
※2025年7月29日のデータを参照しています
こんにちは、億トレサラリーマンです。
株式相場には「国策に売りなし」という有名な格言がありますが、最近のマーケットを見ていると、まさにその言葉を体現するような展開が続いています。政府の方針や大型予算といった“追い風”が吹くことで、中長期的に右肩上がりの強いトレンドを形成する「国策銘柄」が次々と台頭している印象です。
もちろん、世界的な金利動向や地政学リスクなど、外部環境の影響を受けて一時的に調整する場面もありますが、全体を長い目で見ればやはり上昇基調を維持しているものが多く、押し目は絶好のエントリーポイントになっているケースも少なくありません。
そんな中、今もっとも注目度が高まっている“国策テーマ”といえば、防災・インフラ・下水道・道路整備などの「国土強靭化」関連。国の政策として予算が継続的に投入されやすく、長期にわたって需要が見込めるテーマとして、市場の関心も日を追うごとに高まってきています。
今回の記事では、そんな国土強靭化関連やインフラ整備、下水道事業に関わる「国策テーマど真ん中」と言える銘柄の中から、今まさに青天井トレンドを形成中の注目株をピックアップしました。売り場が見当たらないほどの強烈トレンドに乗るチャンスを狙って欲しい銘柄です。どうぞ最後までチェックしてみてくださいね!
【厳選テーマ株】売り場なしの強烈トレンドを形成 - 今からでも狙いたい国策テーマ株
ベルテクスコーポレーション(5290)

東証スタンダード|PER15.5倍|PBR1.83倍|利回り2.43%|時価総額773億円
ベルテクスコーポレーション(5290)は、東京都千代田区に本社を構えるプレキャストコンクリート製品の大手メーカーです。2018年にゼニスホールディングスとホクコンの経営統合によって誕生した同社は、東日本と西日本それぞれの強みを融合させた企業として注目を集めています。現在は東証スタンダード市場に上場しています。
主力事業は、プレキャストコンクリート製品の製造・販売で、特に浸水対策や下水道といった社会インフラ分野で業界トップクラスの実績を誇ります。道路・鉄道インフラ、住宅や都市開発向けの製品、防災用のパイル関連事業など、幅広い分野にソリューションを提供しており、近年の国土強靭化の流れにおいてますます存在感を高めています。
独自技術を活かした災害対策製品や、各分野でNo.1のブランド力を持つ製品群、高い開発力と豊富な特許数など、同社ならではの強みも際立っています。防災・インフラ関連銘柄としての信頼性が高く、まさに“国策テーマの中核”ともいえる存在と言えるでしょう。
日本における立ち位置
下水道や浸水対策といった社会インフラ分野において、国内トップクラスのシェアを誇ります。特に、災害対策や都市機能の維持に欠かせない下水道領域では圧倒的な存在感を放っており、国土強靭化が加速する中でその注目度は一層高まっています。
また、同社が手がけるプレキャストコンクリート(二次製品)の分野でも、規模・技術力ともに業界最大級です。製品ラインナップは道路、鉄道、住宅開発、防災など多岐にわたり、あらゆるインフラ領域に対応しています。
また、保有特許の数やシェアNo.1ブランドがかなり多いのも特徴です。競合他社と比較しても群を抜く開発力があり、単なる製造業にとどまらず、高付加価値な技術提案型企業としての地位を確立しています。
直近の業績と成長性
直近の業績は非常に好調で、堅調な成長トレンドが数字にも表れています。2025年3月期の連結決算では、売上高が前期比5.7%増の389億1,800万円、営業利益は同9.7%増の62億8,500万円を計上。経常利益は前期比10.3%増の64億4,900万円と、過去最高益を更新しました。さらに、当期純利益も大幅に伸び、前期比29.5%増の48億2,600万円となっており、インフラ関連需要の高まりをしっかりと取り込んでいる様子がうかがえます。
業績好調は一時的なものではなく、2026年3月期も続伸が見込まれています。会社計画でも増収増益が掲げられており、2期連続での過去最高益更新が視野に入っています。自己資本比率は70.0%と財務基盤も盤石で、ROEも上昇基調にあるなど、資本効率の面でも着実に改善が進んでいます。
インフラ整備や災害対策といった国策の流れに乗りながら、財務の安定性と収益性の両立を図っている点は、今後の中長期投資を考えるうえでも非常に心強い材料と言えそうです。
7月28日:株式2分割を発表し好感される
2025年7月28日、株式の流動性向上と個人投資家の裾野拡大を目的として、「1株→2株」の株式分割を発表しました。基準日は8月31日で、分割後は最低投資金額が実質的に半分となるため、これまで手が届かなかった投資家層にもアプローチしやすくなる形となります。
さらに今回の発表では、株主優待制度の実質拡充も同時に行われました。とくに300株以上保有の新たなランクが新設され、優待内容が充実したほか、配当についても分割後に合わせた調整が入るとのこと。こうした動きは、既存株主への還元強化とともに、長期保有を促す施策としても注目されています。
株式分割+優待拡充というポジティブな材料が重なったことで、今後の株価動向にもさらなる期待がかかりそうです。
ベルテクスコーポレーション(5290)の株価動向
週足チャートを見ると、直近で非常に力強い上昇トレンドに入っているのが分かります。しっかりと出来高を伴って上げてきており、相場全体の地合いというよりは個別に買いが集まっている印象です。
13週移動平均線(2,300円)を大きく上に離れて推移していて、典型的な“上昇相場における強気フェーズ”に入っています。ここまで一気に上げてきているため、多少の一服や押し目は想定されますが、トレンド自体は非常に健全だと見えます。
上値余地については、直近高値2,772円を超えてきた場合、節目の3,000円がまず視野に入り、そこを突破すれば一気に3,300円〜3,500円あたりまで伸びてもおかしくありません。過去の値動きから見ても、2,000円台後半はしっかりとした上値ブレイクのゾーンに入っており、青天井モードになる可能性もあります。
逆に下値余地ですが、2,300円あたりの13週線がまず意識されるサポートラインになります。さらにその下の2,100円台(26週線付近)も過去に売りをこなしたポイントなので、仮に調整してもこのあたりでは買いが入りやすいと見ています。
全体としてかなりポジティブな形で推移しており、今は押し目を待ってエントリーを狙うには悪くないタイミングだと思います。トレンドに乗り遅れないよう注目しておきたい銘柄ですね。
短期的な調整があったとしても中長期的な投資価値は高いと判断しています。ポートフォリオへの組み入れを強くおすすめしたいイチオシ銘柄です。相場の流れを見極めながら、ぜひ検討してみてください。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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