ペロブスカイト太陽電池関連銘柄

【厳選テーマ株】押し目を絶対に拾いたい国策テーマ「ペロブスカイト太陽電池」関連の厳選注目銘柄

太陽 電球 サラリーマン 青空

※2025年8月20日のデータを参照しています

こんにちは、億トレサラリーマンです。

8月20日の東京株式市場は大きな調整局面となりました。
日経平均株価は前日比657円安の4万2888円と大幅続落。節目の4万3000円台を割り込んで引けています。

背景には、前日の米国株市場の下落があります。特に半導体やハイテクセクターが大きく売られ、その流れが東京株式市場にも波及。これまでの上昇相場をけん引してきた主力株に対し、利益確定やポジション調整の売りが目立つ結果となりました。

投資家心理としても、今週22日に予定されているジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を控え、積極的な買いは一旦様子見に。
市場全体として「様子を見たい」という空気が広がっています。

とはいえ、株式市場は常に全体相場とテーマ物色が同時に動いています。
これまでの経験上、全体が軟調でも特定テーマや材料株に資金シフトするケースが多く見受けられます。こういう時こそテーマ株への注目度はむしろ増していくといっても過言ではないでしょう。

市場全体が足踏みしている中でも、中長期的に見れば明確な追い風が吹いているテーマのひとつが「ペロブスカイト太陽電池」です。

軽量で柔軟性があり、従来のシリコン型太陽電池では設置が難しい場所にも導入できる、まさに次世代型のエネルギー技術です。
しかも、このテーマは単なる技術トレンドではなく、日本政府が政策的に後押ししている「国策テーマ」でもあります。

国が推進するテーマは強い!
これはもう相場の鉄則ですよね。

また、東京都をはじめとして各自治体も推進に力を入れる動きがみられます。
たとえば、東京都は2035年までに都内で太陽光発電設備を350万キロワット設置する目標を掲げています。

「350万キロワット」と言われてもピンと来ない方も多いでしょう。ざっくりいうと、これは一般家庭およそ100万世帯分の電力消費量に匹敵します。
つまり、東京都だけで政令指定都市が丸ごとまかなえる規模の太陽光導入を進めようとしているのです。

もちろん、この中核を担う技術としてペロブスカイト太陽電池が有力視されている状況。
従来の太陽電池では屋根の強度や設置スペースの問題がありましたが、ペロブスカイト太陽電池ならビルの外壁や窓ガラス、さらには軽量の建材にまで活用可能です。
そのため、いままでと比べ、発電設備の導入余地が一気に広がります。

脱炭素にエネルギーシフトが加速する中で、このテーマへの注目度が高いのは明らかですし、億トレ自身も以前からかなり注目し、何度も記事で紹介しており、関連銘柄は日々ウォッチしています。

それでは今回の記事では、押し目があれば積極的に拾っておきたい「ペロブスカイト太陽電池」関連の厳選注目銘柄をご紹介していきましょう。
中長期目線で株価伸長が見込める有力株で利益獲得を狙っていきましょう!

◆住友重機械工業(6302)

住友重機械工業(6302)の株価チャートの画像

東証プライム|PER16.1倍|PBR0.64倍|利回り3.73%|時価総額4,115億円

▼企業概要と主力事業について

住友重機械工業(6302)は、住友グループの中核企業として位置づけられる総合重機メーカーです。130年以上にわたって日本の産業基盤を支えてきた老舗メーカーですが、その事業領域は今なお進化を続けています。

同社の強みは、事業ポートフォリオの幅広さにあります。
具体的には、変減速機や射出成形機といった標準・量産機械を手がける一方で、環境プラントや産業機械、建設機械、造船といった社会インフラ関連の大型設備まで網羅。さらに近年注目を集める洋上風力向け構造物の製造にも携わっています。

中でも特筆すべきは半導体製造装置の分野です。イオン注入装置では国内シェア約85%という圧倒的なポジションを確立しており、世界的にも上位に位置しています。特にイメージセンサー向け分野での強さは群を抜いています。これにより、同社は半導体業界の成長を直接取り込める立ち位置にあると言えるでしょう。

また、医療機器や鍛造プレスといった分野にも展開しており、一つの業界に依存しないビジネスモデルを構築。多角的な事業展開によって収益基盤を安定させ、景気変動リスクを分散できている点も大きな特徴です。

技術力の高さから参入障壁が非常に高い事業を複数抱えているため、競争優位性はかなり高いと思われます。とりわけ半導体製造装置の分野は今後も需要拡大が期待される領域であり、住友重機械工業は長期的な成長シナリオを描ける企業といえます。

▼ペロブスカイト太陽電池関連事業について

住友重機械工業が手掛ける技術の中で、特に注目しておきたいのが「ペロブスカイト太陽電池」への関与です。

8月18日、同社は次世代型太陽電池として期待されるペロブスカイト太陽電池に用いる「電子輸送層」に関して、新たな成膜技術を開発したと発表しました。採用されたのは「反応性プラズマ蒸着法(RPD法)」と呼ばれる独自の手法で、酸化スズ(SnO₂)を従来よりもはるかに効率的に成膜できるのが特徴です。

そのスピードとコスト削減効果は驚異的で、従来の手法に比べて成膜速度は200倍以上、コストはわずか1/200。これにより、ペロブスカイト太陽電池の量産化や低コスト化を一気に現実的なものとし、商業化への道を大きく前進させる可能性があります。

また、RPD法は安価で環境負荷の少ないプロセスである点も大きな魅力です。太陽光発電そのものが再生可能エネルギーの柱である以上、その製造工程における環境負荷低減は避けて通れない課題でした。住友重機械工業の技術は、この課題を解決しながらコストダウンを実現するものであり、カーボンニュートラルの流れにも合致しています。

政府が政策として後押しするペロブスカイト太陽電池市場において、同社の成膜技術は主役級となる可能性を秘めています。再生可能エネルギー分野での貢献度が高まることで、同社の事業成長に大きく期待できそうです。

▼株価動向について

一時的な調整を経て下値を固めつつあり、足元では回復基調に入ってきた印象です。
中長期的なポテンシャルは依然として大きいと考えられます。

直近の水準は押し目として意識しやすく、今後の業績発表や新規案件の進展次第では再び高値を更新する展開も期待できそうです。

下値は3,000円前後で支えられる可能性があり、上値余地は4,000円台回復からさらにその先の大相場に発展する流れも十分に考えられるでしょう。
押し目を丁寧に拾っていく戦略が有効な局面だと思います。

短期的な調整があったとしても中長期的な投資価値は高いと判断される銘柄であり、ポートフォリオへの組み入れを強くおすすめしたいイチオシ銘柄です。

今回取り上げた「ペロブスカイト太陽電池」は、まさに国策であり、民間需要も広がる次世代エネルギーテーマです。
東京都のように自治体が前のめりで導入を進めている事例を見ても、今後10年単位で需要が膨らんでいくのは間違いと考えられます。

株式投資の世界では「国策に売りなし」という格言があります。
政策が後押しするテーマは長期的な成長ストーリーを描きやすく、市場からの注目も集まりやすい。
だからこそ、調整局面での押し目はチャンスになりやすいのです。

もちろん投資にはリスクもつきもの。
テーマ株は短期的に上下に振れることも多いですが、成長シナリオを信じて攻めるタイミングを逃さないことが大切です。

今後もペロブスカイト太陽電池関連銘柄からは目が離せません。
押し目を拾えるチャンスが来た時に備え、しっかりとチェックしていきましょう!

※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。


「億トレサラリーマンのここではかけない特別銘柄をLINEで配信しています。宜しかったらLINE登録お願いします。」

億トレサラリーマンの「無料銘柄でも高いパフォーマンス!期待のテーマ株を多数配信する」注目するべき投資顧問一覧はコチラ↓

オススメ情報
最新の株情報を手にしたい方は必見
おすすめ
株情報サイトメルマガ情報
株株の画像

橋本罫線考案者の故・橋本明男さんの意思を引き継ぐ稲垣社長や、グローバルな見地からコラムを執筆する王さんなどバラエティに富んだサイト。無料登録で「テンバガー候補銘柄」などプレゼント中。

新生ジャパン投資の画像

高山緑星こと前池英樹さんが社長を務めるサイト。「2036年までの未来予測」を完了しているとしており、本当に株価の動きを読むのが上手い人と感じています。無料銘柄でも大きく勝てる可能性あり。

グラーツ投資顧問の画像

グラーツ投資顧問は、相場の福の神 藤本さんのコラムやカブ知恵代表取締役の藤井英敏さんのコラム「投資の方程式」などを無料掲載しているサイト。アドレス登録で「大本命3銘柄」を無料提供。

株は情報収集を徹底するのが一番です。信頼出来る株式情報サイト一覧!

-ペロブスカイト太陽電池関連銘柄