
こんにちは、億トレサラリーマンです。
〈10万円以下〉高成長率&増益のおすすめ低位株シリーズの反響が大きかったため、今回も厳選を重ねておすすめの銘柄をピックアップしました!
今まで株式投資に関心のなかった人も新NISAのスタートや使いやすい証券サービスの拡充から株式投資を始めた方がすごく増えましたよね。SBI証券・楽天証券といった大手ネット証券が現物株の売買手数料ゼロを打ち出したことも相まって、株式投資をやってみようというマインドになりやすい環境になっています。ここ数年で証券口座の新規開設数が右肩上がりに伸びています。
株式投資を始めたての方や手持ち資金があまり多くない方にとっては、1株5000円する最低投資金額が50万円を超えるような銘柄には投資しにくいという心理が働きます。そして、先行き不透明な相場環境においてはなおさら1銘柄だけに資金を投じるのは「こわい」という気持ちにもなるでしょう。1株1000円以下の低位株であれば、複数の銘柄に投資ができるため、リスクをできるだけ分散したいという投資家からの関心は高くなりますよね。もちろん、低位株だからといって安全ということにはなりませんが、資金管理の観点からも、複数銘柄・複数セクターでポートフォリオを組んだ方が安心感はあるでしょう。
東証に上場している企業のなかで最低投資金額10万円以下で購入できる銘柄はたくさんありますが、「最低投資金額が10万円以下」「直近決算ベースで売上成長率・経常増益率ともに20%以上」という二つ条件から業績面と需給面のバランスの良さと、それに加えTOB期待のできるお宝銘柄を厳選してリストアップしました。いわゆる低位株のなかには、業績低迷が続いている企業も含まれていることが多いため、投資先選定の際には注意が必要です。
今回の記事では、〈10万円以下〉高成長&二桁増益&TOB期待の億トレ厳選低位株をご紹介したいと思います。初心者の方はもちろん、すでに投資を実践されている方にとってもポートフォリオ見直しのヒントになれば幸いです。それでは早速、注目の高成長&増益銘柄たちを見ていきましょう!
※2025年5月20日のデータを参照しています
〈10万円以下〉高成長&二桁増益&TOB期待の億トレ厳選低位株
ファイズホールディングス(9325)

東証スタンダード|PER9.8倍|PBR2.80倍|利回り2.93%|時価総額111億円
ファイズホールディングス(9325)はどんな企業?
ファイズホールディングスは、EC(電子商取引)市場の成長を背景に、ECプラットフォームを利用する事業者向けに総合的な物流アウトソーシングサービスを提供している企業グループの持株会社です。大阪府茨木市に本社を構え、商品の保管・管理、ピッキング・梱包、配送手配、返品対応といったEC物流に関わる一連の業務を代行しています。主要顧客はAmazonとなります。
同社の主力事業は、ECフルフィルメントサービスです。これは、EC事業者がコア業務に集中できるよう、煩雑な物流業務を一括して受託するもので、顧客の規模や取扱商品に合わせて柔軟なサービスを提供できる点が強みです。具体的には、複数の倉庫拠点を活用した最適な配送ルートの構築や、最新の倉庫管理システム(WMS)による効率的な在庫管理、多様な配送業者との連携によるコスト削減などが挙げられます。
ファイズホールディングスの強みは、EC物流に特化した専門性と、長年の実績によって培われたノウハウです。EC事業者の多様なニーズに対応するための柔軟なカスタマイズ力や、迅速かつ正確なオペレーション体制が評価されています。また、ITシステムを積極的に活用し、物流の可視化や効率化を推進することで、顧客のサプライチェーン最適化に貢献しています。近年、EC市場の拡大に伴い、物流アウトソーシングの需要は増加しており、同社は、その成長を取り込む形で事業を拡大しています。中小規模のEC事業者から大規模なECプラットフォームまで、幅広い顧客層を抱えている点も強みと言えるでしょう。
ファイズホールディングス(9325)の注目ポイント
小売・物流業務一括受託大手のAZ-COM丸和ホールディングス(9090)と親子関係にある同社は、時価総額が小規模であることから、完全子会社化を目指したTOB(株式公開買付け)のターゲットとなる可能性が高いと見られます。親子上場解消の流れが加速する中、市場からの評価も高まっています。
業績面では25年3月期に売上高・経常利益ともに過去最高を達成し、26年3月期についても2桁増収増益と力強い成長が見込まれる好業績銘柄です。EC市場の急拡大を追い風に、同社サービスへの需要は今後も堅調な伸びが予想されます。
親会社との事業シナジーも明確であり、完全子会社化による経営効率向上のメリットが大きいことから、TOB実施の蓋然性は相対的に高いと判断できます。過去のTOB事例を参考にすると、実施時には30〜40%程度のプレミアムが付く可能性も期待できるでしょう。
安定した業績基盤と成長性を背景に機関投資家からの資金流入も見込まれ、株価のボラティリティは比較的抑えられています。TOB期待銘柄としての投資妙味と、業績成長銘柄としての投資妙味を併せ持つ魅力的な投資対象といえるでしょう。
ファイズホールディングス(9325)の株価動向と予想
2023年5月に付けた高値1,582円から下値を切り下げる調整相場を形成しました。その後、心理的節目となる800円ラインで強固な下値サポートを確認し、反発の動きを見せています。
足元では1,000円近辺での需給バランスを探る展開が続いていますが、出来高の増加を伴った買い圧力の高まりが確認できます。短期的には売り圧力をこなしながら徐々に上値を試す展開が予想され、まずは1,500円水準を目指す動きとなるでしょう。当面は1,000〜1,500円のレンジ内での値幅取引が有効な投資戦略と考えられます。業績面では堅調な成長が続いており、バリュエーション面での割安感も残存していることから、買い優勢の展開が予想されます。
また、親子上場解消の流れを受けたTOB(株式公開買付け)期待も根強く、中長期的な投資妙味は十分にあると判断できます。短期的な値動きに一喜一憂することなく、段階的な買い増しを行いながら中長期でのポジション構築を進めることが理想的なアプローチといえるでしょう。
以上が、〈10万円以下〉高成長&二桁増益&TOB期待の億トレ厳選低位株でした!
少額から買える優良銘柄・高成長銘柄をお探しの方は是非参考にしてみてください。
※あくまでもこの記事は億トレの個人的な予想と見解で記述してあります。投資の際にはご自身の判断で余裕資金内で行ってください。
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