています。これらの行為は単なる個人資産の窃盗にとどまらず、株式市場全体の公正性や信頼性を脅かす深刻な金融犯罪といえます。

この問題の深刻さを象徴する出来事として、著名な個人投資家として知られるテスタ氏も同様の被害に遭遇したことを自身のSNSアカウントで公表しました。特に注目すべきは、テスタ氏が「二段階認証を設定していたにも関わらず被害に遭った」と報告している点です。これまで最も有効とされてきた二段階認証すら突破されるケースが発生していることは、従来のセキュリティ対策では不十分であることを示しており、業界全体に大きな衝撃を与えています。

こうした状況を受けて、各証券会社は緊急的な対応策の導入を急いでいます。従来のID・パスワード認証に加え、ログイン時の個人認証をより厳格化し、生体認証や複数のメール認証を組み合わせた多要素認証システムの導入を加速させています。また、不審なアクセスパターンの検知システムの強化や、リアルタイムでの取引監視体制の充実なども進められています。

この証券口座乗っ取り問題は、単に金融業界だけの課題ではありません。デジタル化が進む現代社会において、あらゆる分野でアカウント保護やサイバーセキュリティ対策の重要性が再認識されるきっかけとなっています。銀行、保険、電子商取引、各種オンラインサービスなど、個人の重要な情報や資産を扱うすべての業界で、セキュリティ強化の流れが本格化することが予想されます。投資家一人一人も、この機会に自身のセキュリティ意識を見直し、適切な対策を講じることが求められています。

今回の記事では、【注目銘柄特集】口座乗っ取り対策で急成長期待高まる厳選グロース株[サイバーセキュリティ関連]をご紹介したいと思います。

グロース株のメリットでもある「短期的なボラティリティの大きさ」を大いに狙える銘柄だと思いますので、ポートフォリオのバランス調整としても選択したい銘柄です。資産形成のための参考になれば嬉しいです!

※2025年6月6日のデータを参照しています

ELEMENTSは、生体認証や画像認識、生成AIなどの技術を基盤とした、AIクラウド基盤「IoP Cloud(Internet of Persons Cloud)」を提供する企業です。2013年に設立され、東京都中央区に本社を構えています。同社は、「ヒトがネットワークに直接繋がる」世界観である「IoP」の実現を目指しており、IoTセンサー、ヒトに関するビッグデータ、AIを組み合わせることで、個人の自動認証や特徴解析、モノ・サービスの個人最適化を可能にするシステムを提供しています。ビジネスモデルは主にBtoBtoCであり、様々なデジタルサービスを提供する事業者に対してサービスを提供しています。

主力事業は、「個人認証」「個人最適化」「個人情報管理」の3つのソリューションに区分されています。中でも、連結子会社のLiquidが提供するオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」は、アカウント登録や口座開設時などに必要な本人確認をオンラインで完結させるサービスであり、業界で高いシェアを獲得しています。

サイバーセキュリティ関連事業においては、ELEMENTSの強みである「ヒト」に関するビッグデータを活用した不正検知が中心となります。特に、「LIQUID eKYC」に付随する不正検知サービス「LIQUID Shield」は、巧妙化する不正申し込みやなりすましを検知し、安心安全な本人確認の実現に貢献しています。氏名、生年月日などの基本情報に加え、顔画像を活用することで、同じ顔画像で氏名や生年月日が異なる申し込みといった偽造書類による不正を検知するほか、最新の話題として、生成AIによるディープフェイクなどのなりすまし対策にも取り組んでいます。

証券会社向けに口座乗っ取り対策のサービスを始めたと発表し、これを材料視される形で急反発が見られます。証券会社の顧客が口座を利用する際に使うスマートフォンやパソコンの登録と、顔認証などの生体認証や暗証番号で本人確認をし口座を利用できるようにするサービスとのこと。

また、2025年1月にはSMBCグループのポラリファイを連結子会社化し、オンライン本人確認事業における顧客基盤を大幅に拡充しました。これにより、マイナンバーカードや運転免許証のICチップを活用した本人確認義務化への対応や、SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺、闇バイト問題、ディープフェイクなどによるなりすましといったサイバー犯罪、さらには口座の不正利用やマネーロンダリング問題などの金融犯罪への対策を強化しています。また、2025年6月には、ソフトバンクの携帯電話不正契約防止と利便性向上に向けて、サイバートラストの「iTrust本人確認サービス」と併せて「LIQUID eKYC」が導入されるなど、厳格な本人確認要件への対応を強化し、サイバーセキュリティの最前線で貢献を続けています。地方銀行で初めて足利銀行が「LIQUID Shield」を導入するなど、業界横断の不正検知ネットワークを拡大しており、その取り組みは今後のデジタル社会における安全性の向上に不可欠なものとなっています。

ELEMENTS(5246)の株価は今後どうなる?

ELEMENTS(5246)の株価チャートの画像

東証グロース|PER-倍|PBR13.29倍|利回り-%|時価総額275億円

直近の値動きでは、400円台の安値圏から倍以上の上昇となるなど右肩上がりのトレンドに回帰中といえます。1000円台突入後も強い陽線が出ていることから出来高を伴えば上値追いの勢いが本物である可能性が高いと見て良いでしょう。また、2024年10月から2025年1月にかけてWボトムを形成したあとに反発を見せています。テクニカル的には上昇トレンド入りが示唆される水準と言えるでしょう。

上値余地としては短期で1,300〜1,500円あたり、長期的に見ると2,400円近辺までが視野に入りそうです。また、下値サポートとして意識されそうなのは心理的節目となる1,000円、850円〜900円付近では押し目買いが入りやすいと予想されます。

短期的な調整があったとしても中長期的な投資価値は高いと判断しています。ポートフォリオへの組み入れを強くおすすめしたいイチオシ銘柄です。相場の流れを見極めながら、ぜひ検討してみてください。

※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。


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