
こんにちは、億トレサラリーマンです。
著名投資家テスタ氏(総資産100億円超)が5月1日にXプラットフォーム上で、「楽天証券の自身の口座が不正アクセスを受けた」と公表しました。2段階認証を設定していたにもかかわらず被害に遭ったという事実が、株式市場関係者の間で注目を集めています。
4月下旬には、楽天証券だけでなく他の証券会社でも同様の事案が発生しており、複数のメディアが「アカウント乗っ取りによる中国株の大量購入被害」を報じています。犯行手法としては、証券会社の公式サイトに酷似した偽装ウェブページを利用し、個人情報を盗み出した上で不正な取引を実行するというものです。
情報化社会の進展に伴い、このような電子的犯罪行為は増加の一途をたどっています。こうした背景から、投資家の間ではサイバーセキュリティ分野の企業に対する投資意欲が高まっています。今後は個人投資家のみならず、大手機関投資家もセキュリティ企業を将来有望な投資先として資金を振り向ける傾向が強まると予想されます。
そんななか、5月2日東証グロース市場に昨年3月下旬に上場したばかりのカウリス(153A)が一時ストップ高まで買われるなどして注目を集めています。
今回の記事では、【話題株ピックアップ】証券口座乗っ取り被害から注目が集まるサイバーセキュリティ関連銘柄:カウリス(153A)をご紹介したいと思います。証券口座乗っ取り被害対策関連の本命株としても注目される同銘柄に注目してみましょう!
※2025年5月3日のデータを参照しています
急騰期待の注目サイバーセキュリティ関連銘柄:カウリス(153A)
カウリス(153A)とはどんな企業?
カウリスは、「インターネットの安全を提供するインフラ」を顧客と共に創ることを目指すサイバーセキュリティ企業です。主力事業は、クラウド型不正アクセス検知サービス「Fraud Alert(フロードアラート)」の開発・販売で、月間数億人のエンドユーザーを情報漏洩から守っています。同社の強みは、250以上のパラメータを用いた多角的な不正アクセス解析と、機械学習による高精度な検知能力です。金融機関を中心に50社以上の導入実績があり、業界を跨いだ不正アクセスの捕捉に成果を上げています。
近年、証券口座の乗っ取り被害が社会問題化する中で、カウリスの不正アクセス検知技術が注目されています。「Fraud Alert」は、ログイン時やログイン後の不審な挙動をリアルタイムに検知し、被害を未然に防ぐことが期待されています。日本証券業協会が策定した「インターネット取引における不正アクセス等防止に向けたガイドライン」にも対応しており、金融機関におけるセキュリティ強化に貢献しています。
また、カウリスは電力会社との協業も推進しており、金融機関の顧客情報と電力会社の契約データを照合することで、不正な口座開設や継続的な顧客管理の効率化に貢献しています。また、顧客間で不正利用者の情報を共有するデータベース構築にも取り組むなど、業界全体でのセキュリティレベル向上を目指しています。2024年3月には東京証券取引所グロース市場に上場し、更なる事業拡大と社会貢献が期待されています。
カウリス(153A)の注目ポイント
カウリスに注目すべき理由のひとつとして、同社が提供している不正アクセス検知サービス「Fraud Alert」がログイン時やログイン後の不審な挙動をモニタリングして検知して被害を未然に防ぐことに特化している点となります。同サービスは金融庁の定めるガイドラインに対応しており、今後の同サービスへの需要拡大が大きく見込まれることが予想されます。株式市場において証券口座乗っ取り被害が大きな関心を集めるなか、その対策関連銘柄の本命株として意識されていると言えるでしょう。
2024年12月期は売上高・経常利益ともに過去最高を更新するなど業績成長を遂げています。2025年12月期業績見通しにおいて売上高は前期比11.8%増と増収を見込んでいますが、売上高の伸び以上にコスト増加が見込まれ経常利益は35.1%減益を見込んでいます。証券口座乗っ取り被害対策として同社サービスへの需要増加があれば、減益予想から一転増益となる可能性もあります。
カウリス(153A)の株価は今後どうなる?

東証グロース|PER45.6倍|PBR5.58倍|利回り-%|時価総額73.4億円
カウリス(153A)は、証券口座乗っ取り被害対策のサイバーセキュリティ関連の本命株として株価変貌の可能性のある銘柄です。
同社は2024年3月28日に東証グロース市場へ新規上場、初値2,875円を記録。その後4月8日に年初来高値3,930円をマークした後は下値を切り下げる展開となり、2025年4月7日には上場来安値688円を付けています。しかし、証券口座不正アクセス対策におけるサイバーセキュリティ関連銘柄の本命株として物色され、5月2日時点で1,149円まで急反発しています。
初値から60%超下落した水準からの転換であり、底打ち初動を捉えた資金流入が顕著だと言えます。今後は戻り売り圧力を徐々に吸収しながら、上昇トレンドへの転換が視野に入ってきていると予想されます。スイングトレードによる値幅取りを狙う投資妙味が高い一角として注目できるでしょう。
短期的な調整があったとしても中長期的な投資価値は高いと判断しています。ポートフォリオへの組み入れを強くおすすめしたいイチオシ銘柄です。相場の流れを見極めながら、ぜひ検討してみてください。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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