米国市場はCPI(消費者物価指数)を控えていますので、様子見ムードが強い相場となりましたね。
直近の雇用統計の結果から過度な景気後退への懸念が後退した事で消費関連や素材など景気敏感株景気敏感株が買われてはいましたが、米長期金利の上昇を受けてハイテク株が売られる展開となりました。
シカゴ連銀のグールズビー総裁が「利上げに対し積極的になりすぎないよう注意すべき」と利上げに対しハト派発言をしたことは安心感とはなりましたが、やはりハイテク株が乱高下しやすいCPIを控えていますので上を買うに買えない、といって売るのも怖いという膠着状態となっていましたね。
NYダウは上昇、ナスダック総合指数は下落とまちまちではありましたが、総じて小幅な値動きだったと言えます。
米国市場の動きを筆者はこう見る!
やはり売り一巡して買い意欲はあるという印象です。グールズビー総裁の発言もですがFRBは今は市場を下手に刺激したくないというのがわかります。インフレを示す代表的な指標CPIでインフレ鈍化ならばやはり株高に向かうとみています。
あの投資の神様ウォーレン・バフェットが日本株に対し強気の発言!商社株に強い買い!
日本株は強い切り返しを見せて再び28,000円台での推移となっていますね。
日経平均株価、TOPIX共に連騰、新興市場も上値が重たいですがCPI前のポジション整理が出る中で考えると総じてしっかりの動きだったと言えます。
日本株の動きを筆者はこう見る!
CPI前に全市場が上昇する結果となりましたがこの上昇の要因となった大きなニュースでは投資の神様ウォーレン・バフェットが日本に来日して、2020年8月に日本の大手総合商社株をまとめて買い付け以降、目立った動きはありませんでしたが、昨日同氏は日本経済新聞に対して「日本株の追加投資を検討したい」と述べ、現在保有の国内5大商社(三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅、住友商事)の株式保有比率が揃って7.4%に高まったとも述べています。
これを受けてあのバフェットが!という動きとなり日本株が買われる流れとなりましたが、「次の投資先は常に頭の中にある。価格次第だ、現在の5大商社も売る気はない、」と割安感が高まれば追加投資に踏み切る意向を示しました。
投資の神様が述べたといっても、下がるときは下がるそれが株価ですし、ウォーレン・バフェットも短期的な値動きでは見ていません。バフェットが日本株へ投資をしているか?という理由に「割安のまま放置された複合企業がまだ多い。」というところをあげていましたが、「日本の全ての主要企業を観察するだろう」と日本株に関心を示し、投資する企業の条件は「事業内容を理解できる会社」と、株価が割安であることの2つと述べています。
今後バフェットが買ってくる銘柄…実際に割安、高配当で事業が安定しているという日本株は多いので中々ピンポイントで当てるというのは難しいでしょうが、「バフェットの日本株買い」というのは安心感につながると言えますね。
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明日注目の銘柄ですが、シリコンスタジオが今後も急騰の見込みが高いと見ていますので記載します。
「億トレ」サラリーマンの注目銘柄 シリコンスタジオ(3907)
シリコンスタジオは東証グロース上場、先端リアルタイムCG技術、オンライン技術、コンシューマゲーム開発技術等を提供する開発推進・支援事業、ゲーム・映像業界に特化した人材紹介・派遣サービスを提供する人財事業を展開しています。
投資家人気となりやすいEV関連、自動運転関連、メタバース関連する企業です。
同社のテーマですが、「ソフト・システム開発」 「技術者派遣」 「ソーシャルゲーム」 「スマートフォン」 「iPhone関連」 「Android」 「人材紹介」 「ゲームソフト」 「スマホゲーム」 「IT関連」 「VR」 「Society5.0」 「クラウドゲーム」 「メタバース」 「デジタルツイン」に該当します。
同社の保有ブランドですが「エビス」 「エンライトゥン」 「ガンダムブレイカー」 「グランスフィア」 「テラバトル」 「パレットパレード」 「ブレイブリーセカンド」 「ブレイブリーデフォルト」 「ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル」 「ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー」 「ミズチ」 「レフトアライブ」 「己の信ずる道を征け」 「戦国武将姫 MURAMASA」 「3Dドットゲームヒーローズ」 「ALCHEMY」 「Enlighten」 「GraniteSDK」 「LEFT ALIVE」 「Mizuchi」 「MotionPortrait」 「OROCHI」 「POPCORN FX」 「Wwise」 「XENKO」 「YEBIS」などがあります。
DeNA(時価総額2260億)が提供するEV転換シミュレーターFACTEV開発に協力
メタバース関連でも人気となった銘柄ですが、同社は開発推進・支援事業では、ゲーム・映像業界の企業に対する最先端リアルタイムCG技術の提供、ゲームパブリッシャーに対するコンシューマゲーム開発技術の提供を行っておりますが、EV導入を加速させるソリューションとして2024年度に商用化を目指しているDeNAとEV転換シミュレーターFACTEV開発に協力しています。
このEV転換シミュレーターFACTEVですが、車検証や定期点検、運行管理台帳情報などで車両の使われ方を推定し、走行地域情報を分析することで候補EVを選定し実用性能や導入効果をデータで提供することが出来るというシステムですが、今後もDeNAが目指すEVの普及と運用を通じた脱炭素やサーキュラーエコノミー実現への貢献を支援すべく引き続き開発協力していくとなれば、導入時のみではなく運用についても継続的にシステムを開発することから長期的に渡る利益も望めます。現在、官公庁との事業展開も展開するDeNAとの開発であることから、同様部門への広がりも期待がもてます。
業績は急拡大!前年同期比営業利益13倍達成!マツダと自動運転技術開発で共に開発も◎
4月10日に決算発表がありましたが、受託開発でエンターテインメント業界を中心に引き合いが多かったほか、オンラインゲーム向けのサーバー開発・運用も堅調に推移、エンターテインメント業界での有料職業紹介サービスも好調だったことから四半期ベース過去最高益となっています。
自動車業界へシフトチェンジしていますが、開発推進・支援事業が大幅に利益改善、産業界へ事業領域が拡大しており、エンターテインメント業界で培ったノウハウとゲームエンジン技術を活用しておりますので、今後、DeNAのような引き合い増ケースが見込まれ産業分野におけるCG・ゲームエンジン関連事業では、アルゴグラフィックス社との資本業務提携といった部分も今後期待があります。
そしてメタバース関連としてもNvidia社の「Omniverse」に参画しております。
ここでも産業分野に対してデジタルツイン、メタバース環境の構築支援をシリコンスタジオが行っていますが、Nvidia日本代表で米国本社副社長が「幅広い産業分野での3DCG技術で国内をリードするシリコンスタジオ様が参画いただけることを歓迎し、デジタルツインや3Dバーチャル環境の構築によってさらに強力な開発力を発揮していただき、様々な産業でのOmniverse導入と実用化が大きく進展するものと期待している」と発言を見てもわかりますが、今後の成長分野メタバースでも期待値が高く、さらにEV関連で赤字脱却ですので「2023年化ける株候補」と言えるのではないでしょうか。
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