春節関連銘柄

億トレが注目する春節関連銘柄 本命株 注目株 一覧 まとめ

旅行客の画像

こんにちは、億トレサラリーマンです。

2025年に突入しましたが、みなさんは株式投資の調子はどんな感じですか?

新しい年のスタートには株式市場においても大きな影響を与えるイベント「春節」が見逃せません。中国で新年を盛大に祝う祝日期間である春節ですが、この時期、多くの人々が旅行や買い物、贈り物にお金を使い、消費が一気に加速します。その影響はアジア圏だけにとどまらず、訪日外国人の増加やインバウンド需要を通じて日本経済にも波及し、関連銘柄の動きにも注目が集まっています。

春節関連銘柄は、過去のデータからも市場で大きな上昇を見せてきました。特に、小売業や観光業、食品業界といったセクターでは、春節期間中の売上増が業績を押し上げ、株価の上昇へとつながるケースが多々あります。今年も、春節に向けた消費意欲の高まりを背景に、新たな注目銘柄が浮上する予感が高まっていると言えるでしょう。

今回の記事では、そんな春節関連銘柄の中から、特に億トレが注目する本命株や期待の注目株などをピックアップ。市場のトレンドをふまえ、次なる大きな投資チャンスを掴むための情報をお届けします。2025年の春節は、あなたのポートフォリオを一段と輝かせるきっかけになるかもしれません!

春節とは?

春節とは何か?2025年の春節はいつ?

中国のお祭りの画像

春節とは旧正月、旧暦のお正月を意味します。中国ではこの春節が1年で最も重要な祝祭日とされていて、新暦のお正月(1月1日)よりも盛大に祝われます。毎年、太陰暦に基づいて決まるため、グレゴリオ暦では1月下旬から2月中旬の間にあたります。

春節は、中国本土だけではなく、香港や台湾などの中華圏でも祝われます。また、シンガポールやマレーシア、ベトナム、韓国などのアジア諸国でも国民の祝日として旧正月が祝われてたりします。

2025年の春節は1月29日(水)で1月28日〜2月4日までの8日間が連休期間になっています。

春節の連休期間連休日数
2024年2月10日〜2月17日8日間
2025年1月28日〜2月4日8日間
2026年2月16日〜2月22日ごろ7日間程度

春節が日本経済に与える影響

春節は中国をはじめとするアジア諸国の一大イベントですが、その経済的な影響はアジア圏にとどまらず、日本にも大きく波及します。この期間、特に注目されるのが訪日外国人観光客の増加による「インバウンド需要」です。春節は中国国内での大型連休にあたるため、観光やショッピングを目的に多くの中国人観光客が日本を訪れます。その結果、日本国内では小売業や観光業、飲食業が大きな恩恵を受けることになります。

過去のデータを見ても、春節期間中の訪日外国人数は毎年増加傾向にあります。例えば、コロナ前の2019年には、春節期間中だけで約100万人以上の中国人観光客が日本を訪れ、その際の消費額は約1500億円にも達したとされています。この数字は、訪日外国人全体の中で中国人観光客が占める割合が非常に大きいことを示しており、春節が日本経済にとって重要な商機であることを物語っています。

特に消費が集中するのが、百貨店や免税店、高級ブランドショップです。観光客の多くは高額商品を購入する傾向が強く、時計やバッグ、化粧品などの高級品の売上が飛躍的に伸びます。また、春節期間中は「爆買い」という言葉が生まれるほど、中国人観光客の購買意欲が活発で、店舗側も春節をターゲットにしたキャンペーンやプロモーションを展開することが一般的です。

さらに、観光業にも春節の影響は顕著です。温泉地やテーマパーク、観光名所には家族連れの観光客が多く訪れ、宿泊施設や交通機関の利用が増加します。特に東京、大阪、京都といった都市部では、観光施設やホテルの稼働率が急上昇し、地域経済全体にプラスの影響を与えています。

一方で、春節が与える影響は単なる短期的な経済効果にとどまりません。この時期に訪れた観光客が日本の文化やサービスに好印象を持つことで、リピーターとなり、長期的な経済効果を生み出す可能性も高まります。さらに、訪日観光の成功は、日本のブランド力を高める機会ともなります。

このように、春節は日本経済にとってインバウンド需要の拡大という形で大きな影響を与えるだけでなく、関連企業や地域経済にとって重要な成長の機会でもあります。このタイミングをいかに活用するかが、多くの企業や投資家にとっての重要な鍵となることは否めません。

株価20倍!?大化け株眠る春節関連銘柄

春節なんて一時的なものでしょ?なんて思っている方もいると思いますが、決して侮ってはいけません。
過去にはこんな大化けした銘柄もあるのでご紹介します。

寿スピリッツ(2222)の株価チャートの画像

寿スピリッツ(2222)は、土産菓子の大手企業で「LeTAO」などのブランド菓子を取り扱っています。2014年は年間を通して100円台だった株価がインバウンド需要爆増をきっかけに約10年で2500円近辺まで買われるような銘柄に大化け、株価は20倍近くになっています。

春節関連とだけ考えると一時的なものに感じるかもしれませんが、広くインバウンド関連銘柄として捉えることができ、インバウンド需要を大きく取り込むことで売上高は急増、寿スピリッツのように中長期的な目線で大化けするような小型株はまだまだ眠っているといっていいでしょう。

億トレが注目する春節関連銘柄一覧まとめ

業種別にみる春節関連銘柄一覧

小売業(百貨店、専門店、免税店など)

まずは、訪日外国人客の消費が集中する百貨店や免税店などです。
観光客の多くは高級ブランド品をはじめとする高額商品や化粧品、家電などを爆買いする傾向があり、これらの売上が飛躍的に伸長することが予想されます。「自分へのご褒美」や「家族や友人への贈り物」として購入されることが多く、春節特有の「贈り物文化」が売上をさらに後押ししています。円安基調のなか、中国人観光客の購買意欲もかなり活発になることを考えると注目度の高いセクターだと思います。

コード銘柄名概要
2222寿スピリッツ菓子製造販売。地域限定ブランド菓子を展開
2927AFC-HDアムスライフサイエンス健康食品の受託製造・販売。後発薬、漢方薬。さいか屋百貨店を買収
3086J.フロント リテイリング大丸と松坂屋が統合した大手百貨店グループ。テナント導入推進。子会社にパルコ
3099三越伊勢丹ホールディングス百貨店最大手。三越と伊勢丹が統合。富裕から若年層まで幅広い顧客層
8233高島屋老舗百貨店。東京、大阪等全国展開。シンガポールにも
8237松屋名門百貨店。銀座・浅草の2店舗でインバウンド見込
8242エイチ・ツー・オー リテイリング阪急、阪神百貨店が統合
8244近鉄百貨店近鉄沿線に国内最大級のあべのハルカス本店中心に店舗展開
8252丸井グループ首都圏の若者向け百貨店をテナント店に転換
8276平和堂中国に百貨店進出
9001東武鉄道北関東地盤。関東私鉄で路線最長。スカイツリー軸に沿線再開発
9005東急東急グループ中核。私鉄最大の乗客数。渋谷など沿線の都市再開発に注力
9006京浜急行電鉄京浜・三浦半島が地盤。沿線再開発余地大。品川、羽田、横浜が核
9007小田急電鉄新宿拠点で箱根、江ノ島など観光強み。複々線で沿線強化。新宿再開発へ
9008京王電鉄新宿以西が地盤。不動産、ホテルや百貨店など展開
9009京成電鉄上野-成田空港路線が収益の柱。多角化推進。イオンと再開発
9041近鉄グループホールディングス私鉄で営業キロ数最長。グループ力は業界最大級。百貨店、不動産やホテルも
9042阪急阪神ホールディングス阪急阪神グループの持ち株会社。鉄道主軸にホテル等も展開。梅田再開発に力
9045京阪ホールディングス大阪京都間が主力の私鉄。京都観光に強み。中之島線沿線の開発に力
2659サンエー沖縄県内流通首位。スーパー、レストラン、ドラッグストアを展開
2730エディオン西日本地盤の家電量販大手。ニトリHDと資本業務提携
3048ビックカメラ家電量販店大手。首都圏駅前に大型店を展開。ネット販売も。傘下にコジマ
7419ノジマ家電量販店。神奈川から首都圏展開。デジタル家電に注力
7513コジマビックカメラ傘下の郊外型家電量販店中堅
2780コメ兵ホールディングス名古屋を本拠に中古ブランド品販売トップ
4911資生堂化粧品大手
6561HANATOUR JAPAN韓国系、訪日外国人向け旅行業。免税店・ホテル施設や団体バスも運営
7532パンパシフィックHD総合ディスカウント「ドンキ」主力
8202ラオックスホールディングス中国資本。シャディのギフト事業が柱
9706日本空港ビルデング羽田空港ビルの賃貸・管理。羽田、成田直営売店を展開。免税店も
3088マツキヨココカラ&カンパニー都市型ドラッグストアの代表格。化粧品に強み
3141ウエルシアホールディングスイオン子会社・ドラッグストア大手
3148クリエイトSDホールディングス神奈川から首都圏に大手ドラッグチェーン
3391ツルハホールディングスドラッグストア大手。ウエルシアHDと統合協議
9989サンドラッグ首都圏中心に全国展開するドラッグストア大手

観光業(ホテル、航空会社など)

次に、ホテルや旅行サイト、交通機関などのセクターです。
春節期間中、ホテルや旅行サイト、鉄道、航空会社などの観光関連産業は大きな恩恵を受けます。多くの中国人観光客が訪日し、ホテルは予約で埋まり、高級旅館や温泉宿も需要が急増します。旅行サイトでは春節限定のツアーや特別キャンペーンが展開され、予約数が大幅に伸びる傾向にあります。航空会社は中国やアジア諸国からの便が満席となり、特別便を増やす対応を実施。鉄道や新幹線も観光客の利用が増え、交通需要が高まります。これらの動きは観光地周辺の経済活性化にも寄与し、春節は観光業界全体にとって重要なビジネスチャンスとなっています。

コード銘柄名概要
2440ぐるなび飲食店情報サイトを運営。飲食店からの課金収入が収益源
3926オープンドア旅行比較サイト「トラベルコ」運営
4681リゾートトラスト会員制リゾートホテルで首位
6030アドベンチャー総合旅行予約サイト「スカイチケット」運営
6191エアトリ航空券予約サイト「エアトリ」運営。阪急交通と提携
6548旅工房ネット専業旅行社
6561HANATOUR JAPAN韓国系、訪日外国人向け旅行業。免税店・ホテル施設や団体バスも運営
6577ベストワンドットコムクルーズ旅行予約サイト「ベストワンクルーズ」運営。富裕層に照準
7048ベルトラ海外・国内の現地体験型オプショナルツアー専門の予約サイト運営
9603エイチ・アイ・エス格安航空券最大手
9726KNT-CTホールディングス近鉄系の旅行業界大手
9616共立メンテナンスビジネスホテル「ドーミーイン」を全国展開
9723京都ホテル京都の名門ホテル。ホテルオークラが筆頭
9708帝国ホテル高級ホテルの代表格
9201日本航空国際線、国内線2位
9202ANAホールディングス国内線、国際線で首位。アジア近距離路線に強み
9204スカイマーク国内第3位の航空会社。割安運賃で旅客の輸送サービスを手掛ける
9020JR東日本国内最大の鉄道会社
9021JR西日本北陸、近畿、中国に鉄道を展開。関西圏、山陽新幹線と北陸新幹線が主力
9022JR東海東海道新幹線が柱
9023東京地下鉄首都圏で地下鉄事業の運営や流通・不動産・情報通信事業を手掛ける

億トレが注目する春節関連銘柄の本命株・注目株【5選】

HANATOUR JAPAN(6561)

HANATOUR JAPAN(6561)の株価チャートの画像

HANATOUR JAPAN(6561)は、韓国や中国、東南アジア、欧米などからの訪日旅行者向けに、旅行手配や宿泊施設の手配を行うインバウンド事業を展開しています。具体的には、ホテル、観光地、交通手段などの手配を提供しています。また、日本国内のホテル運営(Tmark Cityホテルなど)や貸切観光バス事業も行っており、訪日旅行者向けの幅広いサービスを提供しています。

共立メンテナンス(9616)

共立メンテナンス(9616)の株価チャートの画像

共立メンテナンス(9616)は、ビジネスホテル「ドーミーイン」を全国展開している企業です。日本人出張客をターゲットとしていたホテルチェーンですが、インバウンド景気の盛り上がりに対応して訪日外国人客向けのホテルへとシフトチェンジした戦略が奏功して好業績が続いています。

寿スピリッツ(2222)

寿スピリッツ(2222)の株価チャートの画像

寿スピリッツ(2222)は、「LeTAO」をはじめとするブランド菓子を展開しています。特に中国人観光客から人気で爆買いの対象となっていることから春節関連銘柄の本命株と言っても過言ではないでしょう。

三越伊勢丹HD(3099)

三越伊勢丹HD(3099)の株価チャートの画像

三越伊勢丹HD(3099)は、百貨店最大手の企業です。訪日外国人が多く集まる新宿に店舗を構えており、春節周りには高級ブランドを爆買いする中国人客の姿が見られるのが特徴的です。直近でもインバウンド向け好調で4-9月決算では純利益71%増と絶好調のため、春節需要も相まってかなりの業績伸長が見込める銘柄だと思います。

パンパシフィックHD(7532)

パンパシフィックHD(7532)の株価チャートの画像

パンパシフィックHD(7532)は、量販店「ドン・キホーテ」を運営する企業です。安売りと品揃えの豊富さから訪日外国人客からかなりの人気があり、春節周りでは売上の爆増が見込まれる春節関連銘柄の本命株といって過言ではないでしょう。

まとめ

今回の記事では「春節」に関する簡単な説明や日本への影響、そして春節関連銘柄の一覧まとめ、億トレが注目する本命株などについてお話ししてきました。

コロナ禍で一時的に減少していた訪日外国人客の数もV字的に回復してきているなかで1月28日から迎える春節でかなりの数の訪日観光客、そして日本への経済効果が期待されます。ただの中国の祝日だと侮ることなかれ。株式市場においてはかなりのビッグイベントになるので、しっかりと春節関連銘柄をチェックして気になる銘柄があれば事前にエントリーしてキャピタルゲインを狙っていきましょう!


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