株プロサラリーマンの相場観と注目銘柄
昨晩の米国市場は、全米でディスカウントチェーン店を展開するターゲットの決算が市場予想を下回る内容、アナリスト予想も下回って業績予想も下方修正となり同社株が急落、小売り大手のウォールマートやホームセンター大手のロウズの決算が良かったので問題ないと見ていた投資家も多かったと思いますが、これを見る限り米国で支出を抑えているとの見方が広がる内容と言えますね。
景気敏感株が売られましたが景気動向を受けにくいディフェンシブ銘柄が買われ下支えとなりNYダウは終値33,553.83ドル、前日比−39.09ドルとなりました。
ナスダック総合指数はターゲットの下落もありますが、半導体マイクロンが「来年の市場見通しが弱くなったとし、DRAMとNANDのウエハーを6-8月期比で約20%減産する方針と発表」、好調な推移が続いていた半導体株に水を差す内容となり半導体株が急落、フィラデルフィア半導体指数(SOX)が-4%を超える下げ、主力ハイテク株ではテスラが売られ、小売り株の一部や半導体株を中心に売りが広がり終値11,183.66ポイント、前日比-174.75ポイントとなりました。
半導体株は投機的に買われる動きが続いていましたので、一旦押すかな?と思いますが、押し目を狙っている投資家も多いですし、米国市場のトレンドはまだ上で見ています。
日本株は米半導体の急落から国内半導体株も売り優勢!【6920】レーザーテックが急落!
日本株は米半導体株の急落を受けて国内半導体株が一斉に売られる動きとなりました。今まで強い上昇を続けていましたのでマイクロンの悪材料で、とりあえず利益確定売りを入れておこう!という流れとなりましたね。
【8035】東京エレクトロンは-3%、【6920】レーザーテックは-8%超えの下落、レーザーテックは10月3日14,320円から1ヶ月で29,645円と2倍になっていますからね。半導体株自体は上に行くと思っていますが、やっぱ一旦大きく押すかな~と見ています。
日経平均株価は終値27,930.57円、前日比−97.73円と下落、TOPIXは終値1,966.28ポイント、前日+2.99ポイントとなりました。
新興市場は米ハイテク株が軟調な展開となりましたがマザーズ指数も底堅いですし、個人投資家の勢いを感じます。
ですが、個人投資家の半導体が大きく押しますと投げ売りも出やすいのでそういったところは注意しておくべきですね。
【8035】東京エレクトロン、【6890】レーザーテックは売りを入れましたが【6890】フェローテックや【7433】伯東は買いで持っています。ちぐはぐな投資ではありますが5日移動平均線を下回り、売り圧が広がりそうですので、もう一段の下げを警戒してのヘッジです。
今のところ「半導体株は一旦押し目入れてから年末高」という予想しています!
実際に私の周りの億トレーダー10人中、7人が同じ意見でした。
相場は大勢の逆を行くというパターンは多いですが、大きく押し目を入れたらそこで拾いたいと思っている投資家は多いと思います。ですので売り一巡後から半導体株は急反発を予想します。
引け後に【4575】キャンバスが「CBP501」の第2相試験、別の3剤併用投与群でも主要評価項目達成の材料を出していましたが、前回も急騰したと思ったら急落しましたのでぬか喜びはしない方が良さそうですね。ただ間違いなく好材料です。
バイオ株では【4576】デウエスタンセラピテクスも面白そうですね。
緑内障・高眼圧症治療剤「グラアルファ配合点眼液」が厚生労働省から薬価収載され、12月6日に、ライセンスアウト先の興和が販売開始するとの事です。上値は重たいですが5日、25日移動平均線が320円の位置にありますので、そこで無理せず撤退なら取り組みやすいと言えます。
【2667】イメージワンは本日は700円を割り込む動きとはなりましたが、これもまだ期待できるかなと思っています。
まだまだ相場としては上を目指しそうですが、無理せずにいきましょう。
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