
※2025年8月26日のデータを参照しています
こんにちは、億トレサラリーマンです。
26日の東京株式市場は反落となりました。
前日の米国株安を引き継ぎ、主力株を中心に利益確定売りが先行した格好です。
ただし、円安の進行といった下支え要因もあるため、相場全体が大きく崩れているわけではありません。
今週は日経平均株価が4万2000円あたりを下値余地として意識されそうな展開です。
こうした場面では、「全体が下がっているから手を出さない」ではなく、むしろ個別銘柄に資金が向かいやすいタイミングとも言えます。
特に、日経平均に採用されていない中小型株や材料株に物色が集まる傾向は強く、全体相場が軟調な時ほどピンポイントで利益を狙えるチャンスがあります。
相場格言にも「相場は材料に勝てず」という言葉があります。
全体が下げ基調であっても、強いテーマや業績サプライズを持つ銘柄には資金が流れ込むのです。
今はまさに、材料株を見極めてうまく立ち回りたい局面といえるでしょう。
今回の記事では、【厳選テーマ株】データセンター向け需要で12期ぶり最高益!業績急回復の大注目銘柄ということで、億トレが注目している人気テーマ「データセンター関連」のこれから大相場入りする可能性を秘めた厳選テーマ株を紹介していきます。
投資のヒントにして、次の利益獲得のチャンスを掴んでいきましょう!
生成AI市場の成長とデータセンター需要
生成AI市場は今後も年率20%以上の成長が見込まれており、2030年には現在の数倍規模へと膨れ上がると予測されています。
それに伴い、データセンターの需要も加速度的に拡大することは必至です。
AIが使われる場所が増えるほど、裏側で支えるデータセンターが必要になるというのは明確。
たとえば、スマートフォンが普及した時代を振り返れば分かりやすいでしょう。
スマホの登場によってアプリ市場が拡大し、同時に通信基地局やデータ通信インフラも一気に増設されました。
つまり、表舞台の成長は必ず裏方の需要を押し上げる要因となります。
データセンター関連銘柄も、まさにこの「裏方の恩恵」を最大限に受けるポジションにあります。
そして今、業績面で急回復を果たし、最高益を更新する企業も出てきています。
データセンター向け需要で12期ぶり最高益!業績急回復の大注目銘柄
◆サンコール(5985)

東証スタンダード|PER7.6倍|PBR0.96倍|利回り1.11%|時価総額306億円
▼企業概要と主力事業について
サンコール(5985)は、自動車用精密ばねやプリンター部品、光通信向け部品を手がける精密部品メーカーです。
主力は「自動車関連事業」と「電子情報通信関連事業」の2本柱。トヨタやホンダ向けの精密ばねをはじめ、光通信コネクタやアダプタなど、高度な精密加工・組立技術を活かした製品を幅広く展開しています。
近年はHDD関連から撤退し、EVや半導体、通信インフラ向けへと素早くシフト。特にデータセンター向けの光通信部品は、AI・5G・生成AIといった時代の潮流を背景に需要が拡大しており、業績の新しい成長ドライバーとなっています。
サンコールの強みは、材料開発から製品化までを一貫して行える点にあります。
参入障壁の高い技術力を背景に、自動車・精密部品・光通信といった特定領域で業界トップクラスの存在感を持ち、国内外での展開やM&Aを視野に入れながら事業拡大を進めています。
▼12期ぶり最高益へ業績急回復
2025年8月8日の決算で、2026年3月期の業績予想を大幅に上方修正しました。
最終利益は36億円(従来予想14億円)、営業利益は47億円(同25億円)、経常利益は46億円(同23億円)と、いずれも予想のほぼ2倍近い水準。前期の赤字から一転し、12期ぶりとなる最高益更新が見込まれています。
上振れ要因の中心は、データセンター需要に支えられた電子情報通信分野の好調です。サーバー用冷却部品や光ファイバー向けコネクタなどが想定以上に伸び、収益性の改善にも寄与しました。加えて、自動車分野でも次世代車関連の受注が堅調に推移しており、複数の事業領域がバランスよく成長しています。
さらに、株主還元の強化も打ち出されました。配当は従来計画の5円から10円へと倍増。
最高益更新に加え、株主還元の拡充という好材料が重なり、投資家にとって見逃せないタイミングを迎えていると言えるでしょう。
▼株価動向について
株価は直近で一気に急騰し、出来高を伴った大幅上昇となっています。
背景には、データセンター需要を取り込み12期ぶり最高益を更新するという強力な材料があり、単なる思惑買いではなく業績裏付けによる上昇と評価できます。
足元では短期的な調整が入りやすい局面ですが、むしろ「押し目待ち」の好機と捉えるのが賢明でしょう。
下値余地は直近の急騰前水準である700円台後半が目安、一方で上値は1,000円突破から新高値圏を試す可能性が十分あります。
生成AIやデータセンター向けという成長テーマは中長期で資金流入が続く見込みで、大相場へ発展するシナリオも視野に入ります。短期的な波に一喜一憂するより、調整局面を丁寧に拾っていく戦略が報われやすい局面といえるでしょう。
短期的な調整があったとしても中長期的な投資価値は高いと判断される銘柄であり、ポートフォリオへの組み入れを強くおすすめしたいイチオシ銘柄です。
まとめ
今回取り上げたように、データセンター関連は生成AIという巨大市場を背景に、今後も確実に需要拡大が見込まれる分野です。
足元の相場は米国株安の影響で日経平均がやや調整していますが、こうした時だからこそテーマ株や業績改善銘柄への資金流入は起こりやすい環境ともいえます。
「業績がしっかり伸びている」
「将来性あるテーマに絡んでいる」
この2つを兼ね備えた銘柄は、市場全体の地合いに左右されにくい強さを持ちます。
データセンター関連は、まさに追い風を背に受けているテーマ。
今後も長期的な視点で注目しておくべき分野であることは間違いないと思います。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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