株プロサラリーマンの相場雑感
先週末の米国市場は、インフレを計る上で注目の指標。5月消費者物価指数(CPI)が市場予想8.2%に反して、総合が8.6%と4月から上昇率が加速。
「インフレはピークアウトする」と見方が広がっていましたので、これが覆された事から今後、米経済が来年にリセッション入りする公算は大きいなどの不安要素や、来週行われるFOMCへの不安利上げによる不安。米経済が来年にリセッション入りする公算は大きいとの見方も広がり、幅広い銘柄が売り込まれNYダウは終値31,392.79ドル、前日比-880.00ドルとなりました。
ナスダック総合指数は、インフレ抑制のためにFRBが金融引き締めを急ぐとの観測が高まり長期金利上昇から主力ハイテク株が売り込まれ終値11,340.02ポイント、前日比-414.20ポイントとなりました。
CPIは正直、ある程度予想通りなんて思っていましたが、市場予想を上回るとは…米国市場が主要3指標が急落してチャートは完全に下放れした感じ…これはかなり宜しくないですね。
というのも、来週はFOMC、米メジャーSQといビッグイベントが控えています。過去の米メジャーSQではほぼ株価下がっていますからね~。仮想通貨も急落してきています。個人的には保有を半分は整理して【1357】ダブルインバースや半導体関連【8035】東京エレクトロン、【6920】レーザーテックなどをショートしようと思っています。
CPIさえ問題なく通過なら強気目線でいきたかったところですが、ここまで米国市場が崩れているならば、やはり無理はしないというのが宜しいかと思います。
東証プライム上場、PER20.2倍、PBR3.68倍、利回りは1.74。信用倍率329倍
独立系のシステム開発会社。ソフト受託開発が主力としクレジットや金融関連向けに強みをもっている企業です。
同社のテーマは「ソフト・システム開発」 「コンサルティング」 「クラウドコンピューティング」 「システムインテグレーション」 「マイナンバー」 「電子政府」 「クレジットカード」 「業務支援」 「IT関連」 「金融向けシステム」 「フィンテック」 「仮想通貨」 「ブロックチェーン」 「RPA」 「キャッシュレス決済」 「Society5.0」 「デジタルトランスフォーメーション」 「ポストコロナ」 「東証再編」に該当します。
保有ブランド 「共有@メール」 「CC-すまーと」 「CC-クアトロ」 「CC-ビズメイト」 「CC-ファクトレヴォ/AR」 「CC-BizMate」 「CC-Factrevo/AR」 「CC-Quattro」 「CC-Smart」
依存先はNTTデータ (13.4%) 富士通 (12.8%)
業績面は22年3月期の連結経常利益は前の期比2.2倍の11.7億円に急拡大し、従来予想の10億円を上回って着地。23年3月期も前期比1.6%増の11.9億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとし、前期の年間配当を30円→32円(前の期は22円)に増額、今期は18円とし、3月31日割当の株式分割を考慮した実質配当は12.5%増配とする方針しています。
岸田政権が打ち出す骨太の方針では、医療資源の効率的活用もリストアップされており、そのためには医療サービスのデジタル化が喫緊の課題となっています。
マイナンバーカードの活用を政府は進めていますが、健康保険証の機能をマイナンバーカードに付加した「マイナ保険証」の普及を目指す構えにあり、マイナ保険証の利用に必要なシステム導入を2023年4月に原則義務化する方針を掲げています。
環境の不安はありますが、同社は政府の骨太政策の「DXデジタルトランスフォーメーション」 、「マイナンバー」と期待のテーマを内包しているだけに注目と見ています。