米国市場は、米国3指標が揃って上昇して終了しました。先週発表された4月米雇用統計やFOMCの結果を受け、FRBが年後半に利下げを始めるとの観測から主力株の一角に買いが入ったほか、エヌビディアやマイクロン・テクノロジーが買われ半導体株に買いが波及、地政学リスクのパニック的な売りも落ち着いたことから堅調な推移となりました。
NYダウは終値38,852.27ドル、先週末比+176.59ドルと4日続伸なりました。ナスダック総合指数は終値16,349.25ポイント、先週末比+192.92ポイントとなりました。
筆者は米国株をこう見る。
米国市場は利上げに対して非常にネガティブに反応する傾向はありますが、年内利下げ期待から急反発したというのを見ましても再び株高になる見込みは高いと言えます。5月は「セルインメイ」とは言われますが、4月に入って株安となったことを考えましても先にアク抜けしたという動きにも感じられます。中東情勢はまだ油断ができないというのもありますが長期金利の上昇も一服しましたのでここは攻めどころかな?と思っています。
GW明けの日本株は強い上昇!グロース市場が+2%超え!ここからグロースの逆襲の可能性も!
GW明けの日本株ですが、連休前に為替市場の乱高下、米雇用統計が懸念されて売り物がでておりましたが、雇用統計の結果を受けて利下げ期待が高まりやECB(欧州中央銀行)政策担当者はインフレ率が来年半ばまでに物価目標の2%に戻るとの見方を示したことを受け、国内半導体株を中心に幅広い銘柄に買い戻しが入りました。
日経平均株価は、朝9時30分頃には前営業日比+501.23円まで上昇、その後は戻り売りなども入りましたが引けにかけて値を戻し、日経平均株価は終値38,835.10円、前営業日比+599.03円、TOPIXは終値2,746.22ポイント、前日比+17.69ポイントとなりました。
新興市場は東証スタンダードは値上がり973銘柄、値下がり452銘柄、東証グロース市場は値上がり403銘柄、値下がり127銘柄と全市場値上がり優勢となりました。
日本株に対して筆者はこう見る。
やはり大型連休前で米重要指標、決算、そして為替市場の乱高下と重なっていましたので一旦保有を整理してキャッシュポジションを作った動きでしたので、無事通過したことから一気に資金が入ってくる動きとなりました。
今週から決算シーズンのピークとなりますが、本日の任天堂(7974)の決算はスイッチ販売減や前期配当増額も今期減配となりましたのでPTSでは売られていますね。
明日は、トヨタ自動車、三菱重工、日本郵船、ロームといった日本を代表する銘柄の決算を控えています。難しい局面なのは輸出関連ですが、円安から円高、どちらに向くのか難しい位置にあり企業も為替レートをどこまで織り込んでいるのか?という部分があります。今期はともかく来期が厳しい、もしくは控えめな予想を出しますとそこは投げが来ると言えます。
保有銘柄の決算を見る上で、その業種のガリバー企業の決算はしっかりと見ておくべきですね。株高だからといっても空売り比率39.7%となっています。株高の流れがここから来るとは思っていますが楽観視せずにいきましょう。
ちなみに今日12時50分に旧フィット、グリーンエナジー(1436)が株主優待制度の拡充をしましたが、これはかなりの好材料ですね。300株でQUOカード3万円という内容ですので下支えもしっかりとなると言えます。上手くいけば2000円超えもありえそうですね。
※投資は自己判断でお願い致します。
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