注目の米CPIが発表されましたが↓
米CPI(アメリカ・消費者物価指数) 08月
▼前月比 予想0.2% 結果0.2% 前回0.2%
▼前年比 予想2.6% 結果2.5% 前回2.9%
▼食品・エネルギー除くコア・前月比 予想0.2% 結果0.3% 前回0.2%
▼食品・エネルギー除くコア・前年比 予想3.2% 結果3.2% 前回3.2%
昨晩の米国市場は、NYダウは終値40,736.96ドル、前日比-92.63ドル、ナスダック総合指数は、半導体株の一部に買いが入ったほかアナリストが好評価を示したテスラなどが買われ終値17,025.88ポイント、前日比+141.28ポイントとなりました。
筆者は米国株をこう見る。
米国市場は昨晩の大統領選挙の討論会でハリス副大統領がトランプ元大統領を上手く罠にはめたというのが報じられていましたが、トランプ氏がいら立ち自制心のなさを露呈する結果となりましたが、討論会後の分析やSNSではトランプ氏の暴言に集中し、同氏は大統領の職務にふさわしくないというハリス氏の主張に有権者の関心が集まった様です。
ただ、改めて見てもそこまで激しい感じではなかったのですが、世界も指折りの人気アーティストのテイラースウィフトが討論会後にハリスさんを支持しましたので、これは中々なアドバンテージになったと言えますね。
先程CPI(消費者物価指数)が発表されましたが、ほぼ市場予想通りの内容となりました。市場では「景気の先行きが悪くなる」との懸念が浮上しておりましたが、市場予想通りの結果は一安心と言えます。
発表後は若干売られましたが、すぐに回復してきています。ただ米国市場がスタートしてからどう動くか!さらに米半導体大手のエヌビディアCEOが「ブラックウェル遅延にどう言及するか」というのは非常に注目を集めています。ブラックウェルのさらなる遅延や障害といった部分がありますと売りがさらに加速する可能性がありますので、ここも非常に注目ポイント問えますね。
日経平均株価は円高進行で140円台!投げ売りが加速する事態に発展!!
本日の日経平均株価は、米国市場はまちまちな展開となりましたが、メジャーSQ週の水曜日と売られやすいタイミング、「中川日銀審議委員の講演で、緩和度を調整する、とのフレーズから売りが加速し、ドル円が140円台まで円高進行となり輸出関連を中心に投げ売りが加速する事態となりました。
後場寄りは前日比341.74円安の35,817.42円とやや下げ幅が拡大、その後も売りが売りを呼ぶという動きとなりましたが為替が下げ止まると売り方の買い戻しも入り安値からはましたが、日経平均株価は終値35,619.77円、前日比-539.39円、TOPIXは終値2,530.67ポイント、前日比-45.87ポイント、東証スタンダードは値上がり銘柄数171、値下がり銘柄数1293と、値下がりが優勢。グロース市場は値上がり銘柄数82、値下がり銘柄数484と値下がりが優勢となりました。
日本株に対して筆者はこう見る。
日本株は円高が本当重しになっているわけですが、令和ブラックマンデー時の安値を下回ったことから機関投資家が売り込んできたわけですが、最近の日本株は弱すぎですね。メジャーSQ、CPIなどイベントありますので買うに買えないというタイミングでの円高進行はやはり売りを呼びますね。
選挙は買いという言葉はありますが、3連休もありますからね。とにかく落ち着きがないです。ただCPIも市場予想通りとなりました。
ただ一つ朗報としては今日の売りにより空売り比率が48.8%となっています。
7日連続下落というのもありますが、流石にこれは売られすぎですし、空売り比率が今年最高値となっています。
ここまできたら買っても良いという水準となっていますし、37000円台復活はありえそうです。自民党総裁選も明日告示されますが小泉進次郎環境大臣が総裁になる。なんて声も多いですが、まあ神輿としては国民人気も高いので良いとは思いますが、まだ総理の器ではないかな?と思います。
株式投資をする人間からすれば、高市さんがなれば日経平均株価5万円なんて言われていますが、確かにアベノミクス継承者ですので、確かにというところはあるのですが…
ちなみにメジャーSQが終わるまでは、ヘッジファンドの円買いは続きそうなところもありますが、円買いポジションが積みあがれば円買いを一旦手仕舞いする見込みはありそうと見ているのです。
そうなればまた38000円なども見えてくるとは思いますが、とにかく荒れやすい相場ですのでリスクは出来る限り回避して取り組んでいくべきかと思います。
※投資は自己判断でお願い致します。
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