
こんにちは、億トレサラリーマンです。
東京株式市場では、調整局面にあった半導体セクターが再び注目を集めつつあります。AIバブル崩壊説や中国企業の台頭による過剰な悲観論はやや行き過ぎだったとの見方が強まり、米企業の堅調な決算や投資意欲の継続、対中規制の緩和期待などが安心材料となっている状況と捉えるべきでしょう。
特に5月28日のエヌビディア決算が注目されるところですが、仮に短期的に株価が変動しても中長期的な成長トレンドには影響しないという見方ができるでしょう。また、サウジアラビアやUAEなどのオイルマネーがAIインフラ投資に積極的であることも追い風となっており、こうした流れの中で、空売りによって過剰に売られた中小型の半導体関連株は見直し買いの対象となっており、全体相場と一線を画す投資先として注目されています。今は復活局面の入り口として強気な投資姿勢が有効なタイミングだと思います。
そんななか、中小型の半導体関連銘柄のなかで注目しておきたいオキサイド(6521)が5月26日の株式市場で異彩を放つ急騰をみせ、年初来高値を更新しています。
今回の記事では、【厳選テーマ株】年初来高値更新で大相場の序章か?テーマ性潤沢の大注目半導体関連銘柄として銘柄をご紹介し、魅力や今後の展望をお話ししていこうと思います。中長期的な成長トレンドの形成が予想されるテーマなだけに、投資先として優先的な目線で一考してみることをおすすめいたします。
※2025年5月26日のデータを参照しています
【厳選テーマ株】年初来高値更新で大相場の序章か?テーマ性潤沢の大注目半導体関連銘柄
オキサイド(6521)ってどんな企業?
オキサイドは、光機能材料の開発・製造・販売を主力事業とする企業です。山梨県北杜市に本社を構え、独自の結晶成長技術と精密加工技術を強みとして、レーザー用結晶、光通信用結晶、紫外線検出器、シンチレータ結晶など、多岐にわたる製品を提供しています。これらの製品は、半導体製造装置、医療機器、通信機器、宇宙・防衛、分析装置など、様々な最先端分野で利用されています。
オキサイドは、量子コンピューターの実現に不可欠な要素である、光量子技術に用いられる光機能材料の開発・供給に取り組んでいます。具体的には、量子ビットの生成や制御、量子情報の伝送などに使用される特殊な結晶材料を製造しています。量子コンピューターは、その原理上、非常に微細な光の制御や、光と物質の相互作用を精密に操作する必要があります。オキサイドが持つ高品質な結晶成長技術や、極限環境下での性能を保証する加工技術は、これらの要求を満たす上で極めて重要です。同社の結晶材料は、量子コンピューターの研究開発を加速させる基盤技術として期待されており、国内外の研究機関や企業との連携を通じて、この分野の発展に貢献しています。長年にわたり培ってきた光材料技術が、次世代の計算技術である量子コンピューターの実現に不可欠な役割を担っている点が、同社の量子コンピューター関連事業の大きな強みとなります。
オキサイド(6521)の注目ポイント
▼半導体関連・量子コンピューター関連・宇宙関連・防衛関連とテーマ性が潤沢
同社は半導体検査装置向け紫外レーザー分野において豊富な受注実績を有しており、安定的な収益基盤を構築しています。特に注目すべきは、次世代半導体材料として市場の期待が高まっているβ型酸化ガリウム(Ga₂O₃)分野での先行優位性です。この領域における技術的アドバンテージは、今後の成長ドライバーとして大きなポテンシャルを秘めていると考えられます。
さらに、量子コンピューター関連分野では中継器向け光関連デバイスにおいて確固たる実績を積み重ねており、量子通信や量子センサー分野での技術革新に向けた研究開発を積極的に推進している点も投資魅力の一つです。これらの先端技術領域への早期参入は、将来的な市場拡大局面における競争優位性の確保に繋がるものと期待されます。
加えて、同社は戦略的なM&A展開により事業ポートフォリオの多角化を図っており、宇宙・防衛関連分野への進出も果たしています。このような幅広い事業領域への展開により、多様な成長テーマを内包した企業として、投資家の関心を集める要因となっています。同社は半導体、量子技術、宇宙・防衛という複数の成長分野において事業を展開し、テーマ性に富んだ投資対象として注目に値する銘柄と評価できるでしょう。
▼売上高8期連続で過去最高更新見込み
2026年2月期の業績予想では、売上高が87億1,300万円と8期連続での過去最高売上更新を見込んでおり、持続的な成長軌道を描いています。特に注目すべきは利益面での回復基調であり、営業利益は前期比3.2倍となる4億900万円を予想しています。この大幅な増益予想は、同社の収益構造改善が着実に進展していることを示しており、投資家にとって極めて好材料と評価されるでしょう。
オキサイド(6521)の株価動向

東証グロース|PER257倍|PBR3.52倍|利回り-%|時価総額191億円
2023年2月に記録した高値5,000円を天井として、その後長期にわたる調整局面に入っておりました。この調整過程において、2025年4月には大底圏となる820円まで下落し、需給バランスの転換点を迎えることとなりました。
4月の大底形成以降、同銘柄には明確なトレンド反転の兆候が現れており、底値圏からの脱却が鮮明に確認できます。特に5月26日の取引では投資家の旺盛な買い意欲を背景に一時ストップ高となる場面も見られ、日中高値では1,735円まで上昇いたしました。最終的には1,699円で取引を終了し、年初来高値を更新する力強い展開となっております。
重要な節目として市場関係者が注視する200日移動平均線を終値ベースで明確に上抜けており、これは中長期的なトレンド転換を示唆する極めて重要なシグナルと位置づけられます。このテクニカル的な好転を受けて、今後の株価動向に対する市場の期待感は一段と高まっており、相場の変貌への注目度が増している状況です。
短期的な調整があったとしても中長期的な投資価値は高いと判断しています。ポートフォリオへの組み入れを強くおすすめしたいイチオシ銘柄です。相場の流れを見極めながら、ぜひ検討してみてください。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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