
こんにちは、億トレサラリーマンです。
億トレが以前から注目してきた日本アビオニクス(6946)が、ついに高値圏もみ合いを脱し、約35年ぶりという長きにわたる停滞を経て、1990年代以来の高値圏に突入しています。市場関係者の間で注目が集まっています。
13日の大引け後に発表された2025年3月期決算で、営業利益が前期比で実に28%増という大幅な伸びを達成し、市場の予想を上回る好調な決算内容が好感された形となりました。投資家たちはこの好決算を受けて、この企業の価値を改めて評価し直し、資金の矛先がこぞって向かった結果が、この力強い株価上昇につながっているように見受けられます。
35年ぶりの高値圏突入というのは投資家心理としても非常に重要な意味を持ちます。これまでの長い間、心理的な上値抵抗として機能していた価格帯を突破したことで、今後は上値抵抗の軽い、いわゆる「青天井相場」が期待されるからです。テクニカル分析の観点からも、長期チャートで見ると非常に強気なシグナルとなっており、株式市場で明確に頭角を現しています。
さらに注目していただきたいのは日本アビオニクスが今の株式市場で最も人気のテーマと言って過言ではない防衛関連や、日本全国で問題となっているインフラの老朽化対策、特に下水道管の補修において需要拡大が見込まれるドローン関連という複数の有望テーマを併せ持つことです。
億トレも以前から日本アビオニクスについて何度かピックアップしてきました。
▼アビオニクスをピックアップした記事▼
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そのたびに高い成長性と市場での注目度の高まりを指摘してきましたが、ついにその予測が現実となった言えるでしょう!
今回の記事では、【厳選テーマ株】35年ぶり高値圏突入!億トレイチオシ青天井銘柄[防衛関連/ドローン関連]として改めてこの銘柄の魅力や今後の展望をお話ししていこうと思います。35年という長い眠りから覚めた銘柄が、これからどのような成長軌道を描いていくのか、ぜひ注目していただきたいと思います。
※2025年5月13日のデータを参照しています
【厳選テーマ株】35年ぶり高値圏突入!億トレイチオシ青天井銘柄[防衛関連/ドローン関連]
日本アビオニクス(6946)ってどんな企業?
日本アビオニクスは、航空・宇宙、防衛、情報システム、産業システムなど、幅広い分野で先端技術を提供する総合エレクトロニクスメーカーです。1960年に設立され、東京都に本社を構えています。同社は、高度な技術力と長年の実績を活かし、社会の安全・安心に貢献する製品やシステムを提供することを企業理念としています。特に、赤外線サーモグラフィ技術においては、産業用途から医療、セキュリティまで幅広い分野で高いシェアを誇っています。
主力事業の一つである防衛関連事業は、同社の重要な事業の柱であり、航空自衛隊のF-2戦闘機に搭載される赤外線捜索追跡装置(IRST)や、ミサイル誘導装置、各種レーダー関連機器などを開発・製造しています。これらの製品は、高い精度と信頼性が求められる防衛装備品として、日本の防衛力強化に貢献しています。特にIRSTは、敵機の赤外線放射を捉え、レーダーに頼らずに目標を探知・追尾するシステムであり、電子戦環境下においても有効な装備として評価されています。日本アビオニクスの防衛関連事業は、長年にわたり培ってきた高度なセンシング技術、画像処理技術、精密制御技術によって支えられており、防衛省との緊密な連携のもと、最新の技術動向に対応した製品開発を推進しています。近年では、サイバーセキュリティ対策や、将来の防衛ニーズに対応するための研究開発にも力を入れています。
近年注力しているドローン関連事業においては、赤外線サーモグラフィ技術を核としたソリューションを提供しています。具体的には、赤外線カメラを搭載したドローンシステムを開発し、インフラ点検、災害監視、警備、農業など、多様な分野での活用を提案しています。例えば、橋梁やトンネルなどの老朽化診断においては、ドローンに搭載した赤外線カメラで構造物の温度分布を計測し、異常箇所を早期に発見することができます。また、災害時には、広範囲の被災状況を迅速に把握したり、行方不明者の捜索活動を支援したりすることが可能です。さらに、夜間の警備や不審者の監視、農作物の生育状況のモニタリングなど、様々な用途でドローンの活用が広がっています。日本アビオニクスのドローン事業の強みは、自社開発の高性能な赤外線カメラと、長年の画像処理技術のノウハウを組み合わせることで、高精度かつ信頼性の高いデータを提供できる点にあります。また、顧客のニーズに合わせてカスタマイズされたドローンシステムや、データ解析サービスの提供も行っています。今後、ドローンの社会実装が進むにつれて、同社のドローン関連事業は更なる成長が期待されています。航空・宇宙分野で培ってきた高度な技術を応用し、安全で効率的なドローンソリューションを提供することで、社会の様々な課題解決に貢献することを目指しています。
日本アビオニクス(6946)の注目材料
日本アビオニクスは、13日大引け後に25年3月期決算を発表しました。25年3月期の連結経常利益は前期比26%増の27.1億円となり、26年3月期業績見通しも前期比14.3%増の31億円と2桁増益を見込んでいます。
注目すべきは、5期連続で過去最高益を更新する業績トレンドが続いており、これにより3期連続増収、6期連続増益という安定した収益基盤を構築していることです。株主還元面でも、今期の年間配当は前期比4円増の10円へと大幅増配に踏み切る方針を示しています。
また、国内では防衛予算の拡大を受けて防衛関連銘柄への資金流入が活発化していますが、同社は業界大手であるNEC(6701)と三菱重工業(7011)を主要販売先としており、防衛セクターの恩恵を受けやすいポジションにあることも投資家の注目を集める要因となっています。中期的な業績拡大基調と株主還元強化の姿勢が鮮明となり、防衛関連銘柄としての物色も期待できることから、市場からの評価が一段と高まる展開が予想されます。
日本アビオニクス(6946)の株価動向と予想

東証スタンダード|PER23.0倍|PBR3.63倍|利回り0.30%|時価総額551億円
1990年代以来、約35年ぶりに高値圏に突入しています。過去チャートを見ますと、この価格帯での売り圧力は限定的であり、上値抵抗線が乏しい状況から青天井相場への突入が期待されます。足元では短期的な買い上がりも見られることから、一旦の利益確定売りによる調整局面も想定されますが、基本的には上値を追う展開が続くでしょう。長期間のレンジ相場を抜けた場面では、株価のボラティリティが急拡大する傾向があるため、ポジション構築のタイミングには細心の注意を払う必要があります。
出来高の増加を伴った上昇であることから、機関投資家の資金流入も確認でき、中期トレンドの方向転換が鮮明になっています。テクニカル指標も買われ過ぎの水準には至っておらず、上値余地は十分にあると判断できます。35年ぶり高値更新というマイルストーンを迎えたことで市場心理も好転しており、今後の四半期決算発表などの好材料を織り込む形で、段階的な株価上昇が見込まれるでしょう。
短期的な調整があったとしても中長期的な投資価値は高いと判断しています。ポートフォリオへの組み入れを強くおすすめしたいイチオシ銘柄です。相場の流れを見極めながら、ぜひ検討してみてください。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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