グローバルニッチ関連銘柄 相場雑感と注目銘柄

【注目テーマ株】安定成長で物色人気高いグローバルニッチ - 億トレ厳選1銘柄

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※2025年9月26日のデータを参照しています

こんにちは、億トレサラリーマンです。

株式投資において、どういう銘柄を買うべきかというのは永遠のテーマですよね。もちろんこれはあなたの投資スタイルにもよりますが、基本的には業績成長が期待できる銘柄に投資するのが資産形成への一番の近道だと思います。

例えば、色んな分野に幅広く展開している企業とある一部の分野で絶対的な地位を築いている企業であれば、どちらにもメリットとデメリットが存在するわけですが、ある一部の分野で絶対的な地位を築いている企業が着実に業績を伸ばしているとするならば、これほど魅力的な投資先はないでしょう。

今回の記事では、安定成長で物色人気高いグローバルニッチ - 億トレ厳選1銘柄をご紹介します。競争優位で安定した実績と成長性を持つ注目の銘柄ですので、ぜひチェックしてみてください。

◆オプテックスグループ(6914)

オプテックスグループ(6914)の株価チャートの画像

東証プライム|PER12.9倍|PBR1.48倍|利回り2.34%|時価総額805億円

※2025年9月26日のデータを参照しています

◆企業概要

オプテックスグループ(6914)は、センサー技術一筋に歩み続けてきた総合センサーメーカーです。2017年に持株会社体制へと移行して、現在では世界95拠点でグローバル展開をしている企業です。

同社の事業領域は、防犯センサー、自動ドアセンサー、画像検査用照明装置など、普段私たちの身の回りで使われているセンサー技術全般に及びます。

特に注目していきたいのが、各事業分野でニッチトップの地位を確立している点です。たとえば、屋外侵入検知センサーでは世界シェア40%、自動ドアセンサーでは世界シェア30%、画像検査用照明では世界シェア30%(国内シェア50%)という圧倒的なポジションを築いています。

◆事業構造と収益基盤の安定性

2024年12月期の売上高は632億円に達しており、うち海外比率が52%となっています。地域別の売上構成を見ると、日本国内が48%、欧州・中東・アフリカが26%、北中南米が15%、アジア・オセアニアが11%となっていて、バランスの取れたグローバル展開が収益の安定性を担保していることがわかります。

主力事業は大きく4つの領域に分かれます。

防犯関連センサー事業:
屋外侵入検知センサーを中心とした製品群で世界トップクラスのシェアを維持しています

自動ドア用センサー事業:
商業施設や公共施設で広く使用されるセンサー技術で安定した需要を確保しています

産業機器用センサー事業:
製造業のFA(ファクトリーオートメーション)分野で重要な役割を果たしています

画像検査用照明事業:
品質管理の高度化が求められる製造現場で欠かせない存在となっています

◆競合優位性

同社の最大の強みは、特定分野での圧倒的な技術力と市場シェアにあります。社会・環境センサー分野では新市場での先行者優位を活かし、IoTやクラウド融合型ソリューションによる差別化戦略を推進しています。これらの取り組みにより、単なるハードウェア販売企業ではなく、顧客の課題解決を支援するソリューション提供企業へと変貌を遂げています。

近年の業績推移をみると、2021年12月期の売上高458億円から2024年12月期の売上高632億円へと順調に成長していることが分かります。営業利益の面でも46億円→71億円と大幅に改善され、収益性向上も実現しています。2025年12月期の業績予想では、売上高660億円、営業利益74億円を見込んでおり、引き続き安定成長が期待されています。

◆今後の成長性と留意点

2025年から2027年にかけては、ソリューション提案型ビジネスの強化と営業利益率の向上を重点目標として掲げています。また、今後3年間で150億円規模のM&A投資を予定しているそうで、防犯・FA分野を中心とした統合強化により、さらなる事業拡大を目指しています。

新たな成長分野として、駐車場関連センサーや環境センシング分野、IoT融合型製品の世界展開にも注力しています。これらの分野では、スマートシティ構想の拡大や環境意識の高まりといった社会的トレンドを追い風として成長することが期待されます。

一方で、半導体や電子部品向け需要の先行き不透明感や、FA関連の欧州・アジア需要の不確実性といった課題もあります。また、海外売上比率が高いことから為替変動による収益への影響やグローバル競争激化についても注意深くみていく必要はあるでしょう。

◆株価推移

直近で力強い上昇を続けており、2,100円台に乗せてきました。足元の上昇スピードを見ると、投資家の期待感が高まっていることが分かります。

下値余地としては、2,000円近辺にサポートラインが形成されつつあり、大きく崩れる可能性は限定的だと考えられます。一方で上値は2,300円~2,500円のゾーンを試す展開が期待され、業績の伸びやテーマ性が評価されればさらに高値更新のシナリオもあり得ます。

特に中長期的には海外展開や新技術の普及によって業績の底上げが見込まれるため、大相場につながるパターンも意識しておきたいところです。調整が入っても押し目は拾われやすい銘柄だと思いますので、中長期でじっくり狙っていきたいタイミングです。

総合的に見ると、オプテックスグループは安定した事業基盤と明確な成長戦略を持ち、何よりもグローバルニッチトップ企業として、長期的な目線での投資対象として魅力的な銘柄と言えそうです。

※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。


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