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【厳選テーマ株】需要増で業績絶好調!株価変貌期待の注目国策銘柄

株式 為替 取引 トレード

こんにちは、億トレサラリーマンです。

8月6日、日経平均株価は前日比245円高の40794円86銭と続伸
前日の米国株が冴えなかったことを受けて、寄り付きこそ軟調なスタートとなりましたが、為替がドル円147円台後半と円安進行したことで輸出関連株を中心に相場の下支となりました。

また、東京株式市場では決算発表シーズンが本格化しており、好決算を発表した銘柄や市場予想を上回るサプライズとなった銘柄などが次々と買われています。しばらくは決算を受けての値動きが顕著になると思うので、しっかりと決算内容をチェックして投資先の選定を心がけていきましょう。

いま、国策関連としてはずせないテーマ

様々な投資テーマが注目されるなか、やはり外せないのはインフラ関連。特に下水道関連ではないでしょうか。街を歩けば、至る所で下水道管の工事が行われているのを目にします。水道管の老朽化と日本全国各地で多発的に起きている水道管破裂による事故を背景に、日本政府としては水道管の補修や改修を急務として取り扱っています。

政府は、「老朽化した大規模な下水道の更新工事を2030年度までに全国で完了させる」としており、国土強靭化の中期計画において全長5000キロメートルに及ぶ下水道管の安全性確保を最優先課題として位置づけています。

株式市場では、同インフラに関わる建設会社や設備メーカー、点検・調査を手がける企業などの活躍機会が大幅に拡大するとの見方が広がり、下水道関連銘柄=国策銘柄として市場では大きな注目を集めています。

深刻化する日本の下水道インフラの老朽化

現在の統計データを見ると、日本の下水道インフラの老朽化状況は極めて深刻で、2022年度末時点で全国の下水道管の総延長は約49万キロメートルに達し、そのうち法定耐用年数(50年)を超えた管は約3万キロメートル(総延長の約7%)でした。

しかし、この数字は急激な増加を示す予測となっており、10年後には約9万キロメートル(約19%)、20年後には約20万キロメートル(約40%)に増えると予測されています。つまり、20年後には全国の下水道管の約40%が耐用年数を超過する計算となり、これは日本のインフラ史上で最も大きな規模の更新需要を意味していると言えます。

長期的な需要を生み出すテーマ

投資家の間では、この巨大な更新需要が今後数十年にわたって継続することから、下水道関連銘柄は安定した成長テーマとして評価されているといえます。市場規模の大きさと長期的な需要の確実性を考慮すると、関連企業の業績への寄与と株価上昇への期待はかなり大きいと予想することができるでしょう。

国策テーマ&好業績で株価変貌に期待大

このような背景から、国策テーマとして位置付けられる下水道関連という投資テーマと好業績が噛み合うことで、株価の押し上げ要因となるのは目に見えています。
投資先としてそういった銘柄を選んでおくことが効率的な資産形成にとって非常に重要だと思います。

今回の記事では、【厳選テーマ株】需要増で業績絶好調!株価変貌期待の注目国策銘柄をご紹介したいと思います。下水道関連の中核企業だけでなく、これからどんどん注目されていく銘柄もでてきますので今後もご紹介していきます。投資判断の一助となれば嬉しいです。

※2025年8月6日のデータを参照しています

荏原実業(6328)の株価チャートの画像

東証プライム|PER15.0倍|PBR1.96倍|利回り2.89%|時価総額537億円

荏原実業(6328)は、環境保全に特化した機械メーカーです。東証プライムに上場しており、事業は大きく分けて3つの柱で構成されています。ひとつは自社で企画・開発した環境・医療関連製品を手がけるメーカー事業。次に、上下水道などの水インフラ施設の設計から施工・保守までを担うエンジニアリング事業。そして、ポンプや送風機などを扱う商社事業です。

特徴的なのは、研究開発に注力するファブレス企業である点。製造や施工は主に外部パートナーに委託することで、設計や開発にリソースを集中しています。

同社の強みは、長年の工事・納入実績に裏打ちされた信頼性と、インフラ業界における高い知名度です。官公庁との強固な関係もビジネスを安定させる要素の一つといえます。特にオゾンモニターや水処理装置は国内でトップシェアを誇るものもあり、上下水処理分野では確かな存在感を放っています。さらに、豊富な受注残や、環境や政策の変化に柔軟に対応できる体制も評価されており、今後の成長にも期待がかかります。

研究開発に特化したファブレス体制を強みに、上下水処理施設向けの装置分野で存在感を発揮しています。とくに下水道インフラに関しては、国策としての整備が進められており、今後の需要拡大が見込まれることから、同社は下水道関連銘柄としても注目されています。

具体的には、中継ポンプ場や下水処理場の設備、さらには放流装置まで、設計・施工・メンテナンスを一貫して提供しているのが特徴。加えて、下水や工場排水に対応する水質測定器や監視システム、排水処理プラントの技術提供も行っており、水質管理や環境負荷の低減といった社会的課題にも貢献しています。

こうした背景に支えられ、豊富な受注残を武器に安定した増収増益を継続中。官公庁との関係性や公共インフラ分野での信頼性の高さも評価されており、今後もインフラ整備の追い風を受けてさらなる業績拡大が期待されます。将来的には、民間向けの展開力や新製品開発力がどこまで伸ばせるかも、投資家としては注目したいポイントです。

直近の業績は、非常に好調な推移を見せています。2025年12月期の上期(1~6月)では、連結経常利益が前年同期比で32.7%増の36億円を記録。売上・利益ともに大幅な伸びを見せ、営業利益率も前年の赤字から一転して大きく改善されました。

さらに、2024年から2025年にかけては2期連続の増収増益を達成しており、売上高は平均11%増と安定的に拡大。営業利益や最終利益も右肩上がりで、企業としての成長力の高さがうかがえます。

成長を支えているのは、上下水処理分野を中心とした安定的な需要と、長年の経験に裏打ちされた高い技術力。加えて、すでに抱えている豊富な受注残も今後の業績を下支えしています。

一方で今後は、新規事業への取り組みや、民間市場への展開をどう進めていくかもカギになりそうです。特に技術開発力のさらなる強化や差別化戦略の実行が、持続的な成長に向けた次のステップとして注目されています。

心理的節目となる52週移動平均線を明確に上抜けてきた点がポジティブに捉えられるでしょう。移動平均線も徐々に収束・下向きから上向きに切り返しつつあり、中期的なトレンド転換が意識される局面に入ってきました。

上値余地としては、過去の高値圏4,500円〜4,800円あたりが次のターゲットゾーンだと考えられます。ここを突破できれば5,000円台も視野に入り、大相場入りの可能性も十分にあります。

下値は3,600円台がサポートとして機能することが予想され、押し目買いのチャンスとも捉えられます。出来高が伴ってくれば、より信頼度の高い上昇トレンドに転じる可能性があり、今後の値動きに期待が持てると思います。

短期的な調整があったとしても中長期的な投資価値は高いと判断しています。ポートフォリオへの組み入れを強くおすすめしたいイチオシ銘柄です。相場の流れを見極めながら、ぜひ検討してみてください。

※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。


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