株プロサラリーマンの相場雑感
今週も宜しくお願い致します。
先週末の米国市場は、週末にも記載致しましたが、おさらいで記載致しますが、5月消費者物価指数(CPI)が市場予想8.2%に反して、総合が8.6%と4月から上昇率が加速した事から14日のFOMCでの利上げによる不安から幅広い銘柄が売り込まれNYダウは終値31,392.79ドル、前日比-880.00ドルとなりました。
ナスダック総合指数は、インフレ抑制のためにFRBが金融引き締めを急ぐとの観測が高まり長期金利上昇から主力ハイテク株が売り込まれ終値11,340.02ポイント、前日比-414.20ポイントとなりました。
CPIの結果からFRBによる「0.75%への利上げ幅拡大の観測が再燃してきている」との不安から急速に売られたわけですが、直近で揉み合いから下放れという形にもなっていましたので、一斉に利益確定売りがでて売り方も売り込んできた感じですね。
米国の5月CPIが予想を上回り、約40年ぶりの強い伸びで米国市場急落!日経平均株価は2週間ぶりに27000円割れ!
日本株もNYダウが880ドルも下げましたので、売り一色の展開となりましたが、寄り付きから様々な銘柄が売られ、10時30分頃には先週末比814.36円安の27,009.93円で推移、中国上海総合指数は-0.87%、香港・ハンセン指数は-2.95%と下落した事から売りに拍車がかかり、日経平均株価は5月27日ぶりに2万7000円の節目を割り込む急落。
日経平均株価は先週は28,000円を超えて上昇トレンド突入か?なんて思っていましたが、米国市場の急落から冷や水をぶっかけられる展開となり日経平均株価は終値26,987.44円、先週末比-836.85円、TOPIXは1,901.06ポイント、先週末比-42.03ポイントとなりました。
新興市場もナスダック総合指数が、長期金利上昇から売られていましたが、同様にグロース株全体が売り込まれる事態となりました。
日経平均株価のチャートを見ますと25日移動平均線を若干下回りましたが、本当ここ最近の上げ幅を一発で帳消しにするとは…ある程度覚悟していましたが、やはり今の相場は油断は禁物というのを改めて思い知らされました。
【4777】ガーラは売りも出ましたが、引けにかけて再び買われ+3.63%、この環境でこれは本当強い。チキンゲームの要素はありますが、勢い良いものは崩れるまでついていくべきですね。今日からグローバル配信の予定ですが、思惑も重なり面白い動きはまだ続くと見ています。
IPOの注目銘柄【5032】ANYCOLORは一時7200円まで上昇しましたが、その後は利益確定売りが入り下落。STOP高祭りで飛びついていたイナゴの投げや大口の売りも入った動きですが、節目6000円でエントリーします。これは売り一巡後にもう一発大きいのがあると見ています。
【6619】ダブルスコープが遂に下落…となりましたが、これもまだありそうです。落ちたところを拾いたいと思っている投資家も多そうですからね。引け前に打診してみましたが、1400円割れたら枚数多めでいってみます。
細かく利益確定売りを入れていましたので、そこまでダメージはありませんが、【6047】Gunosyは引き続き保有していますが、想像よりもマシでした。
週末に注目銘柄として記載しました【2307】クロスキャットは-3.68%の下落となりましたが、これも引け前に拾いました。
怪しい動きが続いている【6091】ウエスコHDが決算を出しましたが、原材料高もあり可もなく不可もなくという決算内容でしたが、明日どう動くか注目です。
【8035】東京エレクトロンを寄り付きから売り、値がさ株ですのでそれなりに売りでとれましたが、引けに買戻しました。
基本的に急落となり保有も整理を大体しましたが、買い目線は崩していません。目先はFOMC次第ではありますが、もう一段の下げが来たら色々と拾っていきます。
今日の様に急落でも強い銘柄というのは目をつけておくべきですが、半導体、自動車部品を手掛ける旭ダイヤモンド工業は、期待ができそうと見ています。

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