
こんにちは、億トレサラリーマンです。
早速ですが、西部技研(6223)という銘柄をご存じでしょうか?
おそらく名前すら聞いたことがない方が多いかもしれません。正直、事業内容の概要だけみると非常に地味で触りにくい銘柄に感じるかと思います。しかし、私自身、この企業の事業を詳しく調べてみて正直驚きました。
西部技研(6223)

東証スタンダード|PER11.25倍|PBR1.26倍|利回り3.86%|時価総額372億円
デシカント除湿機やVOC濃縮装置といった特殊空調装置を作る一見地味な会社が、実はJAXAと取引実績があり、ペロブスカイト太陽電池の製造工程にも食い込んでいる。しかも現在のPERは11倍、PBRは1.2倍、配当利回りは4%近くです。
なぜこんな銘柄が市場で割安放置されているのか。それはシンプルに地味だからです。値動きが派手なハイテク株でもなければ、誰もが知っているような有名メーカーでもない。ただ、地味であることと価値がないことは全く別の話です。むしろ私は、こういう技術で勝負している企業のほうが、長期的には面白いと思っています。
除湿技術でロケットも月面基地も狙う
西部技研の主力製品はデシカント除湿機です。聞き慣れない名前ですが、これはハニカムローターという構造体にシリカゲルやゼオライトを充填し、低温・低湿の環境でも高効率で除湿できる装置のこと。何が凄いかというと、露点マイナス90度以下という極限環境にも対応できる点です。
この技術が評価され、種子島宇宙センターや筑波宇宙センターに納入されている実績を持っています。ロケットの組立棟では、衛星を格納するフェアリング内部の温湿度管理が極めて重要と言われています。カビが発生すれば衛星が故障するリスクもある。西部技研の除湿機は、4〜9度の冷水条件下でも露点0度を達成し、精密な湿度コントロールを実現しています。
2023年4月にはJAXAの第3衛星フェアリング組立棟への納入が完了し、JAXA施設部からの評価も高く、他部署への引き合いが増えているとのこと。2025年6月にH3ロケットの打ち上げが成功したことで、宇宙関連の信頼も一段と高まっている状況。将来的には宇宙ステーションや月面基地の空調システムも視野に入れているというのですから、夢がある話です。
宇宙関連銘柄といえば、どんな企業を思い浮かべますか?
多くの人は大手重工メーカーや通信機器メーカーを挙げるでしょう。でも除湿装置メーカーが宇宙に関わっているという事実は、ほとんど知られていません。だからこそ、今のうちに目をつけておく価値があると私は考えています。
ペロブスカイト太陽電池製造にも関与
もう一つ見逃せないのが、ペロブスカイト太陽電池の製造工程向けの受注です。2025年6月26日、西部技研は国内総合エンジニアリングサービス会社から4億円の受注を発表しています。売上計上は2026年12月期の予定ですから、来期から業績に寄与します。
ペロブスカイト太陽電池は次世代太陽電池として期待されており、製造工程では厳格な湿度管理が求められます。露点マイナス40度クラス以上のドライルーム構築が必要で、ここでも西部技研の除湿技術が活きるわけです。家庭用の小型太陽電池だけでなく、定置用の巨大な製造ラインでも同社のシステムが採用されています。
お分かりの通り、ペロブスカイト太陽電池関連はまだ市場が形成途上です。だからこそ早い段階で技術を売り込んでいる西部技研のポジショニングは賢い。蓄電池やデータセンター向けの需要も急増していますから、複数の成長分野に同時に食い込んでいる形です。
国策テーマ豊富で材料期待大
ここまで読んで気づいた方もいるでしょうが、西部技研はテーマ株としての材料が豊富すぎます。空調関連、ペロブスカイト太陽電池関連、蓄電池、宇宙関連、九州シリコンアイランド関連。どれも国策が絡む分野ばかりです。
もちろん、メインとなる単一テーマがないという見方もできます。しかし私は逆に、複数のテーマを持っているからこそ、何かのきっかけで材料視される可能性が高いと見ています。投資テーマというのは市場の気分次第で浮き沈みしますから、選択肢が多いほうが有利です。
しかも西部技研の技術は本物です。1984年に世界初の活性シリカハニカムローターを商品化し、特許も多数保有しています。研究開発人員は150名を超え、イノベーションセンターで模倣困難なノウハウを蓄積している。単なるテーマ株ではなく、実力を伴った企業であることは強調しておきたいところです。
株価底打ちから緩やかに上昇

足元の株価を見ると、2025年4月に底を打ってから、全体相場と比較しても緩やかながらしっかりとした右肩上がりのトレンドを形成しています。割高感や過熱感はありません。短期的には下値を徐々に切り上げるように推移しており、直近では1,850円付近まで上昇しました。
昨年12月中旬あたりから出来高が増えてきている点です。このタイミングで大口が仕込んでいる可能性も十分に考えられます。大口投資家は派手に買うことはせず、時間をかけて静かに集める傾向にあります。出来高の増加は、その兆候かもしれません。
PER11倍、PBR1.2倍という指標面から見ても、明らかに割安水準です。配当利回りが4%近くなのも魅力的です。業績が再び成長軌道に乗れば、増配によるインカムゲインも期待できます。人気化すればその割安性とテーマ性から、株価は化ける可能性が高いと私は見ています。
地味な優良企業こそ狙い目
市場には毎日のように新しいテーマが登場し、派手な材料株が話題になります。しかし本当に儲かるのは、誰も注目していないうちに仕込んでおいた銘柄です。西部技研はまさにその典型だと思います。
宇宙、ペロブスカイト太陽電池、蓄電池、データセンター。どれも今後の成長が確実視されている分野に、この会社は技術力で入り込んでいます。しかも割安で高配当。
もちろん株価が必ず上がる保証はありません。でも、こういう地道に技術を磨いている企業が最終的に評価されるのが株式市場です。今のうちにウォッチリストに入れておいて損はないでしょう。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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