半導体関連銘柄 相場雑感と注目銘柄

相場雑感と注目銘柄!半導体大手【6146】ディスコが好決算!半導体関連の急反発期待銘柄【4238】ミライアル

株プロサラリーマンの注目銘柄

昨晩はやっぱり!という感じでしたが、英国トラス首相が辞任を表明しましたね。実現不可能な大幅減税を発表して「トリプル安」の引き金を引いたトラス政権は僅か45日と英国史上最短の政権となりました。

金融市場を混乱させたトラス元首相は、自分は「経済と国際情勢が非常に不安定な時期に首相に就任した」と光熱費対策と国民保険料の引き下げを実現し、「低税率・高成長経済」のビジョンを打ち出したと主張していましたが、僅か45日の在任で支持率7%となって何を言ってるんだ?むしろイングランド銀行は債権を再び買う羽目になりましたので、ダメージを与えただけな気もします。

何にしてもこれ以上の市場の混乱が避けられるというのは投資家としては一安心ではあります。後任はボリス・ジョンソン元首相が復活する可能性が高い様です。

決算シーズン突入となっている米国市場ですが、昨晩は市場予想を上回る決算を発表した銘柄が買われる展開となりました。ですがやはりここ最近で上昇傾向が続いている長期金利がネックとなっていますね。

NYダウは高値30,822.96ドルまで上昇した後に、終値30,333.59ドル、前日比-90.22ドル、(-0.30%)と乱高下、 ナスダック総合指数も高値10,837.30ポイントから終値10,614.84ポイント、前日比−65.66ポイント(0.61%)ですからね。

米長期金利は20日早朝に一時4.18%と14年ぶりの水準に上昇となりました。止まらない長期金利の上昇もですが、FRB高官のハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が利上げ観測はさらに高まるとタカ派発言をしています。

長期金利はまだ上昇していく傾向ありますので、ハイテク株は油断が出来ないですね!

ただ今まで長期金利が上昇したらハイテク株が売られると言った図式ではありましたが、これが若干織り込まれている動きとなってはきています。ですが、どうしても楽観すると暴落するというイメージは拭えませんし、11月入ってすぐにFOMCがあります。0.75%の利上げは織り込まれていますし、インフレもピークアウトの兆候はでてはいますので、それを見越しての買いが入っている。

後は米国株はカラ売りがパンパンに入っていますが、市場予想を超える決算が相次いでいますので、空売りの買戻しも入ってきている感じもあります。乱高下は続いています反発していく見込みは高いと見ています。

日本株は米国市場の下落を受けて売り優勢!ドル円150円突破と円安効果は限定的

日本株は米国市場が軟調な展開から寄付きから売り優勢となりました。NYダウがあれだけ上昇した後にマイナスで引けたというのが尾を引き、投資家心理が弱気に傾き、値がさ株を中心に売られましたが、半導体大手の【6146】ディスコが増益の見通しとなった事が安心感となり、値がさ株の【8035】東京エレクトロンも上昇と半導体株が買われ相場を支えました。

昨日、ドル円が遂に150円を到達して円安恩恵はさらに高まりましたが、いくらなんでもという急ピッチな上昇ですので、円安恩恵銘柄も150円をつけて出尽くしとなった感じとなっていました。

全体としては週末要因もあり軟調な推移となり日経平均株価は終値26,890.58円、前日比-116.38円、TOPIXは1,881.98ポイント、前日比-13.43ポイントと下落。

新興市場は直近上昇していた銘柄は売られましたが、一進一退の動きとなりました。

下落とはなりましたが、そこまで悲壮感がある感じはないですね。半導体株の上昇が大きいかと思いますが、ただまだまだ不安定な状況には変わりはありませんので無理せず取り組んでいきましょう。

本日の注目銘柄ですが、反発が期待できそうなチャート位置の半導体関連銘柄を記載します↓

半導体関連銘柄 4238 ミライアル

ミライアルは東証スタンダード上場、PER---、PBR0.67倍、利回り---、時価総額156億円

半導体シリコンウエハー容器をなど高機能樹脂製品の開発、および製造販売金型の製造販売その他事業を展開、半導体シリコンウエハー300ミリ容器でシェア首位の企業です。

同社のテーマですが「半導体部材・部品」 「シリコンウエハー」 「金型」 「プラスチック成形」 「化学」に該当します。

上期経常が2倍増益で着地と好決算ながら出尽くしで株価は急落!売り一巡から下げ止まり反発局面!

同社は9月の決算で22年2~10月期の売上高は同27%増の105億円、営業利益は同61%増の19億円と発表。「プラスチック成形事業」では半導体業界の底堅い需要が維持され、主力のシリコンウエハー容器などの販売が堅調に推移。

直近2年間の業績推移を見ても売上高は二期連続の増収となっており、該当二期の平均増収率は21.69%となっております。また、営業利益も前期は増益に転じており、前期増益率は118.66%となっています。業績は抜群ではありましたが、上昇基調が続いていた反動から出尽くしの売りとなり株価は急落となりました。

株価1500円まで下落となりましたが、やっと売り物も落ち着いて反発局面、半導体需要を考えても業績面の期待は高く、チャートを見ても1500円割れたら撤退という感じで取り組みやすい位置となります。

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